現地在住者が語るフィリピンのスラム


 

 

東南アジア最大のスラムがフィリピンにあるのは、

よく知られている。

 

あなたはどんなイメージだろうか?

 

 

 

埼玉の和光からフィリピンに移住して、早数年。

現地在住者の視点でフィリピンのスラムに触れてみる。

 

 

 

 

 

フィリピンのスラムの現状

 

 

フィリピンのスラムと聞いて有名なのは、あのONE PIECEの

モチーフになったといわれるスモーキーマウンテン。

 

かつてこれがあったトンド地区は、カローカンに住んでいた

アーメルと付き合っていた頃、モールオブエイシアの帰りに

よくタクシーで通りがかった。

 

 

このトンドだけで、1キロ四方に何と50,000人以上がほとんど

ゴミとともに不法に居住。当然道路などはまともにないので

ゴミ収集車も入れず、いつ何かが燃えてもおかしくない。

 

また衛生面も最悪で、

万が一の場合の救急車も入れない。

 

行ってみて最悪だったのが、まともなトイレがないため

匂いがすごいこと。害虫や害獣が這い回っている。

 

 

こうしたスラムがフィリピンにできる背景には、マニラや

セブなどの大都市に仕事を求めてやってきた人達が、結局

稼ぐことができないまま住み着いてしまう現実がある。

 

例えば、東京にも上京してきてホームレス化する人はいるが・・・

多くは日雇いで何とかその日暮らしができるため、簡易宿泊所

などを利用する。

 

最近の若者の貧困に目を向けても、ネットカフェなどに

寝泊りして「見えないホームレス」になっており、

このようなスラムはつくられない。

 

そもそも、日本の行政が大規模な浮浪者村を

放置するはずもないが。

 

 

先月フィリピン人のセドリックから聞いて驚いたのが、

何と墓場をスラムとして住む人がどんどん増えていること。

 

ゴミも厳しいが、死体と同居など通常は考えられない。

 

それなのに、現地では手作りのチェスを打っていたり、

積み上げられた墓石の脇にバスケットゴールを設置して

プレイに興じていたりなど、彼らはいたって明るい。

 

 

ちなみに、フィリピンのスラムでボランティアをするなら

当然夜は入り込まないこと、そして昼間でも独りではなく

信頼できる現地人や現地在住の日本人と行くこと。

 

衛生面に最新の注意を払うのは必須。

 

通常の旅行ならまだしも、スラムに行くなら

予防接種はしておきたい。

 

 

 

南国の楽園フィリピンに経済的不安なく

楽しく永住できる理由とは?

 

 

 

 

スラムでもフィリピン人が笑顔の理由

 

 

7割を超えるというフィリピンの貧困層。

 

俺自身もほとんどスラム化したセシリアの実家に2週間以上泊まり、

ボットン便所で風呂代わりに水を浴び、寝ている間にゴキブリが

何度も噛みついてくるような環境で過ごした(笑)。

 

 

そんな中でも、この国では貧困を理由に自殺する人はいない。

 

それは、彼らが助け合って生きるのを

当たり前にしているからだ。

 

かつては日本もそうだったのに、核家族、そして特に都会での

他人への無関心の風潮が進み、孤独など悩みを抱えて自ら人生を

終わらせる人が後を絶たない。

 

物質的に恵まれていても、必ずしもそれが人の幸福に

つながらないことを、フィリピンの人達が教えてくれる。

 

 

 

フィリピンのマニラに住んで外国人と恋愛ソウルメイトとの

出会い死後の魂の学びによって、スラムでのボランティアに

目覚めた拓郎。

 

仲間の間で大器晩成の有名人である彼は、

俺と同じシイタケ嫌いでもある(笑)。

 

 


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コメントは7件です

  1. てみつ より:

    スラムを見るたびに心が痛みますねフィリピンだけじゃなくアフリカとかいろんなところにやっぱりそういった場所があります自分が恵まれているんだなーって感じますせこい部屋だとしてもそして見た目が風景画どこも一緒のタイツの日本だとしてもワクワクが起きなくても満員電車でもそれでもやっぱり恵まれているんですね物質的にはと言う所になりますがでもやっぱり笑顔が出ないと言うのは日本人の1番の問題ではないでしょうかやっぱりそこってやっぱりおかしいところだと常々思うんですよね笑顔が出ないで何が楽しいんでしょうお金だけの仕事ですかただ生きていくための生存するためだけの仕事ですか人間らしさがないじゃないですかやっぱりスラムの人たちから学ぶことも少なくないなぁと感じるこの頃です

  2. ゆう より:

    スラム街、日本人からみるとかわいそうに思ってしまいますが助け合って生きていて幸せそうですね。自殺率の高い日本人と比べるとどっちが幸せかわかりませんね。もちろん日本人が行くと危ない目に合うことも多いでしょうが。

  3. makostyle より:

    フィリピンにもスラムがあるのですね。ちょっと意外でした。ONE PIECEのことはあまりしりませんがなんとなくスモーキーマウンテンのイメージが湧きます。あの世界観はいいですね!

  4. ユウゾラ より:

    こんなことを言うと誤解を招くかもしれませんが、私は心から日本に生まれて良かったと思う反面、フィリピンのスラムのようなところで生まれ毎日少しの幸せを感じ笑顔でいられるならそれもいいのではと思いました。

  5. マゼンタ より:

    スモーキーマウンテンのことは以前テレビで見て知っていました。学校に行けず、ごみを拾って生きている子どもたちがいることも知りました。確かにつらい生活だけど助け合って生きてるようでした。日本の貧困は孤独ですね。だから自殺してしまうのだと思います。

  6. ひで より:

    外国の大都市にありがちなスラム街。貧しいけどそこで生まれ育った人にとっては故郷ですし、頑張って生きてるんだなーという感じがします。衛生面は仕方ありませんが、気になるのは治安ですね。

  7. ニック肉食 より:

    物質に恵まれているから幸せではない。確かにそうかもしれませんね。日本人の年収は900万で幸福度がピークに達し、その後年収が増え続けていくと、幸福度が減っていくという調査がありました。これもその一種な気がします。実際に900万って相当貰っているけど、増えれば幸福度が減っていくというのが、幸福が物質に依存していないという証明になるような気がしました。

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自由への道

海外移住プロデューサー:DAN

 フィリピン在住の40代独身男。

  現地でフィリピン人の起業

  支援をしつつ、日本人の

  海外移住をサポート。

  東南アジアを中心に世界を

  周ることを日常とする。

DANの半生

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