「タイ永住は僕には厳しいですね・・・
やっぱり日本がいいです」
川越駅構内にあるスターバックス。当時まだ人気のあった
mixiを通して知り合ったモッチーとコーヒーを飲んだのは、
フィリピン移住のだいぶ前。
お父さんの仕事の都合とはいえ、ジャニーズ系の中性的な顔、
色白で華奢な彼が東南アジアの大都市バンコクに何年も住んで
いたとは、どうしてもイメージがつかなかった(笑)。
タイ永住のメリットとデメリット
日本人にとって住みやすい要素
仏教国であり、タイ人は日本人と近い感覚を持つ。そして
親日度が世界ナンバーワンの国。さすが世界で5番目に日本人
永住者が多い国だ。
また現地の和食のレベルが高いこともプラス。
そして特に首都バンコクには、日本からのチェーン店がかなり
たくさん進出している。なんと伊勢丹もあり、そこが東京と錯覚
することもしばしば(笑)。
タイ永住者は、海外にいながら
日本の利便性に近いものを享受できる。
低コストで恵まれた環境に
まだまだ日本より安い物価と人件費。
家族でも20万円かからずに暮らせるとはモッチーの話。
海外では定番の家具・家電付コンドミニアムも、当然東京より
ずっと安く借りれたり購入できる。広さや設備を考えても、住宅
環境は日本の大都市のそれよりもずっと恵まれているといえる。
体に優しい気候
常夏で寒暖差がないことは、健康面でもプラス。
自然災害という点でも、地震が日本ほど多くないことは
タイ永住者にとって安心材料となる。
ちなみに後の2つについては、俺の移住した
このフィリピンでも同様のメリットを享受できる。
またフィリピンの場合はキリスト教の国ではあっても、
親日レベルは世界3位なのでやはり日本人には居心地が悪くない。
一方で、どの国に住むにもやはりデメリットはある。
それはタイに永住を考える際にも知っておきたい。
モッチーが話していて俺も体験したのは、タイ国内にインターネット
回線の遅い場所がかなり多いこと。これはWebビジネスで食べている
俺には厳しいところで、今後の改善がなければ永住先の選択肢からは
外れる(笑)。
また特に大都市バンコクは渋滞や大気汚染がひどいが、
これは今の東南アジアではまだ、あちこちで見られる現状。
タイ人は普段は温厚なのに、切れると手がつけられない人が
意外と多いことは、現地永住者がよく口にする。
よく聞く「微笑みの国タイ」は、特に店員に限っていえば
あまり当てはまらない(笑)。
なぜかスタッフが無愛想だったり態度の悪い店が多いのは、
「働いている者のほうが偉い」という考え方から来ている。
あなたが気にしなければいいだけの話だが。
約束を守れなかったり他人に気を使えない人は当然
日本人にもいるが、タイ人は特に目立っていると永住者は言う。
ハワイもそうだが、日本人が多すぎることは個人的にはマイナス。
非日常が好きな天邪鬼の俺は、タイの日本人街といわれる
スクンビットのような日本人だらけの場所に永住するのは、
どうやら向いていなさそうだ(笑)。
タイ永住を考える時のビザと仕事
タイに住み続けるなら、やはり問題になるのがビザ。
特に永住となると、この国のハードルは上がりつつある。
あなたが50歳以上なら、リタイアメントビザを検討できる。
自分で起業する場合に労働許可証を取るのは、現地でタイ人を
雇うなどのルールがあるため楽ではない。
検討可能なものとしては、イージーアクセスやタイランドエリート
カードだろう。また学生というステータスを使って学生ビザを取る
ことは困難ではない。
タイではリタイアメントビザを除き、永住まで考えると
常に先のことを準備しておく必要がある。
タイで就職した場合、30代までの平均給与は17万円くらい
からになり、40代になればプラス4万円程度。
当然職種によって変わってくるし、特に影響するのは語学力と職歴。
タイ語ができたり現地での就業経験があると、さらに有利になる。
タイで就職する場合には、ビザ以外に
労働許可証が必要となる点に注意だ。
低コストで暮らせるのは魅力が大きいですね。日本とは違った景色で癒されながら、
気分転換もできますね。
身体に優しい気候なんですね。じゃあ、食べものとかはどうなのでしょう?そこらへんも知りたいなっと思いました。ただ、永住候補にはゼッタイなる国ですよね。
日本人に住みやすい国なんですね。
辻さんの小説
中山美穂が主演の映画で
タイがとても魅力的な国
であることが描かれていました。
ホテル生活が素敵だったな。