「対人コミュニケーションの
トラウマが付きまとってます」
実家のある和光から遠くない高島平で育った、
元バイト仲間の千葉。
俺が移住したこのフィリピンに住みたいと話しているが・・・
まず彼の課題は、対人コミュニケーションだった。
対人コミュニケーションがうまくいく方法
まず話を聞くスタンスとして、腕や足を組まないこと。
椅子に浅く座り、少し前かがみになって話を聞くと
相手に関心を持っているのを示すことができる。
次に、まず相手の話を肯定し、
いきなり否定から入らないこと。
いわゆるイエスバット法は昔から言い古されているが、
ただ知っているのとできているのでは大違い。
これの大切さは、26で始めたダイレクトマーケティングでの
数え切れないほどのプレゼンを通じて身に刻みこんだ。
いきなり相手を否定すると、そこで相手の心が
シャットダウンしてしまい、こちらがいくらその後
魅力的なことを言っても相手の芯に届かなくなる。
そして最も大事なのが、
うなずきの早さと分かりやすさ。
この合いの手が遅いと相手に少しずつイライラを募らせ、
相手は「ちゃんと話を聞いているのか」とあなたのことを
疑い始める(笑)。
気持ちの良いうなずき、合いの手は
対人コミュニケーションに不可欠の要素。
対人関係を台無しに。会話におけるコミュニケーションのダメな例
対人コミュニケーションが苦手な人の特徴は、
目の前の相手や周りに気配りができていないこと。
自分以外に意識を向ける余裕がないため、
行動がどうしても自己中心的になる。
相手が話しているのに手元のスマホを触っていたり、
あいずちがいい加減で返答も適当だったり。そして
いざ口を開くと自分の話ばかり(笑)。
貧乏ゆすりも、相手に気配りができないことで
いつまでも治せない癖として残る。
相手が楽しそうに話をしていても、話を中断してしまったり
自分の話題にすり替えるのも得意だったり。
人の話を最後までしっかり聞かない人は、
どうしても嫌われてしまう。
ちなみに、テーマとして感情が乗らない
時事的な話題ばかりを選んでしまうのもやりがちなこと。
相手の話をいちいち否定したり、ネガティブに返すのも
やはり相手に「また会いたい」と思わせないもったいない
行動となる。
霞ヶ関時代の後輩・綾がまさにそうで、かつては
とにかく対人コミュニケーションが苦手な人だった。
卒業したジャピーノのタケシは、いよいよフィリピン
俺と同じくフカフカの猫に目がない彼だが、
これからどうやって事業を展開していくのか楽しみだ。
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