防災マニュアル

遠くない未来に起きうる災害と

防災のすすめ

 

 

 

近年、日本全国で地震や火山の噴火、夏は 35 度を越す真夏日が連日続き、

異常気象による大雨、台風が増えています。今なぜこのような災害が増えているのでしょう?

 

 

東洋哲學では「気」を読むことの重要さを賢人たちがあらわしています。

その「気」は自然と人とを密接に関係づけています。

 

たとえば人の気力が衰退していくと、天地の磁気波動を元気や景気で消化しきれなくなります。

 

つまり自然界に満ちている「気」の力がオーバーフローして

天候・気候に乱れが生じさせると考えられるのです。

 

 

これは人の身体に置き換えても同じことが言えます。

 

近年、人が理想を失い生きる活力を低下させてきた結果、学校での無気力、家庭での病気、

職場での嫌気、社会での邪気を制御できなくなっています。

 

この人間たちの気持ちの乱れに相応して異常な自然現象が、

社会全体に大きな影響を与えているのです。

 

 

ちょっと余談になりますが、「雨乞い」という言葉をご存知でしょうか。

 

近代的な科学の知識がない古(いにしえ)のころ、日照り続きの災いを払うために

「雨乞い」が行われていました。

 

この雨乞いの請雨法(しょううほう)は、修行者だけではなく、

今も一般の人々の心がけ次第で天気と同通する力を持っているのです。

 

「念い(おもい)」で天気を変えることができる。

 

ウソのように聞こえるでしょうが本当の話です。

鍛錬を重ねた人はできるのです。

 

密教の世界では、あの空海もこの力を持っていました。

 

 

■真の防災は地球の「気」を知ることから始まる

 

 

家庭内暴力、犯罪、失業、不安定なニート生活、政治闘争、経済汚職から心身症、

自殺に至るまで、人々の病んだ集合想念は、家庭に会社に街に、そして地下に天空に累積し続けています。

 

地球(ガイア)は生命体です。生きています。

 

地球は高速で自転と公転をしながら、時間をはじめとして

地上における最大の力“愛”と、最高の“知性”である磁気波動を
「気」という力のメッセージとして、すべての生命に送りつづけています。

 

その「気」は、人の内側にある時は、気持や人気(じんき)といい、

外側にある時は、天気、外気といいます。

 

“愛語よく廻天の力あり”(道元禅師)と言われる如く、内と外との気は相通じています。

 

このように、昔から人間は人気と大気は繋がっていることを当たり前のこととして受け入れ、

人間も生物の一部として、自然を大切にしながら共生して生きてきました。

 

自然との共生を大切にする心:四季折々の恵みで人間社会は生かされています。

防災の一歩は地球の気を知ることからはじまるのです。

 

 

■人と地球は一心同体

 

 

科学技術の進歩とともに自然に対する畏怖や畏敬の念が失われ、

自然を破壊し続けています。

 

これは、自由と自分勝手を履き違えて責任をとれない人間たちが増えているからです。

 

 

都会では自分の気持ちをコントロールできずに、ストレス、不安、嫉妬、焦り、

怒りなどで気が病んでいる人が多くなっています。

 

そうなると、部屋の片づけをする気力がなく、家庭が乱れ、街が汚れ、

自然環境が破壊されてしまうのです。

 

現在、精神疾患による産業的な損失は2兆7,000 億円もあると言われていますが、

こうした数字以前に私たちは地球に敬意をはらっていないことに気づくべきなのです。

 

 

■大自然からの恩恵を受けているのに・・・

 

 

一方地球は、人間の生活に必要なすべての素材を無償で提供しています。

動物、植物、魚介類、大地と水と空気と光と食物から建材まで、見返りのない愛で

人の命を支え続けています。

 

 

空気の代金は、潜水用の空気ボンベを借りると 40 分で数千円します。

水の料金は高価すぎて算出が難しい。水道局に支払っているのは輸送料だけで

水(H2O)の価格ではないのです。

 

水の空気も人工的には一日たりと人類をまかなえる程の量を人間には作れません。

 

太陽からの光熱を、ガスや電気で代用しようとしたら、

一人当り1日一千万円ではきかないでしょう。

 

大地のレンタル料は、世界中の地代を合算すれば分ります。

 

もともと大地は地主のものでも不動産屋のものでもありません。

 

生命体としての地球(ガイア)が創りコントロールしています。

 

他にも食料、エネルギーや建築の資材、そして微生物を活かして処理にあたらせている

生ゴミから糞尿に至るまで、さまざまな経費がかかっています。

 

 

しかし人間は、すべてを踏み倒し、自分一人で育ったかのように振舞っています。

 

生命体としての地球は人間が創ったものではありません。

無償で貸してもらっています。

 

無償でなければ、地上にひとりとして正当な価格を支払える人はいないでしょう。

 

 

 

■地球をなぜ怒らせるのか

 

 

この地球からの無償の愛に対して、人の社会は何をしているのでしょう…。

少し考えてみましょう。

 

 

・信仰と愛国の喪失

 

敬天愛人を失った唯物拝金主義が犯罪と自殺と亡国の温床となる。

 

 

・天道、人道に反する行為

 

欲望を制御できずに平気で人を傷つけ、家庭を壊し社会を破壊する。

 

 

・自然の乱開発

 

大地、海岸、山岳を含め、古(いにしえ)からの聖域を正規の地鎮祭をせずに壊している。

 

 

・国内外の失政

 

政治家と市民の意思の疎通を欠いているため国民の心が調和されていない。

 

 

・経済上の不公平

 

貧富の差を最少にして、中間層が最大になる平等社会が守られていない。

 

 

・大量の廃棄物

 

いらない物を買い、使えるものを捨てる。大量生産と大量消費文明のつけ。

・森林の伐採

 

御神木、鎮守の森などの精霊を無視して、樹木を伐採して
自然の荒廃化を広げている。

 

海は人々に美味しい魚介類を無償で提供していますが、人は海に恩を仇で返しています。

 

 

 

<参考資料>

 

①日本の地理的現状

 

・地球における国土の面積 0.3%
・世界の地震 20%が日本国で発生
・世界の火山の 10%が日本国に存在します。

 

 

②日本の周辺で起きる地震

 

・なんと年間 10 万回以上
・体に感じないものまで含めると
1 日平均で 300 回以上(日本地震学会)
・体感できる震度 1 以上の地震も、
1 年間に 1,000〜1,500 回も起きています。

 

 

③巨大地震の発生確率

 

・首都圏直下型地震
30 年以内に発生する確率は 70%
・南海トラフ巨大地震
50 年以内に発生する確率は 90%
・日本列島に原発が 50 基あります。

 

 

■命と生活を守る準備はできているか?

 

 

電気、ガス、水道、電話、救急、消防、情報、交通網、銀行、ATM、すべてが静止する日が来ます。

 

私たちは、地震をはじめとしていつ何が起こるかわからない中で生きています。

一瞬の判断が運命を分けます。正しい防災の知識を持ち、充分な備えをして、

これから起こることに対して備えていきましょう。

「備えあれば憂いなし」です。

 

 

関東大震災は 1923 年に起きました。

そして今、関東大震災から約 100 年が経過しています。

 

 

 

■近年の震災を振り返る

 

 

世界最大の都市圏東京の地下には、「阪神・淡路大震災」
を引き起こした震源を超える断層が静かに眠っています。

 

人間が嫉妬や慢心で地団駄を踏んで起こさない方がいいと思います。

 

 

富士山は 1707 年の宝永大噴火(ほうえいだいふんか)以来、
300 年間マグマを溜めています。

 

この時の噴火は約二週間続き、江戸に五センチの火山灰が積もったとされています。

 

 

今、同規模の噴火が起きれば東京は完全にマヒすることでしょう。

 

南海トラフ地震が追い打ちをかけると溶岩流が駿河湾に流れ込み、

東西の交通が分断されることになります。

 

①交通マヒ、道路に火山灰が付着。ガラス質になる。

②海溝に溜まる。地下で固まる。下水が流れない。

③コンピュータが誤作動(チリに弱い)。
④電線の絶縁体に付着。大停電が起きる。

 

 

日本海溝は、東日本沖の太平洋底に、海岸線にほぼ並行して存在する海溝です。

 

東北日本の東方約 200 ㎞沖をほぼ南北に走る海溝。襟裳岬沖で千島・カムチャツカ海溝,

房総半島沖で伊豆・小笠原海溝に接する。長さ約 800 ㎞。

 

最深部はエベレストクラス 8000 ㍍を超えます。

太平洋プレートがアジアプレートの下へ斜めに沈み込む地帯です。

 

三陸沖北部地震とは、日本海溝を震源域とする地震のうち、
概ね岩手県宮古市田老沖から北、千島海溝接続部までを震源域とする地震。

 

過去に十勝沖地震と命名された地震や、
八戸沖地震と呼ばれるものも含みます。

 

 

地震の規模は M8.0 前後と推定され、1677 年、1763 年、1856 年、1968 年と
17 世紀以降 4 回発生したと考えられます。

 

この他、三陸沖北部では M7.1~M7.6 程度の一回り小さい地震が場所を
問わず何度か発生しています。

 

古今東西の哲學で語られる「人と大自然の合一性」、天文で人の運命を読む「占星術」も、

天と人が不可分の関係にあることを表しています。

 

 

 

■治政や信仰と災害とはつながっている

 

 

政治を行う人は自然現象に象(かたど)られます。悪政を行えば、

地震、噴火、水害、暴風雨、津波などをもたらし、善政を行えば、

温暖と豊作と太平として現れると言われます。

 

天変地異や疫病流行などの災害を防ぐため、指導者は
善政を布くことが模範として求められ、信仰と憂国の精神を養い、

その無軌道な権力の行使を制御しなければなりません。

 

 

近年、日本の事例として、村山政権下で発生した「阪神・淡路大震災」と

菅政権下で発生した「東日本大震災」があります。

 

自然界は自然法則に従って動いています。私たちは長い歴史の中で

自然災害に備えるための昔からの智慧によって自分たちの身を守ってきました。

 

 

今、その智慧が失われてきています。

 

知識と唯物拝金思想により

人が地上で一番偉いと考える人間至上主義が蔓延しているからです。

 

 

東日本大震災の際に、神社が津波から逃れられた事例は記憶に新しいでしょう。

祈りが集中する神社は天の気が満ちており、被害が最小限に抑えられたのです。

 

 

 

■防災の心得

 

 

東京はロンドンやニューヨーク、パリに並ぶ大都市で、

オランダや韓国の国内総生産を超えます。

 

秒刻みで正確に運行される世界に類を見ない交通機関、公共施設が発達して、
大企業の本社が数多く集中しています。他に類例のない治安と教育水準の高さ、

しかも東京を中心とした首都圏の人口は約 3,500 万人で、都市圏としては世界一です。

 

都市の繁栄は、人々の元気と景気と大気次第です。

 

 

 

■真の防災とは?

 

「経済活動の大切な要素は、どれも人間の精神世界の領域にあり、政府の管轄下にはない。」
『産業人の未来』P・ドラッカー

 

物より心を探究し、自己中心を改め、利他と奉仕の精神を学習しましょう。

 

人格を磨きながら人と自然に優しくむきあうことこそ

いま私たちに求められていることであり、これが防災の根本につながるのです。

 

 

 

■環境と資源を大切にするエコライフ

 

 

自然環境を護るエコライフは、天地自然の恵みに感謝をして、信仰と憂国の心を養い、

ものと人々を大切にする「清廉(せいれん)さ」のなかに幸福を見つけていく最善の生き方です。

 

 

吾唯足知
(われただたるをしる)

 

この言葉を聞いたことはあるでしょうか。

 

貧富は人生の試験問題と言えます。ひとそれぞれ与えられた環境で

いかに心豊かに暮らすかが私たちの日々のテーマです。

 

この私たちの心の持ちようとして「吾唯足知」という言葉は端的にその答えをあらわしています。

 

 

資源をムダづかいする大量消費ではなく、「倹約の美徳」のエコライフを選んだ人は、

アップダウンの激しい経済環境に耐えて、清廉な生き方を守り、人生の希望を定めて、
人と自然に優しいライフスタイルの中で安定した生活を築いてください。

 

それが最強の防災の心得となるはずです。

 

 

■防災力、初めの一歩は「想像力」

 

 

防災と言っても私たちは何から手をつけたらいいのでしょう?

 

自然災害は地震や台風だけではありません。極地的豪雨、竜巻、河川の氾濫、高潮、

津波、崖崩れ、山崩れ、寒波熱波、豪雪・・・。

 

これらにともなう上下水道電気ガスなどライフラインの遮断。見えない恐怖で言うと

放射能や感染症(ウイルス)も災害に含まれると考えます。

 

そして未曾有の災害となると今住んでいる街さえなくなってしまうこともあり得るのです。

 

 

いまの世の中、絶対安全ということはありません。

 

これまでなにかことが起こるたびに出てきたことば「想定外」。

 

こんな言葉はもう通用しなくなったことを過去の災害や事件・

事故が教えてくれているのではないでしょうか。

 

何もかも「想定」してこその防災。

 

ではどのようにして防災力を身につければいいのでしょうか?

 

実は誰にでもできる方法があります。あなたが経験していない想定外のことは

「想像力」で補えばいい。

 

そう。想像力こそがわが身を守る力になり得るのです。

 

私たちは一日中一つのところにとどまっているわけではありません。

いろんなところに移動しています。

 

災害を受ける場所が自宅なのか学校なのか職場なのか。

 

そこには誰がいるのか、おじちゃんやおばあちゃんがいる、赤ちゃんがいる、

妊婦さんがいる、病気の人がいる・・・。

 

家は川の近くにある、山を削って作った造成地にある、海の近くにある・・・

 

 

それぞれの家庭ごとに置かれている環境や事情も条件も違いますが、

一番大切で最優先させることは何と言っても「身の安全」、命を守ることです。

 

身の安全を確保したうえで大事になるのが非常時の「暮らし」。

そして「生活の再建」へとつながっていきます。

 

 

まず「命を守る」。これが原則です。

 

 

ではこの原則にしたがって、あなた自身の防災意識を目覚めさせるために

「防災シュミレーション」をやってみましょう。

 

思い描くことで見えてくるものがあります。
考えることで気づくことがあります。

 

 

シュミレーションの目的は、あなた自身が何を知っていて
何を知らないのか。これを確かめることです。

 

地震、台風、水害、土砂崩れ、河川氾濫・・・。一人だったら、職場にいたら、

朝だったら、真夜中だったら・・・。

想像することはたくさんあります。

 

「想像する」というのは面白いもので、思い描く対象が、
はじめはモノクロ(白黒)の映像でしかイメージできなかったことが、

想像を繰り返していくうちにいつの間にかカラー映像でイメージできるようになります。

 

つまり、最初はあいまいでぼやけたイメージでしかなかったことが、

次第に鮮明にくっきりとイメージできるようになります。

 

 

そうなると気づかなかった隠れた課題や問題点も見えてくるようになるのです。

こうした「想像」の蓄積が、いざというとき、自信ある行動につながります。

 

 

とくに大地震はいつやってくるのかわかりません。

自分にとって一番都合の悪い時間帯に大地震がきたときを「想像」しつくしておきましょう。

 

あなたの想像力こそがあなた自身を守ります。

さあ、防災シュミレーション始めましょう!

 

 

01 地震発生!

 

もし今、大地震が起きたら、
私の家(次に、私の職場、子供たちの学校・・・)
は、どうなるだろう?

 

まずは家の中を歩いてみて、想像してみましょう。

 

 

<チェックポイント>

 

もし今突然、強い揺れが来たら

 

□身を守るために安全な場所はどこ?
□各部屋の家具や電化製品はどう動く?
□壊れそうなものは何?
□寝室で寝ていたら?
□朝食の準備をしていたら?
□トイレやお風呂に入っていたら?

 

●強い揺れでタンスや本棚が転倒したり食器棚から食器が落ちて

割れてしまうことが考えられます。

 

●家具の下敷きになったり割れたガラスや食器でケガを
しないように、落ちてくるもので頭や身体を負傷しないようにしましょう。

 

●揺れが収まるまでは物が落ちてこない、物が倒れてこない、

物が移動しない場所にいるか、テーブルの下に移動しましょう。

 

●マンションの高層階では、強い揺れで家具が「宙を飛ぶ」こともあります。

 

 

02 地震発生後

 

さて「想像」の続きです。

 

揺れが収まった時にあなたは何をするか。
今までにない揺れを経験したとして想像してみましょう。

 

 

<チェックポイント>

 

強い揺れが収まった! さてあなたは何をする?

 

□深呼吸して心を静めて周囲を見回す
□動いて安全か?(床にガラスの破片はないか)?
□火元は安全か?(台所のコンロ、ストーブ)
□使用中だった暖房電気製品、ガスはすぐオフ
□出口を確保!(部屋の窓、ドア、玄関ドアを開ける!)

 

●自宅には危険がいっぱい。移動する時にガラス片などで
足をケガしないようにスリッパはいつも身近に。

 

●停電すると夜は足元が見えなくなるので懐中電灯はリビング用、

寝室用と主要な部屋別にあると安心。

 

●古い家屋は一階の倒壊可能性もあるので二階にいる時はあわてて一階に降りないこと。

 

●大きな地震の場合は余震規模も大きいと考えられるので

危険回避のために一時的に家から離れる場合もある。

 

火事にならないよう火元は十分にチェック。ガスの元栓、
電気のブレーカーをオフにして退避等の状況判断へ。

 

 

03 地震後

 

さて、身の安全を確保したら次は避難です。大地震では家屋に

ダメージを負う可能性か高いのと、火事の発生、そして津波や地滑りなど

二次災害の発生も十分考えられます。

 

自宅から避難所までの避難経路についても「想像」しておきましょう。

 

 

<チェックポイント>

 

□最新情報はどうやって手に入れる?
□避難所はどこか知ってる?
□避難するとき何を持っていく?
□いつどのタイミングで動く?

 

●「正常性バイアス」に惑わされるな!

 

これくらい平気、まだ大丈夫と言って避難勧告を無視して
しまう人がいます。こうした心の作用は「正常性バイアス」と呼ばれています。

 

正常性バイアスの「バイアス」は偏見、先入観といった意味です。

 

つまり異常事態が起こっても、それを正常の範囲内としてとらえ、心を平静に保とうとします。

 

避難が必要な人や避難を誘導・先導すべき人たちに正常性バイアスが働くと

被害が拡大するおそれがあります。

 

自然が相手です。逃げる時は迷わず逃げましょう。

 

04 散歩で実地練習

 

「想像」してどうでしたか?
どんな気づきがありましたか?

 

このシュミレーションは自宅にいたときに大地震が発生した!

を想定してのものですが、その内容は、季節や時間、周辺の環境などによって

さまざまに変化するはずです。

 

 

さて「想像」ができたら散歩がてら実際に避難行動をしてみましょう。

企業研修で言うと「ロープレ(ロールプレイング)」です。

 

頭だけでの「想像」から、からだを動かしての実地研修で知識を知恵に変えていくのです。

 

 

<チェックポイント>

 

□自治体が公表しているハザードマップを用意
□近隣の避難所まで歩いて避難経路と時間を確認
□家族の集合場所を確認
□家族の連絡手段を確認

 

●あなたの街はどんな被害に遭いそう?(具体的に)
●あなたの避難進路を妨害するものがあるかも!
●家族の連絡方法を決めとかないとね。 SNS(LINE、フェイスブックなど)、NTT災害伝言板。
●家族が一つになれることが大事。

 

 

05 備えよ!

 

「想像」して気づいたこと、頭の中に思い浮かべたものを
整理して、必要なものは買い足しておきましょう。

 

 

<チェックポイント>

 

□我が家を安全にするためのものは?
□非常時持ち出し袋に入れるものは?
□我が家に備蓄しておきたいものは?

 

◆最小限備えておきたいもの

 

※食品は最低 3 日分用意したい

 

□水(一人一日 3 リットル×□日分×□人分)
□主食(レトルトのご飯、レトルト麺)
□缶詰(副食用)
□加熱せずに食べられるもの(かまぼこなど)
□菓子類(チョコレートなど)
□カセットコンロと予備のボンベと鍋・やかん
□紙コップ、紙皿(断水対策)
□食品包装用ラップ(断水対策=食器を汚さない)
□充電式ラジオ(停電対策)
□携帯電話の予備バッテリー(停電対策)
□懐中電灯と予備の電池(ろうそくとマッチ、ライター)
□ゴミ袋・ビニール袋(大きめ=トイレ用)(断水対策)
□簡易トイレ

※高齢者や乳幼児むけ、など家庭ごとに必要なものがあります。

自分の家庭に必要なものを考えて用意しましょう。

 

 

◆非常持ち出し袋

 

避難した時に当面必要となる最小限度のものを入れておく袋です。

家族がそれぞれ緊急時に必要なものをリュックサックに入れておきます。

 

玄関の近くや寝室、クルマの中に常備しておいていざというときに使いましょう。

 

 

<参考>

 

懐中電灯 携帯ラジオ、ヘルメット、軍手、毛布(非常事態用セット・ブランケット)

電池、ライター、ろうそく、水、レトルト・インスタント食品、缶切り、ナイフ、衣類、
バンドエイド他ミニ救急セット、旅行用歯ブラシセット

 

 

◆まとめておきたい大事なもの

 

非常持ち出し袋と一緒に緊急時に即座に持ち出せるよう
まとめておきましょう。

 

 

<参考>

 

現金(小銭も)、通帳、印鑑、健康保険証、年金手帳、お
薬手帳、保険会社の連絡先と保険証書

 

 

◆日常備蓄

 

大きな災害が起きた場合、電気水道ガス、道路や橋などの
ライフラインが寸断される場合があります。そうなると行政などの支援がすぐに届きません。

 

支援が届くまでの期間は一概には言えませんが、少なくとも一週間、

支援物資が届かなくても生きていけるよう備えることが「日常備蓄」の考え方です。

 

日常品として日持ちする食料やトイレットペーパーなどの日用品を少し多めに

「買い置き」しておき、古くなったら使ってまた買い置きしてまた使う。これの繰り返しです。

 

インフラが止まって困るもの、困ること。物流が止まると困るもの、困ること。

「想像」して準備しましょう。

 

 

乳幼児や高齢者、病人のいる家庭では、ミルクや常備薬などなくなると困るものがあるはずです。

 

そして家庭内で備蓄倉庫として使える場所を探して積極的に使っていきましょう。

 

●冷蔵庫は食品備蓄庫。上手に在庫管理を!
●お風呂で生活用水確保。断水時に強い味方!
●一人暮らしの外食生活者。せめて一週間分の水は用意して生き抜け!

 

 

06 いますぐやろう

 

もしも、家族が離れ離れになった時のために□連絡方法・連絡先
安否確認の連絡方法、連絡先(親戚や知人も含めて)を家族みんなで共有しておく
SNS(LINE、フェイスブック等)
NTT「災害用伝言ダイヤル(171)」

 

※災害時に「声の伝言板」の役割を果たすシステム。全国に設置された

「災害用伝言ダイヤルセンター」を通じて、被災地内の人が安否を録音したメッセージを

他の地域にいる親戚知人が再生できる。伝言の録音と再生には被災地の自宅電話番号を使用する。

 

□集まる場所会社や学校、買い物などで家族が一緒にいないときに、

連絡もつかないことがあった時、避難場所の施設や公園など
具体的な場所を決めておく。