「マンゴーの種って、植えたら
たくさん実がなるの?」
あどけない顔でそう聞いてきたのは、
はとこのユウマ。
植物の栽培に興味がある様子だが、板橋区の狭小な彼の家では
さすがにマンゴーの木は育てられなそうだ(笑)。
フィリピン人の友達メアリーから学んだ、マンゴーの種の知識
マンゴーは種から育てる人が
フィリピンに意外と多いが・・・
思ったよりも時間がかかり、実がなるまでに
長いと7年半もかかるとメアリーが話していた。
実際にこれで商売を考えるには気長すぎる(笑)。
しかし、マンゴーは育つ過程で芽が出て葉っぱが生えるのに
それほど時間がかからないので、観葉植物を育てるような気持ちで
種と気長に付き合っていくのも楽しみのひとつ。
また、フィリピンには安くて美味しいマンゴーがいくらでもあるが
同じように美味しいものができるとは限らない。植えた種からは
むしろ、品質が落ちるものがほとんど。
本当に美味しいマンゴーを育てるつもりなら、
種ではなく専用の苗を買うのが一番だ。
俺の場合は、やはり完熟した甘いアップルマンゴーが好物。
あなたはどの種類が好みだろうか?
マンゴーの種の活かし方
マンゴーの種は、植える前にまずゴシゴシ洗い
果肉を落とそう。9センチほどの大きさなので
意外と扱いやすい。
次に種の角をチョキンと切ると、
外の殻が剥がれやすくなる。
中から茶色いそら豆のような形の塊が出てくるので、
外の渋皮を取り除いて鉢植えに植える。
この時のポイントとしては、土の中に埋めすぎないこと。
種の表面が少し見えていてもいい。
俺の場合は10日で芽が出て、マニラのコンドミニアムを
まもなく去る300日後には葉っぱがたくさん生え
すっかりバルコニーのインテリアになっていた。
フィリピンの場合は平均気温が27度ほどなので問題ないが、
日本の9度以下になるような環境では室内に入れるように。
冬は特に、水をあげすぎないこともポイント。
ちなみに俺が住んでいるこのセブでは、よく映画を観に行く
Jセンターモールの近くに、有名な7Dドライマンゴーの直営店がある。
ここで売られているチョコレートコーティングされた
特別仕様のドライマンゴーに、一時期ハマった(笑)。
マンゴーとチョコレートの両方が好きな
あなたには最高の逸品なので、一度お試しを。
やはりマンゴーに目がないのは、カナダで起業して
海外法人をつくった種田さん。
掃除と運の関係を知り尽くした彼。
実は俺と同じマザコンだったりする(笑)。
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