「フィリピンは、紛争で
もう全土が壊滅的なんですか?」
相変わらず、しっかりニュースを読まないテツ。
さすがにそれはないだろうと思いながらも(笑)、
心配してかけてくれたLINEのコールに感謝した。
昔からあるフィリピンの紛争
フィリピンで有名なのは、
「ミンダナオムスリム問題」と呼ばれる紛争。
スペインの支配が長かったフィリピンでは90パーセント
以上がキリスト教徒だが、450万人ものイスラム教徒が
南部のミンダナオ島に集中している。
このフィリピンのミンダナオ島で1970年代、経済的に貧困した
ムスリムが政府への不満を強め、ここからの独立を目指して
「モロ民族解放戦線」を結成し紛争を始めた。
以降・・・半世紀にもわたり、このイスラム教過激派組織の
政府からの独立運動が継続。戦闘により12万人を超える死者が
出ているほど。
その他、俺がしばらく滞在していたフィリピンの首都マニラ
のあるルソン島でも、新人民軍いわゆるNPAが各地に潜伏。
まだ紛争というほどの規模で行動を起こしていないが。
実際にケソンプロビンスに行った時、彼らに狙われ
命からがら逃げ出したことがある。
これからのフィリピン紛争の可能性
ミンダナオ島のマラウィシティに、イスラム国に忠誠を誓う
過激派組織が集結。海外からもイスラム国の兵士が集まって
フィリピン軍と激しい戦闘を繰り広げたのは、記憶に新しい。
ムスリム兵士が大多数だが、
すでに数百人が犠牲になった。
フィリピンはロケーション的にもイスラム国の人間にとって
便利な場所にあり、海上の監視も今までは緩かった。
何しろ、すぐ近くのマレーシアもイスラム国家。
インドネシアに至ってはムスリムの数が世界最大だ。
もちろん、ほとんどのイスラム教徒は穏やかで
平和を望む人達だが・・・
ミンダナオでさっき語ったような数十年繰り広げられる
反政府組織による混乱に乗じて、イスラム国がこの土地を
乗っ取ろうとする動きがこれからも起きないとはいえない。
さらにいえば、戒厳令がフィリピン全土に敷かれる可能性もあると
いうことを考えると、ミンダナオ以外にも注意が必要。
仲間にもフィリピンにはもっと来てほしいが、
事前の渡航情報には十分に気をつけたい。
フィリピン人の友達と遊んだりフィリピーナとデートするのが
大好きなのは、紛争地域で取材したこともあるジャーナリストの
小野崎さん。
バシッと身につけた彼は、実は俺と同じ元人見知りという
意外な側面が。
フィリピンでそんなに紛争があるんですね知りませんでした彼らは笑ってるけどいろいろ苦しい思いもしてるんですよねかわいそうだなと感じますお金は雨にならない今の考え方は宗教の戦いいろんなことがあると思いますなぁと思っています少ないです稲城市いろいろ人脈あるわけでもないでも片言の英語ででも臨んでいきたいと思います少しでも日本人ができることがあるんじゃないかと思ったこの国でしっかり自分の力を発揮していきたいと思っていますなかなか難しいことではありますがこういった海外で移住してる方の情報いただけることがまず自分にとってすごくありがたいことですまずは情報をしっかり入れることですねこれはホリエモンが話しましたしっかりまずは情報で武装したいと思います感謝しています
平和ボケしている私のような日本人にとっては、紛争と聞いても頭ではりかい出来ますが正直ピンとこないのが本音です。そこまで自己主張ができないというかポリシーがないというか。私だけでしょうか。
どこの国でも人種や宗教の対立は紛争の火種になりますね。フィリピンはキリスト教というイメージですが少数ながらイスラム教徒も暮らしているので、当然のように根深い対立もあるでしょうね。ミンダナオ島でそんなことが起こってるなんて知りませんでした。
戦争は三つに分けられる。民族、金、宗教だ。と学生の時に社会の先生に言われた事を思い出しました。中でも宗教戦争は最もドロドロとする戦争になる、とも言っていました。渡航前には気をつけたいなと思いました。