Web業界の不都合な真実・・・


 

本日は「Web業界の真実」ということでWeb世界の変遷や現在の

状況、そしてこれからについて語っていきます。

 

本当はフィリピーナとの恋愛話の方が得意ですが(笑)。

 

 

Project of Lifeに参加して頂いたあなたはこれからWeb世界で活躍

するわけですが、まずは業界を知っておくことが重要です。きっと

ボスよりもリーダーになりたいあなたです。

 

自分の属する業界を知らずに結果を出すのは難しいので、まずは

基本的なことから理解しておいてもらえればと思います。既成概念・

固定観念を外して読んでください。

 

 

 

■これまでの変遷

 

 

ダイヤルアップやISDN回線に始まり、日本でADSLが普及し始めた

2000年頃というのは、Web世界というのは日が浅く、全く整って

いない業界でした。

 

通信も三大キャリア(当時の会社の統合含む)ありましたが、

その中の一つのキャリアがダイヤルQ2と手を組み、怪しいサイトに

行くとダイヤルQ2から請求がくる、ということをしていた時代が

ありました。

 

Web業界大手の会社であっても当時は法整備が進んでいないことも

あり、(今となってはアウトなことも)グレーな事を行っていたり

しました。

 

どのような事かと言いますと、当時はまだホームページやスパム

メールというのも数が少なく、自分のメールアドレスを直接記載

している個人ホームページが多くありました。

 

そのメールアドレスを勝手に拾い、メールを送るということは大手

でも行っていましたが、時間を重ねるごとに法整備も進んできました。

 

 

 

@2005年頃

 

自力でノウハウを編み出してきた人だけに大きな先行者利益が

ありましたが、この頃より市場規模の拡大により詐欺教材も増加

しました。

 

この時には「メールアドレスを大量に購入し、コピペ文章を

一斉配信する」やり方で、割と簡単に稼ぐことができたようです。

 

当時は連絡先(誰かが使用しているメールアドレス)を1件あたり

20~30円出せば買うことができました。

 

どこで買う事ができるのかというと、懸賞サイトが良い例であります。

「メールアドレス登録で無料で懸賞のチャンス!」のような文言が

あり、その下などに小さく細かい字で「登録されたメールアドレス

宛にメールを配信します」ということが書いてあります。

 

(意識せずとも)配信することに同意をしてしまい、それでメール

アドレスを集め、そのメールアドレスを全て集めた上で業者は

リスト化し、メールアドレスを販売していたのです。

 

インフォトップ等で、広告文の文面(販売者からもらう)をコピペし、

あとは大量に集めたメールアドレスに斉配信するだけの簡単な作業だけ

で利益が出ていた時もあったようです。

 

しかし、こういった簡単な仕組みというのは、大勢に広まることで

一気に破綻していくことになります。

 

需要が増える分メールアドレスの単価は高騰していき、(コピペで

メールを送っているので)同じ文面が届くようになります。そうすると

お客さんにも響かなくなり、購入しなくなりました。

 

 

 

@2005~2007年頃

 

スパムサイト(※)を作成してSEO対策をするだけで、検索結果の

上位表示を狙えた時期でもありました。

 

※スパムサイト:他サイトと全く同じサイト(ただしURLが微妙に

違うもの)や、自動文章生成ツールを使用して作られたサイト

 

しかし、Googleなどの検索エンジンが賢くなったこともあり、

スパムサイトが検索結果の上位に表示されなくなると、一気に真っ当な

サイトが増えてきました。

 

 

 

@2010年頃

 

 

2010年には、googleやyahoo以外にも検索エンジンは存在しますが、

圧倒的なシェアを両社が握っていました。そして、Google検索が

非常に優秀ということでYahoo!検索がGoogleの検索エンジン

プログラムを使うようになり、検索結果に対してはほぼ同じ内容が

表示されるようになりました。

 

部分的には独自システムを入れていたり、自分の検索履歴などに

よる広告配信のアルゴリズムも加味されますので、完全に一致は

しませんが。(yahoo!の方が広告が多かったりします。)

 

googleに関して言えば、アルゴリズム(検索結果の順位を決める

仕組み)を定期的に更新することによって、検索結果の精度を

上げています。

 

そのお陰もあり、この頃にはもうコピペサイトやそれに近い

サイトは上位に表示されることがかなり難しくなりました。

 

この頃よりSNS(Twitter、Facebookなど)が台頭してきたことも

あり情報の拡散のスピードも上がり、良い事はもちろん、ネガティブ

なこともどんどん拡散されてしまうようになりました。

 

メールやサイト、SNSを使うにしても基本的には本物が有利

となります。

 

コピペでできるような手法は難しくなっていて、本当に価値のある

情報を発信しなければ稼げない時代です。

 

外注でライターを雇い記事を量産したとしても検索結果の上位を

狙うのは難しく、その分野に興味があり熱意をもって作られている

サイトが上位表示するようになってきています。

 

メルマガも乱立していて、しっかりと人をひきつけなければ稼げる

稼げない以前に、そもそも読んでもらえないという状況になります。

 

自分の作っているメルマガは「本物」なのか?ということが問われて

いる時代だ、ということを理解しておいてください。

 

 

 

■Web世界の現在

 

 

広告単価もメールアドレス一件あたり20~30円の時代と比べると、

高騰していて、現在では、800円~1,200円がくらいが相場となって

います。なので、少なくとも1アドレスあたり800円以上稼げないと

赤字になってしまいます。

 

現在ではメールアドレスを購入しなくても、ブログ等を作成して、

メルマガ登録フォームを作成すれば無料で集客できますし、

Project of Lifeではそういった手法を使っています。

 

100人にメルマガを出すのに、8万円~12万円かかります。

その費用を回収しようとすると手段として考えられるのが徹底的に

強引な手段を用いた高額商品の販売です。

 

2012~2013年ごろに行われていた、プロダクトローンチ(10通

ほどのメールを送る間に徹底的に商品を売りつける手法)と、

継続購入型(メルマガを読み続けてもらうために魅力ある商品を

紹介してファンを固定化させ、アフィリエイトで稼ぐ成果報酬型の

手法)がありますが、Project of Lifeでは後者を作っていきます。

 

SNSが広まる中で、自然な関係が求められています。

 

以前は「Web世界で稼ぐ方法」と言ったギラギラしたものがWebの

世界で中心でしたが、その世界で怪しいことをしている人があまり

にも多かったために、イメージが悪く一般の人からは遠ざけられて

いました。

 

例えばFacebookに「稼げますよ」といった投稿をしたとしても

コメントが荒れることもあります。

 

SNSはブログなどとは違い、温度感を変えて使っていく必要が

あります。詳しくは講座の中で説明しますが、簡単にいうと、

友達にも伝えられることを発信していく、というのが理想であり、

そういう投稿があると「いいね!」やシェアが増えたりして情報が

広がるようになっていきます。

 

Web業界の市場規模についてなのですが、
矢野経済研究所が発表したアフィリエイト市場のレポートというのが

あるのですが、2012年度は1,276億9000万円(前年比:112.6%)

に成長していて、それ以降も年平均10%で成長していき、2015年度

には1,659億円に拡大するといわれています。

 

Web世界で活動していて感じることですが、新規の参入者が増え、

ジャンルも多様化しています。自分の趣味に特化する人もいれば

激選区で戦っている人もいます。

 

既存の大物と競合しなくてももっとニッチな分野で活動する

こともできます。

 

市場規模が小さければ稼げる分野に特化しないと大きな金額を

稼ぎ出すというのは難しいですが、現在は市場規模が広がって

いくので、ニッチな分野に特化しても大きな金額を稼ぎ出すことが

できるので、その点はご安心ください。

 

成長していく市場に乗っていく場合、できるだけ早く始めると

いうのも大事で、積み重なっていくということも大事です。

 

言い換えれば、積み重なっていかないビジネス(せどりや転売

ビジネス)は仕組みとして進化が望めないです。

 

ブログのように稼ぐ仕組みを持っていれば、集客も有利になって

いきますし、市場が拡大するに比例してメルマガ読者もどんどん

増えていきます。

 

市場が大きくなることで、異業種に進出する人もいます。分かりやすい

ところでいうと、書籍の出版です。一部の人は電車広告などを使い

派手なプロモーション活動をしながら販売しています。

 

そういう人がどうしても目立ってしまうので、Web世界はギラギラ

したイメージというのがあるのかもしれません。

 

Webの世界であまり有名ではない人も、地道に本を出している

ケースも増えています。

 

しかし、ギラギラした世界にいる人が大きなパイを奪うことも

できるという事実もあります。

 

高級車を乗り回す、豪邸に住む、などのライフスタイルを見せて

集客するという方法によってWeb業界のイメージが悪くなっている

のですが、無理にそこに付き合う必要はないと考えています。

イメージをうまくコントロールするという事が必要です。

 

例えば、アフィリエイターのごく一部の人たちには評判が悪い

イメージがついています。感情を交えずに冷静に考えると、他人の

商品を紹介して稼ぐというのは昔からあった手法で、それはWeb

業界に限ったことではなく、様々の業界で行われていました。

 

このビジネスモデル自体がダークなものではありません。ごく一部の

アフィリエイターが法律スレスレのことをしていることで誤解を

受けているというだけですね。

 

その場合、アフィリエイターという肩書きにアイデンティティを

求めないスタイルを持つことも一つの方法です。

 

Web世界は社会的な方向に向かっている部分があります。公的な

活動や教育的な活動をすることで、アングラから抜け出し、表の

世界で堂々とやっていけるようなビジネスモデルを作っている人も

増えてきています。

 

教育機関というと、スクールなどが思い浮かぶと思いますが、十分に

対応ができない時があります。人の価値観も多様化を見せているので、

テレビの視聴率の低下やWeb利用時間の増加などを見ていけば

わかります。

 

そうなっていくと、旧体制の学校や教育機関というのは十分な情報

提供を行えないことも多くなってきます。そうすると、それぞれの

知識を持った個人というのが、教育機関としての役割を担った方が

いいのでは、ということもあります。

 

多様性も生まれますし、選択肢が増えていくわけです。なので、

ある人はビジネスモデルについて教える、またある人は恋愛について

教えるというように細分化がされています。

 

この社会的な方向に向かっていく、というのは、長い目で見たときに

結局は利益が大きくなります。

 

派手なプロモーションをしたことによって集まってくる人というのは

興味本位な人が大多数なので、その人たちに向けた長期的なビジネスと

いうのは難しい傾向にあります。

 

すぐに結果を求めているので、出ないとすぐに離れていってしまう

からです。

 

その一方で想いや理念に共感して集まった人たちというのはファン化

してくれる可能性が高く、クリーンな活動をしていれば信頼度という

のも自然と上がっていきます。

 

情報によって相手の成長を促すことで感謝されることにもつながり

ますし、より一層の信頼度を得ることにもつながっていきます。

 

 

 

■今後のWeb世界

 

深い関係を結べるか、というのが非常に重要になってきます。

 

メルマガに登録してもらうのは必須ですし、確実にメッセージを

届けることができる環境を整えるということは絶対に必要です。

 

その環境ができてくると、アフィリエイトも一つの手段になって

いきます。他に自分でセミナーをやってみたり電子書籍を作ってみる

など、色々なキャッシュポイントを作るのも良いでしょう。

 

俺自身も例えばインフォトップからのアフィリエイト報酬というのは

収入の中のごく一部です。他の人を見ても、そういった傾向が強く

なっていて成功者というのも目立たなくなってきています。

 

インフォトップ等であればランキングを見ることである程度実績が

わかるのですが、独自商品を取り扱っているとなると、誰がどのくらい

稼いでいるのか全然わからなくなります。

 

いま現在であればいくら稼いでいるとかを打ち出すということ自体が

マイナスイメージとなるので、公表しない人も増えています。

 

あとは、法人のコンサルなど守秘義務が絡むような活動をしていたり

するとそもそもその情報を出すことも難しくなります。

 

従来コンサルというのは大手企業だけでしたが、彼らは10年ほど

前であれば騙しの手口も効果がありました。例えば、とある商品に

対してテレビ広告を打ったことによりどのくらい売り上げが伸びたか、

という広告の成果は正確に測れませんでした。

 

これに対しWeb広告というのは広告に対していくら回収できたのか

というのははっきりと数字で出てしまうので、旧来型のコンサル

ノウハウしか持ち合わせていないコンサル企業というのはお手上げ

状態になってしまいます。

 

そうすると、大手のコンサル企業が下請けのような形で個人の

コンサルに話を投げてきたりもするわけです。

 

こういったこともあるので、どんどん従来型の大きな会社から

個人へとビジネスの権限が移譲される事態となっています。

 

もちろんネームバリューは今でも価値がありますので、個人が大手

法人のすべてを奪うことは難しいですが、個人が活動できる領域と

いうのは増えています。

 

Web世界の中でも一部の分野では競争過多になっています。

その分野というのが「稼ぐ系」で、いわゆる業界の大物と

呼ばれている人も大勢いて、彼らはすでに知名度や人脈があり、

それらをフル活用して活動をしています。

 

そこに新規の参入者が何も武器がない状態で正面から勝負を挑むと

いうのは無謀な戦いになります。

 

なので、そういう激戦区に入るよりは自分の戦いやすい分野でうまく

立ち回っていく方がはるかに効率的なやり方になりますし、

コミュニティを作ることにもつながっていきます。

 

一人のお客さんからしっかりと利益を取れるようなビジネスモデルを

作っていく必要があります。

 

逆にいうと大量に人を集めて誰かが購入してくれるのを祈る、という

ようなビジネスモデルではなく、購入率を上げていく、ということが

重要になってきます。

 

そうすると一回しか接触できないことよりも何回も繰り返し接触

できることが大事になります。

これが広い意味でのコミュニティですね。

 

例えばメルマガに登録してもらうとかFacebookのグループに入って

もらうようなことが必要です。

 

これは、自分でメルマガなどを運営していく場合だけでなく、

Webショップなどでも顧客にリピートしてもらえるか、ということは

ビジネスの生命線となります。

 

通販業界に詳しい人であれば、一番コストがかかるのは新規顧客を

集める、ということであるのはご存知のはずです。

いかにリピート率をあげるか、というのが重要になってきます。

 

こういう経験は個人がブログやメルマガを運営する際にも重要となり

長期的に関係をつづけられるような本物のコミュニティというのを

作っていかないといけないわけです。

 

現在であれば、だいたい生活に必要なものというのは満たされて

いますよね。その上でいかに精神的な満足を得るかが重要なわけです。

 

こうなってくるとみんなが同じ方向に向くことは難しく、コミュニティ

もどんどん細分化されていきます。

 

昔(昭和)の時代であればマスメディアが力を持っていましたが、

これは細分化が進んでいなかったからこその状況です。

 

今の時代のように好みが細分化されてしまうと、大手の企業が一人勝ち

というのは難しいわけです。

 

大手というのは決裁権から考えてみても、非常に複雑なのでニッチな

分野には手を出しにくい状況にあります。

 

ニッチな業界というのは、個人や中小企業が参入していくのに

うってつけの環境とも言えます。

 

当然市場規模も小さいので、莫大な利益というのは難しいですが

個人が月に数十万から数百万の利益をあげることは十分に可能です。

 

ニッチな市場というのは現代において多くあり、自分でビジネスを

やっていくことが最善の手である理由となるわけです。

 

ちゃんとしたコミュニティを運営していくためには、小手先では

できません。これからはブログなどのメディアを使い理念のある商品を

扱う人が活躍できる時代になってきていますし、テクニックを活用

すれば簡単に売り上げを伸ばすことができるわけです。

 

逆に小手先のテクニックだけを持っている人というのは、今後は

厳しいわけですね。

 

例えば新しいソーシャルメディアがでてくると、必ずと言って

いいほど専門家のような人たちが出てくるのですが、なかなか

うまくはいかないわけです。

 

一時的に華々しくデビューしたとしても、何年後かには忘れ去られて

しまっていたり。重要な軸が抜けているわけです。

 

さらにいうと、様々な手法がWeb世界では開発されていますので、

個々のノウハウを一つずつ使うのではなく、横断的に利用していって、

仕組みとして組み立てていくことが非常に重要になっています。

 

今回Project of Lifeで作っていただく仕組みというのも、SEO対策を

行った上で集客も行いますし、SNSや他サイトからの流入といった

こともやっていくつもりです。

 

様々な仕組みを体系化することによって効率的な仕組みが

完成するわけです。

 

ただし、軸がなければ見掛け倒し(利益が上がらないなど)に

なってしまうわけです。

 

なので、これからの時代はテクニックと軸、両方が必要となります。

 

情報の価値というのは落ちていますので、こういうノウハウが

ありますよ、ということだけでなく、あなた自身に価値を蓄積していく

ことも必要です。

 

Webで検索して出るような情報であればどこから得ても対して

差はありません。

 

しかし、あなた自身に価値を感じてもらえるようになれば、

「あなたとつながっている」ということ自体が価値となります。

 

メルマガが送られてきて嬉しい、というようなことになれば、

ビジネスは長期的に続いて当たり前の世界になります。

 

そのためにはキャラクター設定をして、お客さんから魅力的に

映るようにしないといけませんし、自分のメルマガがどのような

世界観を持っているのか、というのを作っていく必要も出てきます。

 

もちろん、こういったことはProject of Lifeの講座の中でしっかりと

取り組んでもらいますので、今はぼやけたイメージでも問題

ありません。

 

重要なのはただ単純に情報を発信していればいい、ということでは

なく、キャラクターや世界観というのが大事です。

 

それを設定できない人というのは、これからのWeb世界で生き延びて

いくのは非常に困難になります。

 

Web世界は二極化が進んでいて、コンテンツの質や量も同様です。

 

一部の成功者はコンテンツの量を積み重ねることで文章に慣れて

いくので、質も自然と上がっていく一方、量も質もイマイチという

人も大勢います。そういう人は結果を出すこともできませんから、

消えていくわけです。

 

どちらの方に入るのかは考える必要があります。

 

その他にも本物とニセモノという二極化もあります。本物は相手を

成長させたり相手を楽しませたりして満足感を与えてくれるのですが、

相手をうまく騙すことで高額商品を売りつけ利益をむさぼっている

人もいます。

 

これを見分けるのは簡単な話で、どれだけリピーター(長期顧客)が

いるのかを見れば大体見当がつきます。

 

 

Project of Lifeでお伝えしていくのは本物になるための手法です。

 

お客さんに利益を与えながら継続できるビジネスモデルを考えて

いただければと思います。

 

今後のWeb世界にも対応したものになりますので、

安心してください。

 

具体的な作業については順次伝えていきます。

 

 

 

■情報弱者から脱するには?

 

情報弱者から抜け出すということをテーマにお話していきたいと

思います。

 

具体的には、

 

・情報弱者はどのような性質をもっているのか
・Web世界において情報弱者がどのような形で搾取をされているのか
・情報弱者から抜け出すためにはどのようなことが必要なのか
・情報弱者と接していくためにどういった選択肢があるか

 

について話していきます。

 

 

 

■情報弱者はどのような性質をもっているのか

 

 

ざっくり言うと特徴が4つあり、「情報量が少ないこと」「情報を

正しく理解・処理することが出来ないこと」「被害者意識が強いこと」

「依存心が強いこと」となります。

 

 

 

@情報量が少ないこととは?

 

 

持っている情報が少ないというのは最初は誰にでもあります。

それぞれの分野で情報世界がありますので、どの分野にも精通して

いる人はなかなかいません。

 

俺も今ではWeb世界のことをそれなりに知ってるわけですが、

始めた時というのは右も左もわからない状況でした。

 

“ブログをやれば稼げるらしい”という話は聞いたものの、そもそも

ブログが何なのかという事すら分からず、ブログサービスとして

どういった会社が提供しているかなども分からず、当時はそれこそ

情報弱者でした。

 

その後、Web世界で活動していくことによってこの分野の知識も

増えましたが、その一方で別の分野に行ったら全く話は違ってきます。

 

その業界の特殊な事情(談合によって工事を受注しているような業界)

など、業界のしきたりや力関係というのは全く未知の分野になり、

その業界においては俺は今でも情報弱者ということになります。

 

実際問題、一つでもビジネスで精通している分野があれば他の分野に

関しても、経験を応用することで“ある程度”理解することはできますが、

新しい世界に飛び込むにはその世界において情報弱者になるということ

を意識しておく必要があります。

 

例えば10年ほど前であれば、ホームページを作りませんか、という

ことで作成したものの効果が全くでないという事例が頻繁にありました。

 

専門外のこととなると相手の言うことを鵜呑みにしてしまい、

自分で調べないことでよく起きていたことです。

 

その後、ホームページを作っただけでは意味がない、ということが

認知され出すと、次に出てきたのがSEO対策ビジネスです。「SEOを

やればホームページへのアクセスを集められますよ」という文句なども

ありました。

 

ホームページを作りSEO対策を行った。その結果どうなったかというと、

見栄えが良いホームページができただけで、商品購入までの導線が

考えられていなかったりと、結局はお金を無駄にしただけで新たな

問題が浮かび上がってきました。

 

最近ではFacebookのコンサルティングなど、新しい技術やサービスに

便乗して実力はないけど稼ごう、とする人が次々と出てきていて、

残念ながらそれに引っかかってしまう事業主が多くいます。

 

なので、自分の専門外というのはあくまで“ある程度”くらいしか知識を

活用できない、という限界も理解しておいてもらえればと思います。

そして、そもそも情報を調べない、人から情報を与えてもらうことを

待っているという人も多いです。

 

今では検索エンジンを使えば色々な情報に自らアクセスできるのに、

何でも人に聞くという行動に出る人は非常に多くいます。

 

人に聞くということは、相手の時間を奪っているわけですが、

情報弱者の人にとっては世界が見えていないので、その行為自体に

罪悪感を感じないわけです。この“世界が見えていない”というのが

問題です。

 

だんだん相手にされなくなったり、自分で調べることができる人との

差がどんどんついてしまい、いつまで経っても情報弱者のまま、

ということになります。

 

 

 

@情報を正しく理解・処理することが出来ないこととは?

 

これは更に2つの原因に分かれます。

 

一つ目:感情的になったり、短絡的な結論を出しやすい
二つ目:全体の仕組みを把握したり理論化することが苦手

 

まず一つ目の、感情的になったり、短絡的な結論を出しやすいという

ことですが、新しい価値観に出会ったときにそれを即座に拒絶して

しまうようなタイプです。

 

例えば、マイホームを購入しようと住宅ローンを考えている人がいた人

に対して、「マイホーム購入は馬鹿だ」「合理性がない」といった話を

した時、聞く耳をもった上で情報を判断するのか、それとも余計な事を

言うな!と、すぐに情報を拒絶しようとするかです。

 

自分にとって耳が痛い情報が真実であるということは往々にしてあり、

そこで感情的になって全てを拒絶してしまう人は行動を改める機会と

いうのがどうしても失われますので、それだけチャンスを逃し

間違った決断・判断をしてしまうことになるわけです。

 

Web世界では、20万円ほどから入れる「塾」というものが

たくさんあります。

 

「○○塾」という名前で行われているわけですが、その名前を見て

なんとなく手とり足とり教えてくれるんじゃないかと期待して入った

ものの、実際にはDVDが何十枚もまとめて送られてくるだけで期待

はずれだった、ということがよくあります。

 

その塾が詐欺なのかというとそうではなく、ちゃんとその商品の説明

ページに“DVDをまとめて送りますよ”と書いてあるのですが、感情を

簡単に刺激されてしまうタイプの人は“塾”=手とり足とり、と勝手に

結論を出してしまうわけです。

 

また、他にもちょっとした言葉に騙されてしまいます。よく使われる

のが「片手間の~」とか「魔法の~」など。そういうキャッチコピーを

見るとつい欲しくなってしまうわけです。

 

よく考えれば魔法の手法なんてありえないのですが、感情が先行して

しまう人というのは思い込みも激しくなりますので、ちゃんと相手の

話を聞かずに早々に結論を出してしまうことも。だから“塾”という名称

や、メルマガの件名に騙されてしまいます。

 

特にFacebookなんかで投稿していると、いかに人がちゃんと本文を

読まずに適当にコメントをしているかということがよくわかります。

 

以前に見た例でいうと、
ある人が「老害は死ね」というタイトルで投稿をしていたんです。

 

その本文の内容というのは「老人は死ね」ということを言ってるわけで

はなくて、実は既得権益に群がってその業界であるとか、ビジネスの

成長を阻害する人はさっさと退場しろということを言っているだけで、

老人の話をしているわけでないとはっきりと書かれているのですが・・

 

そこには論旨を取り違えて「老人に対してなんていうことをいうんだ」

とか「お年寄りを大切にしろ」とか見当はずれな批判コメントが殺到

していました。

 

こういった人たちは残念ながら、情報弱者である可能性が

非常に高いです。

 

あるメッセージを受け取った瞬間にもう脳が沸騰してしまって感情で

しかモノを考えられなくなって次の行動に出てしまう、結局そういう

行動習慣が問題です。

 

感情ではなくてしっかりと理性で物事を判断するということが

情報弱者を脱する上で非常に重要です。また、経済的な損失を

避けるために、欲を刺激されたときに冷静さを失わないことも

非常に重要です。

 

二つ目の全体の仕組みを把握したり理論化することが苦手、ということ

について。全体像が見えていないと、相手の思惑に嵌り訳の分からない

商品に手を出してしまうことにつながります。

 

例えば、何かの情報商材を購入しようか悩んでいる人が検索エンジンで

検索したとします。ここまでは非常に良いんですが、情報商材の検索を

すると、不自然に作られたプラスのコメントばかりが並んでいる

のですが、そのまま購入してしまうことがあります。

 

逆に、あえてその商材の批判サイトを作り「この教材は詐欺教材

ですよ」と別の商品を勧めるというパターンというのもあります。

 

「この教材良いですよ、買ったら得しますよ」というよりも「この教材

こういう点がダメですよ、買わないほうがいいですよ」と言った方が

信頼度が上がるので、一旦信頼度をあげておくと、別の商品に誘導

しやすくなります。

 

これは情報商材に限らず、化粧品メーカーや不動産業界にも言えます。

不動産の場合、誰でも買うものではないですから最初からその地域で

不動産を買おうと思う人を集めるのが一番てっとり早いわけですね。

 

そして、そういった見込み客というのは自分が買おうと思っている

会社の評判というのを調べることもあるわけです。ということは、

そこでその会社を叩いておけば信頼度が移るわけです。

 

こういった仕組みを俯瞰して全体像を把握するということは

非常に重要です。

 

 

@被害者意識の強さ

 

 

これは言い換えれば、幸せや成功というのは他人が運んできてくれる

と思い込んでいる事です。例えば、無職=政府の責任、また、

稼げない=学んだノウハウが悪い、のように自分とは全然別のところ

に責任を転嫁してしまう傾向です。

 

情報弱者は全部他人のせいにしてしまい、進歩がありません。

 

「問題が起これば人のせいにすればいいや」という感情だけになるので、

怒るだけで終わってしまったり、何も学べずそこから進歩することが

ありません。こういう人はいつまでも操られる側のままでいることに

なります。

 

この被害者意識が強いというのは、次にお話する情報弱者の4つ目の

特徴にもつながってきます。

 

 

 

@依存心の強さ

 

被害者意識や依存心が強い人というのは自分自身で行動しようとか、

自分の能力に対して投資をすることをしないわけです。

 

そしてこういった依存心が強い人というのは結局依存心を利用して

搾取されるわけです。その代表的なのが「馬鹿でもできる」

「一日三分で稼げる」とかそういったキャッチコピーが代表的です。

 

依存心をくすぐられるとこういう人というのは簡単にだまされる

わけです。被害者意識が強く、そこも利用されることも。

 

「あなたが今成功できていないのはこういった古いノウハウの

せいです」「会社や政府のせいです」とかこういったところに

責任を転嫁しておき、「だから俺があなたを代わりに救います!」

のように言われると、被害者意識と依存心の両方をくすぐられて

しまいます。

 

以上、4つの情報弱者の特徴をお話しました。これらを克服して

いかないと、いつまで経っても情報弱者として結果的に搾取され

続けるということになります。

 

ここで、良くありがちな誤解を解いておきます。

 

それは、情報弱者はごく一部ではないという事。実際に世の中に

起こっている現象を見れば理解できるかと思いますが、情報弱者は

ある意味で世の中の主流層であるとすら言えます。

 

ギャンブルの場合、掛け金の一部が運営元に搾取されているわけです。

普通に考えれば負けるわけですが、ギャンブルを始める人も後を

絶ちませんし、「ちょっとした娯楽程度」がいつの間にか度を越して

しまい、闇金からお金を借りて生活が崩壊するということもあります。

 

また、金利の低い銀行に預けている、というのも良い例です。銀行の

金利はリスクに伴って決められるわけです。世界的な格付けが低い

銀行は金利を高くしなければ預金が集まりませんし、格付けが高い

安全な銀行は金利が低くてもちゃんとお金が集まってきます。

 

経済合理的に考えた限り、日本の中途半端な格付けの銀行にお金を

預けるのは非常に危険なのですが、一番手近にある銀行に惰性で

預けてしまっているし、理由を聞くと「誰も教えてくれない」と

言った被害者意識丸出しの答えが返ってくるのです。

 

世の中の多くの人は、少なからずお金に振り回されて生きているわけ

ですが、そこについて知っている情報があまりにも少ないのです。

 

こういう人は景気が良くなってくると、本屋に平積みにされるような

FXであるとか株式等の部分的なテクニックの本というのを買うように

なるわけです。

 

通常であれば投資を始めるときにまず投資の全体像(性質やメリット

デメリット、ポートフォリオの組み方)を考えてからそれぞれに手を

出すというのが正しいスタンスなのですが、情報弱者というのは欲を

煽られるとすぐに行動しますので、“なんとなく儲かりそう”ということ

でFXとか株式の本を買って実践し、いきなり損失を出すわけです。

 

情報を正しく理解すれば稼ぐチャンスというのは色々な場所にあること

が分かるはずなのですが、ほとんどの人は給料しか収入源はない、と

思っています。

 

社会人を何十年続けている人であっても副業=どこかでバイトをする、

のような話しかできない人も多いです。このような情報弱者が世の中の

主流である、ということを知っておくだけでも、危機意識を持ち、

そこから抜けださなければいけないかということは理解して

いただけるかと思います。

 

他にも、
毎日ニュースをみているとか新聞を読んでいる時事問題に詳しい人でも

情報弱者であることはありますし、世の中の流れが自分の人生にどう

影響するのか、またどう利用すれば良いのか理解できていないのも

問題です。

 

サラリーマンでも、景気が悪くなると被害者意識を前に押し出して、

給料は支払われて当然、雇用は守られて当然だと会社に依存していく

人も多くいますが、現代の会社の寿命は短くなり、少なくとも一回は

転職/再就職をするというのが一般的な話になりつつあります。

 

しかし彼らはそう言った事実を知ろうともしないので、とにかく会社が

どうにかしろ、政府が景気を良くして自分たちを助けろということしか

言わないのです。

 

これはサラリーマンだけではなく自営業者たちも同じで、農家とか

漁師の場合、不作の年には自分たちの組合等を使って、政府に圧力を

かけて保証をしろとかそういうことを言っている人も大多数を

占めるのです。

 

また、間違ったアプローチをしている人というのは情報弱者では

ないのかというとこれもまた異なります。

 

例えば「株式・不動産はあぶない。預金が一番安全」と思っている

人がいますが、確かに安易な投資本に煽られて損失を出すことは

ないので一見情報弱者ではないように見えますが、実際には単純に

思考停止して何となく居心地の良い場所にいるだけなのです。

 

預金が一番という考え方も根拠があるわけではなく、単に自分に

馴染んだ考え方をそのまま維持しているというだけです。

 

冷静に考えれば先程も言ったように国際的な格付けと金利の関係で

あるとか、インフレの危険というものを考えれば預金というのは

非常に大きなリスクをはらんでいるわけです。この“安全”というのは

神話であって、事実ではないわけです。

 

自分でビジネスなんてできるわけがないと思っている人も会社に

依存しているわけですが、これも安全ではありません。自分にビジネス

ができるわけがないというのも単なる思い込みだったりするわけです。

 

今であれば月数万円程度の利益が欲しいのであれば、少資本(数万円)

でビジネスを小さく始めることも出来ますし、他にも様々な方法が

あります。

 

誰にでもチャンスというのはありますが、そういった方法を

調べられないし、自己評価が低いので最初から「出来るわけがない」

と切り捨ててしまっています。

 

ただ単に疑心暗鬼になって新しい情報を切り捨てているので、結局

既存の価値観にしがみついているだけで、冷静(客観的)に世界を

見ているわけではないのです。こういった思考停止というのも

情報弱者の特徴です。

 

 

■Web世界において情報弱者がどのような形で搾取をされているのか

 

 

Web世界というのは情報弱者に向けて罠を仕掛けている人が非常に

多いということを知っておいてください。なぜなら、売上(利益)を

最大化したければ情報弱者をてっとり早く騙すというのが一番効率が

良いからです。

 

具体的には、ごく一部だけを実績と見せて欲を煽るという手法が

あります。例えば「5通のメールを出すだけで8,000万円稼ぎました」

や、「たった15分作業しただけで120万円を売り上げた手法をお伝え

します」のような事です。

 

「5通のメールを出して稼いだ」としても、当然メールを書くだけで

稼げるなんて事はありえません。

 

その裏には集客や商品の作成、その他にも仕組み全体を作るのには

膨大な時間がかかっているわけですが、全体像が見えない人と

いうのは、キャッチーな言葉にあっさりと騙されてしまいます。

 

他にも、利益ではなく売上で語るというのもWeb世界では多く

行われていますが、その前にまずは売上と利益の違いについて説明を

します。

 

ある商品の仕入れに5,000万円かかり、その商品の販売の為に使った

広告などの費用が合計4,000万円かかったとします。売上が1億円たった

という場合、売上は1億円ですが、利益は1,000万円(利益=売上-経費)

となります。

 

そのくらい知っているよと思うかもしれませんが、情報弱者というのは

ここが分からなくなるのです。

 

「売上1億です!」とか言われるとすぐに感情が動いてしまい、

そこに更に「たった5通のメールを出すだけで」「馬鹿でもカンタンに」

と書いてあるともう冷静に現実を見ることが難しくなってしまうのです。

 

Web世界において“売上”で勝負している人は単に商品を売って

終わりではなく、大きな利益を得る方法というのを持っています。

最初に広告費をかけて大きな“売上”を出しておき、「売上を上げた

方法を教えます」と言って新たな商材を販売するのですが、その一回で

いかに“利益”を出すかを考えます。

 

その際には「この商品はあと○時間で販売終了!」と煽った上で

購入させ、購入後にはクロスセル(商品に関連する別商品を一緒に

売りつける手法)やアップセル(商品を購入したあとで上位版に

切り替えさせる手法)を加えていくことも。

 

購入直後というのは「自分は良い商品を買ったぞ」という自分の行為を

正当化しようとする心理が働くので、そこに提案をされると購入して

しまうのです。

 

本来“売上”というのは業界のシェアを奪いたいと思っている大企業や、

小さな業界でもその大多数のシェアを奪えるような場合に限り重要に

なってくるので、個人のビジネスにおいては意味がありません。

 

どんな言葉を使っているかをよく読めば、どの層にアプローチして

いるかがわかってきます。「馬鹿でもできる~」のようなフレーズは

明らかに情報弱者を相手にしているフレーズですから注意してください。

 

売上の話ばかりで利益の話が出てこない場合にも注意をしてください。

個人のビジネスにおいては、利益の方が重要になります。

 

 

 

■情報弱者から抜け出すには

 

 

ビジネスをする上で、情報弱者というのは命取りな部分もあります。

 

最初のうちは業界のわからない部分もあると思いますが、早くそこから

抜け出す必要があります。それにはまず、仕掛ける側の視点を持つと

いうことが大事です。

 

どういった意図を持って仕組みを作り、またその全体像はどうなって

いるのかを推測していくことです。

 

ビジネスをしていくと、自分がその仕組みをつくるわけなので段々と

理解していけます。

 

ライティングの勉強をしていればどういう言葉使いをすればどの

ユーザー層に響くか、というのも理解できていくので、他業者の文章を

見たときにその業者が情報弱者をターゲットにしているのか、それとも

ある程度知識を持っている人をターゲットにしているのか理解できて

きます。

 

また、商品のセールス手法も自然と学んでいくことになるので、

騙されることがなくなっていきます。

 

不動産業界でいうと、営業マンがわざとらしく電話をかけるふりをして

「ちょうど今他の人もその物件ほしいって言っているんですよ」などと

詐欺まがいのようなことを言ってくることもあります。

 

そういうときでも「あ、これは希少性を煽っているだけだな」と

理解できるので、この業者はダメだ、などの判断ができるように

なります。

 

知識を経験に変えて、知恵まで昇華させるには時間と労力が

かかりますし、ビジネスをやりはじめてすぐに理解できるわけでは

ないですが、自分自身がその仕組みを理解できるようになると

情報弱者から抜け出せていけるようになります。

地道に続けていくことが大切です。

 

中途半端にやってビジネスが儲かってくると、調子に乗ってしまう

ことで一気に騙されてお金を失うとかビジネスが破綻することも

ありますので、全体を俯瞰する力や知識や情報そのものを蓄えて

もらえればと思います。

 

簡単にできる対策方法としては、感情で行動しないように一日あけて

みたり、その分野に詳しい人の意見を聞いてみるといった、感情を

クールダウンさせることが大事です。

 

 

Web世界のことであれば、Project of Lifeにメールをいただければ

お答えします。

 

ただし、質問の仕方に注意をしてください。質問の仕方によっては

人格が疑われることもありますし、当然回答のクオリティも変わります。

 

例えば、メールを送ってくる際にも名前を書かず、「これどうですか?」

という一文とURLだけ記載されて送られてきたりすることが多いです。

 

そういう失礼なメールとは相手にされないこともありますし、情報が

不足していれば適切な解答も難しく、教材名しか情報がない場合には

「○○は評判が良いですよ」「俺も読みましたが再現性が高いですよ」

などのようなアドバイスしかできず、解答の範囲は狭まります。

 

しかし質問者が「いま○○というビジネスをやっていて集客にこの

教材を使えないか」など、質問者の背景部分とやりたいことが記載

されていれば、それだけ質問者に則した解答をすることができます

ので、質問の仕方が大事というのを覚えておいてください。

 

思考のトレーニングとしては、単純に正解を探さない、というのも

大事です。「ブログは毎日更新するべきですか?」「Facebookは

始めた方がいいですか?」という内容で多くの人が単純に

「はい、○○した方がいいです」のような正解を求める質問が

多くあります。

 

しかし、この質問は相手の立場(ビジネス経験○年など)や状況に

よって解答が異なるため、解答が難しくなります。それよりも、“なぜ”

この商品を購入するのが良いのかと言った、“Why”が重要になって

きます。

 

“Why”という正解を導き出す能力である力を培っておくと、例え

途中で間違えたとしても修正が可能なんです。ビジネスも人生も

同じことですが、後の大きなゴールにつながっていくわけです。

 

ここまでは非常にネガティブな話をお伝えしましたが、

一つだけ自信を持っていただきたいことがあります。

 

それはこのProject of Lifeに申し込みをされた、ということ。

 

情報弱者は自分からは行動を起こさないのでその時点で一歩違いが

生み出されているわけです。

 

俺からの仲間のニュースレターには、片手間で稼ぎたいと言った

人が来ないように言葉を選んでいます。逆に言えば、俺の文章を読んで

参加して来てくれているということは、それだけ物事を冷静に判断

できているということです。

 

何かしら現状に危機感を覚えているからこそ、この講座に申し込みを

されて一歩を踏み出しているわけですが、講座では、仕組みを作るため

には作業も知識も必要、お金が発生するまでにはそれなりに時間も

かかりますよ、という事を伝えています。

 

Project of Lifeに参加していただいた事にプライドと自信を持って

いただければ、必要な知識やビジネスの力が身についていくように

流していきますし、実践していただければと思います。

 

本質を見てビジネスをする方が確実に長続きしますし、

稼げる金額も多くなります。これを目指していきましょう。

 

ここで、とある大規模セミナーに参加した、2名(情報弱者と普通の人)

にどのような違いがあったかの話をしてみたいと思います。

 

すでに退会してしまったメンバーの方なのですが、ある時、3,000人

規模くらいのセミナーに参加してきたとのことで、感想のメールを俺に

送ってきたことがありました。

 

そこには、「あのセミナーはあまり面白くなかった、これからは

スマホで稼げるみたいですよ、派手な演出があってドキドキしました。

DANさんも参加されてみてはどうですか」との内容が書かれていました。

 

この人は単純に感情を揺さぶられただけの非常に浅い情報を手に

入れただけで俺にメールをしてきただけでした。

 

もうお判りだと思いますが、このセミナーでは、「スマホでカンタンに

稼げるらしい」という内容の、高額な商材を売りつける為だけに

開かれたセミナーだったのです。

 

スマホで稼ぐ方法を売るための売り文句なのですが、その手口に

この方はまんまと騙されてしまっていたのです。このような手口は

元々ありましたので、どうして今になって騙されたのかわからない

のですが、相手にコントロールされているというこのような状況は

まさに情報弱者と言えます。

 

では一方、情報弱者でなかった人がこのセミナーから

何を学び取ったか。

 

その方のブログには、「商品を購入させる方法が色々と仕掛けられて

いて勉強になりましたが、当然自分は何も購入しませんでした」の

ように書かれていました。

 

商品を売る仕組みを見るというのが面白かった、と。(商品の内容は

この方にとっては問題ではありませんでした。)

 

その仕組みとは、一方的に話を聞くだけでなく途中で参加者同士で

話をさせる、という仕組み。参加者としては商品を売りつけられている

だけなのですが、主催者側からすると言っている言葉が本当だと

思わることができる非常に効果的な方法になります。

 

「スマホが稼げますよ」という話をしておき、「隣の人といまのこと

(スマホで稼げるということ)を話あってみてください」というように

呼びかけるわけです。そうすると、参加者同士が「スマホ=稼げる」と

いうことに納得をしようとするのです。

 

「購入しない方は世の中で成功できませんよ」などと断言しつつ、

購入した方には大げさなまでに褒め称えたり、「輝かしい未来が

待っている人たちです!」のように過剰なまでに演出をします。

 

別の手口としては、札束をガラスケースに入れておいて欲を刺激

させたり、自分の昔のエピソードを話てお涙頂戴のようなことを

話すことも。

 

この人はなんていい人なんだろう、と思わせる話をすることで

それまでのセールストークをうまく中和させた上で感情に訴えて

くるのです。

 

このように、あらゆる手段を使ってきたそうなのですが、この方は

冷静に分析していたのです。

 

このエピソードから分かることは、同じものを見ていたとしても

片方は完全に乗せられただけ、もう片方は仕組みを理解してそこから

学びを得て知恵とすること。これでは両者の差は広がる一方です。

 

別に情報弱者であること自体は問題ありません。みんな最初は

そうですから。しかし、自分で自分に「まずいな」と気づいていないと、

そこから成長もありません。

 

Project of Lifeのメンバーには、どんどん情報弱者から抜け出し、

ビジネスの裏を見抜く力を身につけていってもらえればと思います。

 

 

■情報弱者と接していくためにどういった選択肢があるか

 

俺のポリシーとしては、情報弱者と関わるというのは人生の質を

下げることだと思っておりますので、極力避けてはいます。

 

俺が仲間コミュニティを始めた動機というのは、仲間集めと教育が

ありましたが、仲間集めの際には「1日5分だけの作業でできますよ」

のような“分かりやすいキャッチコピー”を入れないようにして避けて

います。

 

俺は一つの場所に留まるという生活をしていないので、できるだけ

色々な場所で仲間が集められるという環境を作りたいこともありました。

 

教育ということで言えば、今回このような文章を書いているのも、

情報弱者から抜け出してレベルアップしてほしい、という想いが根底に

あります。

 

特にProject of Lifeのメンバーになっていただいたということは、

それだけ仲間の中でも特に深く俺に関わってくれているという

ことですし、このProject of Lifeで能力を上げていってほしいと

思っています。

 

あなたが置かれている状況が「とにかくお金がほしい」場合には、

あえて情報弱者をターゲットに商材を成約させたりすることもあるかも

しれません。

 

その途中で自動化(自動でお金を生み出す装置)しておき、新しく

別のメルマガ等を立ち上げるといったこともできていきますし、

その能力をどう使うかは最終的に参加者自身に委ねられることです。

 

最初に設定したステージでずっと戦い続ける必要もないので、

人生のステージに合わせてステップアップしていくのも良いですね。

せっかくですから、情報弱者を相手にした場合のビジネスについて

お伝えしておこうと思います。

 

情報弱者の場合、色々な人に送っているのにメールの返信がない、

ということは多いはずです。でもそこにちゃんと返信をしてあげると、

「なんて親切な人なんだろう」と言うように依存心をくすぐることが

できます。

 

内容はともかく、一応の信頼は勝ち取ることができたところで、

相手の依存心に訴えかけたりして、クロスセルやアップせるの手法を

用いて攻めていくのも良いと思います。

 

いい商材を売れば話は違ってくるんじゃないか?と思うかも

しれませんが、そもそも情報弱者にはこちらが伝えた情報を正確に

受け取るということが難しいので、最初に一気に売ってしまった

方が、利益は最大化します。

 

しかし、情報弱者も少しずつではありますが段々と知恵をつけていき、

「どうもこの人から情報(商材)をもらっても自分は成功できない

のではないか?」と考え始め、やがて去っていく場合がほとんどです。

 

相手に責任を負わせ、またユートピアを求めて彷徨うわけです。

 

情報弱者を相手にしたビジネスの場合、去っていくことが前提なので

常に新しい情報弱者を集めることが必要になり、顧客単価は上がらずに

ビジネスとしては中途半端な仕組みにしかなりません。

 

あなたが今後どうやっていくかは、自分自身で判断していただければと

思いますが、本格的なビジネスに取り組んでいきたい、と思うので

あれば、正当なビジネスで稼ぐことが重要です。

 

賢い人を集めた上でしっかりとした情報を提供し、知識を身につけて

もらうというやり方のほうが結果的には息の長いビジネスになりますし、

メルマガの場合は会員も増加します。

 

例えば一ヶ月に新しい読者が100人いたとして、解除や読まなくなる

人が100人いた場合、一定数で伸びが止まってしまいますが、

毎月100人入ってきて、解除などをする人が10人だったら、

毎月90人づつ増えていくわけです。

 

これが積み重なるビジネスです。

 

今後ブログを作っていく過程で、読者のターゲット設定をしていく

ことになります。その際にこのような観点も持ち合わせて考えるのが

良いと思います。

 

そのときはProject of Lifeのメールの中で具体的に

お話していきますので、楽しみにしていただければと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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