脱サラしたい・・・
そう本気で願ったことはあるだろうか?
俺の場合は、
霞ヶ関の監査法人に26歳で入所。
その半年後すでに・・・「脱サラしたい」という言葉しか
満員の有楽町線の中で浮かんでこなかった(笑)。
脱サラしたいとしても、絶対に避ける!危険な「あの業界」とは
脱サラで避けたいのはズバリ「飲食業」。自分のお店を出したい
という人は俺の周りにも少なくないが・・・
今の日本で外食産業に参入することは、
まさに地獄に一歩足を踏み出すことに他ならない。
というのも、ただでさえ企業の寿命が年々短くなる中で
飲食業はまさにカオスの状態。
何しろ基本的に受身であり、お客さんが来るのを待つことしかできず
また何か問題が起きても営業場所をすぐに移せない。
かつ競合である大手のチェーン店は様々な数字を詳細に分析し、
少しでも無駄を省き売上を増やす努力をしている。
ただでさえ後発のあなたが脱サラして参入し、
こうしたライバルに勝てる保証はなく、見込みも少ない。
収入を増やしたいから会社を辞めたのに。
ひとたびトラブルが起これば、たちまち経営がストップする
可能性が常にある。そもそも売上げが景気に左右されやすい。
知り合いや友達が来てくれると期待しても
多くの場合は最初の数回だけで、自然と足は遠のく。
マンダウエのアナのバーに最近行かなくなった俺のように(笑)。
もしあなたがどうしても飲食業で勝負したいなら
家族の協力を得て手伝ってもらい、人件費をかけない努力をする。
また自宅の一角にお店を構えるなど、
場所代をかけない工夫も必須。
原材料費と人件費が売上げの60パーセントを超えると
たちまち経営は悪化し、真っ逆さまに転がり落ちていくからだ。
一方で、万が一脱サラがうまくいって飲食で成功したとしても
今度は時間貧乏に陥る。家族と旅行したいといっても、
そうそうお店を空けるのは難しくなる。
脱サラしたいなら知っておきたい条件
オヤジの場合も、
やはり飲食業を70近くなって始めたが・・・
家賃負担が大きいにも関わらず
何とか持っているのは
強力なスポンサーがいること、
またそのスポンサーとオヤジが自らお店に立って接客し
人件費をかけていないこと、
食事を出さないこと・・・
こうした背景と工夫があるから。
さもなければ、半年以内に8割以上が潰れる
ほとんどの日本の飲食店のようになっていただろう。
スポンサーもおらず恵まれた環境が特にない
かつての俺と同じあなたには、
最初にお金をかけないこと
在庫を持たないこと
家賃や人件費といった固定費をかけないこと
毎月の安定収入が見込めること
利益率が高いこと
これらの条件を忘れないようにしてほしい。
そして、脱サラしたいなら
リアルビジネスではなくオンラインビジネスを。
その中でも、安定的に収入を生んでくれる
ウェブ上の資産のつくり方については
ニュースレターの中で伝えていく。
貢献したいと言い始めたチョロ。
俺と同じソフトクリーム好きの彼は今
ラグナ(フィリピン)にロングステイしている。
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