あなたは、フィリピンの「サリサリストア」を
利用したことはあるだろうか?
俺の場合はほぼ毎日。
飴玉を買うのに重宝している(笑)。
そして身近には、ミンダナオの彼女と現地で
サリサリストアを始めた高橋さんという人も。
フィリピン国内のサリサリストアの現状
サリサリは、まさに現地人向けのコンビニエンスストア
と言っても過言ではない。すでに国内100万店を超える勢いだ。
俺が住んでいるセブの現地人達が住む場所では、
15メートルに1件見かけたりするほど。
サリサリは日本に住んでいるフィリピン人が、やはり日本にいる
フィリピン人向けに現地から輸入した食材を置いていたり、
フィリピン料理を提供するストアのことでもあるが・・・
もともとは、フィリピンの現地にある
街角の小さな小売店を指す。
多くのサリサリでは、直接お客さんが手を伸ばせないように
格子で囲われている。こんなストアをあなたも現地で見かけた
ことがあるはず。
スナックや飲み物、ティッシュやタバコ、
洗剤やお米まで置いてあるサリサリも。
特徴的なのは、タバコは1本から、
キャンディーも1個から購入できること。
個人的には、子供の頃うちの近くにあった
駄菓子屋さんの印象に近い(笑)。
サリサリストアを続けていける理由
サリサリストアの仕入先が気になるが、
何のことはない。
近くのスーパーマーケットで店主が大量に買い込み、
それに小さな利益を乗せて売っているだけ。
そうなるとスーパーマーケットで普通に買ったほうが
安く買えるということになるが・・・
さっきも語ったようにサリサリではサチェット、小さな単位で
買えるのが便利であり現地人にとってはありがたい。
例えばタバコは1本約9円、
コーヒー1杯分のパックは20円といったところ。
多くのフィリピン人は日本人のようにスーパーで
まとまったものを買えないため、個数単位で買うほかない。
だからこそ、このサリサリという
単純なビジネスがフィリピンで成り立つ。
そして高橋さんのように約5万円で出店することができるし、
その日売れた分で十分生活していける、南国ののんびりした暮らし。
これが、フィリピンで
サリサリの数が増えた理由だ。
サリサリを利用するのが習慣になっているのは、
日本で元ストアの従業員だったゴンちゃん。
チームワークでの仕事を通じて劣等感を克服した
俺と同じ猫好きの彼は、今島暮らしの移住を検討している。
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