あの危ない体験・・・


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夏休みはヨーロッパに行ってたよ。最高だった・・・

 

お前は今まで海外は?

 

 

 

 

高二のくせに夏休みにヨーロッパ旅行に行ったという

同級生の井口が、休み明けの教室で開口一番に語ったこと。

 

フィンランド人女性と

楽しい思い出をつくったとか(笑)。

 

 

 

 

 

あまり海外に興味がなかった過去

 

 

海外に住んだり仕事で飛び回ったりと、今は海外が

当たり前なのに、数十年前はそれほど興味がなかった。

 

なかったというより、他のものへの興味が

優先していたということか。

 

高校卒業の春に中型の免許を取ってからバイクに

どっぷりハマったので、必然的に国内が遊びの中心になっていた。

 

 

ハリウッド映画は小学生の頃から大好きだったし、勤めていた

監査法人でも外国人が普通にフロアを歩いている環境だったので、

刺激されなかったわけはないが・・

 

これという動機付けに欠けていた。

 

 

 

 

海外とつながる機会

 

 

そんな中、自分のビジネスの先輩Sさんから、

インドでビジネスを始めないかというお話を頂いた。

 

海外ビジネスのチャンス到来だ。

 

 

初めての海外にワクワクしながらも、そういえば

英語からは数十年ずっと離れている。

 

言葉のできない不安はそのまま、

海外への不安になった。

 

 

 

 

 

強い味方との出会い

 

 

ふとどこかで知った、オンライン英会話の存在。

 

 

今は当たり前のそれが、当時はまだ珍しかった頃。

迷わず申し込んだ。

 

 

初めてのクラスのフィリピン人男性講師は日本語が流暢で、

その授業は日本語だけで終わったのを覚えている(笑)。

 

しかし言語能力に長け、アメリカ人も

認めるほどの英語力を持つフィリピン人達。

 

彼らと毎日会話を交わすうちに英語のカンを

取り戻し、英語で話すことが日常に変わった。

 

 

 

 

 

初めての海外という衝撃。

 

 

初海外がインドという人は、

日本人でも極めて稀だろう(笑)。

 

その衝撃といったら・・・

 

 

インドの空港はうんこの匂いがすると聞いていたが、

もちろん都市伝説だった(笑)。

 

着いた首都ニューデリーの国際空港は、

整備された近代的な施設。

 

 

狂犬病が普通にあるといわれていたので、空港の近くに

横たわる野良犬におびえながら移動用のバスに。

 

渋滞のそのカオスさに脳内破壊状態。

 

窓から見える初めての日本以外の光景は、

全てが新鮮だった。

 

 

 

 

そして何よりも衝撃だったのは、自分の英語があまりに通じなかった

ことと、早口で巻き舌、おまけに強いアクセントのインド英語が

ほとんど聴き取れなかったこと。

 

 

自信喪失するも、後にそれが何よりも強い英会話マスターへの

モチベーションとなったことは言うまでもない。

 

 

 

 

 

ここでも試練が・・・

 

 

その後、国内のビジネスパートナー数名が一緒に

海外ビジネスをやりたいと仲間に加わってくれた。

 

 

しかし、家族を始めその周囲の反対が。

 

やはりほとんどの人は、日本が一番安全で

快適だと思い込んでいるらしい。

 

理解を得るために、相当の骨を折ることになった。

 

 

 

 

 

初のフィリピン渡航。ほとんどやみつきに

 

 

あるきっかけで、ついにフィリピンでもビジネスを

展開することになり、その手続きのために現地マニラへ。

 

インドと異なり、すでに友達になっている人たちが

向こうにいるため、ワクワクしながら旅路についた。

 

期待を裏切られることはなく、楽しすぎる現地の滞在は

あっという間に過ぎ、とにかく明るくて楽しいこの南国に

すっかりとりこになった。

 

同時に、初めて来たのになんとなく

懐かしさのようなもの・・・

 

何かの縁を感じた。

 

 

 

日本円での安定収入とフィリピン移住を

両立させた方法とは?

 

 

 

 

フィリピン3回目にして一人で移住

 

 

ちょっとフィリピンのビジネスを集中的に伸ばそうということで、

3回目の渡航は3ヶ月強の長期滞在と決めた。

 

 

コンドミニアムを借りて滞在したのは、

悪名高いマラテ地区。

 

ビジネスパートナーのオフィスのあるマカティにそう遠くないと

いうことで選んだこの地区は、東南アジアの中でもひときわ物騒な

場所だと後で知った(笑)。

 

 

 

とはいうものの、南国の暖かい気候。やさしい人々。

美味しいフルーツ。

 

その滞在は手放しに楽しかった。

 

 

 

しかし・・・

 

 

 

 

 

ちょっと危ない経験

 

 

「日本語の流暢な現地人には気をつけたほうがいい」

という話を裏付ける体験をすることに。

 

 

ある人からの紹介で出会い、日本にいたことがあって

日本語を上手に話すフィリピン女性。

 

彼女が、ビジネスを手伝いたい

ということで近づいてきた。

 

彼女がビジネスをしっかりがんばるというので

すっかり信用してしまい、タブレット・デモ用の製品・

数千ペソのお金を預けたところ、そのままトンズラされてしまった。

 

 

この時は悔しい思いで済んだのだが。

 

実はその後、別件で

命の危険にもさらされることに。

 

 

 

 

ビジネス応援のためケソンの田舎にフィリピン人仲間と

向かった先は、フィリピンの現地人テロリスト、

いわゆるNPAの巣窟だった。

 

あやうく拉致されて殺されるところを、

間一髪難を逃れた・・・

 

 

 

日本人のあなたは、決して気軽な気持ちで

フィリピンの田舎に足を伸ばさないことをおすすめする。

 

 

 

 

 

日本の良さをさらに再認識

 

 

日本に戻ると、当たり前のことが当たり前じゃないことに

改めて気づいた。接客マナー・立ち振る舞い・清潔さ・便利さ・

食べ物が美味しいこと・・・

 

日本を出て外から見ると、客観的な視点が持てるし、

比較ができて初めて良さが分かる。 さらに日本が好きになった。

 

しかし・・・

 

 

 

 

 

日本に迫る危機

 

 

日本は、住みやすい良い国だ。

これに誰も異論はないはず。

 

 

しかし世の中には、自分自身でコントロールして

なんとかなるものと、ならないものがある。

 

 

 

あなたもご存じの、ユデガエルの話。

 

鍋にカエルを入れていきなり熱いお湯を注ぐと、

カエルはあわてて飛び出す。

 

一方で、先にカエルをぬるま湯に入れておき、それを火にかけて

温度を上げていくと、カエルはだんだんお湯が熱くなっている

ことに気づかず、ついにはゆで上がって死んでしまう。

 

 

 

今の日本人が、まさにこのユデガエルになってしまうかも

しれないと怖くなることがある。

 

たとえば経済リスク。

人口減少に起因するもの。国家破産。

 

そして何より、

関東近郊に巨大地震が起きた後の経済の混乱・・・

 

 

 

ただ「きっと大丈夫だろう」と何もしないのは、

楽観主義じゃなくて脳天気、現実逃避。

 

海外を視野に入れ、

今すぐできることがたくさんある。

 

 

 

 

以前、大阪の有名な占い師さんから、俺の前世は

アメリカ人だと言われた。

 

何となく腑に落ちるところがある(笑)。

 

非日常が好き、外国人が好き。

 

特に、アメリカの文化にはいつも

なぜかワクワクするものを感じる。

 

 

 

いろんなきっかけをもらったおかげで、そして行動に移してみて、

今は、日本以外に住むという選択肢が拡がり、それを楽しんでいる。

 

これからはますますボーダーレス化が広がり、

海外に住むことがもっと当たり前になる。

 

それを最短距離で可能にできる手段を持っている以上、

何らかの役割をもらっているんだと感じる。

 

 

 

 

一緒に、海外で自由に遊べる仲間を増やしたい。

 

 

それは、お金では得られないもの。

 

ちょっと先の未来に、ワクワクしている。

 

 

 

 

 

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コメントは23件です

  1. DAN より:

    i’m grateful to you 🙂

  2. 代表取乱役 より:

    海外。

    興味ありますね。

    白人ですかね、やっぱ (笑

    どうしたら、海外に住めますか?

  3. まま より:

    幼い頃からアジアにはちょいちょい行くこともあり、海外は大好きです!
    が、最初がインドって結構ハードル高めなイメージww

    英語圏はホームステイで行きましたが、ホストファミリーがダイエット中で、お金がなくて…みたいな家だったから良いイメージがなくて。。。住もうとまでは考えなくなったなぁ。
    ただ自分を変えたくてワーホリを考えたことがあるけど、やっぱり勇気がなくて終わったw

    やっぱり凄いですわ、フィリピン三回目で移住とか。笑

    • DAN より:

      インドは。。場所によりますが、今はさすがに女性一人はお勧めできないですね^^;川に直接うんこしているとか、本当なんですかね(笑)。

  4. ひろ より:

    私は海外に行ったことがないのですが、
    現地で日本語が話せる人がいると、簡単に騙されそうです。笑
    英語でも、地域によってはかなり癖がありますよね。

  5. HIROMI より:

    この前。セブ島の、ラプラプの辺りに滞在しました。
    治安、生活水準は、思ってた以上にシビアだと思います。
    仕事で、タイ、バンコク、韓国、アメリカ、オアフ島で仕入れをしてました。が、フィリピンでの展開も視野に入れてます。
    是非、フィリピンのお話をお聞きしたいです。

  6. makostyle より:

    ゆでがえるの話は初めて聞きました。もうすぐ退職しますが私が今勤めている会社に入った当初、中途入社した私からすると異様と思える時代錯誤ぶり、ぬるさに本当にカルチャーショックを受けました。しかし一貫してこれに染まらないよう努め、それなりのポジションを得ることができました。私の周りには本当にゆでがえるが多い。

  7. ぴよちゃんのパン より:

    海外に行くと交通機関(電車とかバスとか)の車内の匂いって日本とは違っていると思います。インドの空港の匂いが結局どんな感じだたのか、興味津々です。

  8. るい より:

    井の中の蛙、大海を知らずといいますがまさに私はそれですね。テレビの情報だけで作り上げられた海外の情報は、あまりいいものとは言えません。まずは触れてみなければだめですね。

  9. まり より:

    今は日本が安全とは言えないですからね。フィリピンでも何処の国でも安全とは言えない。海外に住む日本人も多いですが、日本で出稼ぎに来てる人達も多いですよね。

  10. kazato より:

    人生の転機ってよくわかりませんよね。私も海外に全く興味がなかったのですが先生に留学の話をされて初めて海外に行ったので、チャンスはどう転がってくるかわかないな~と思います。

  11. ぐで子 より:

    3回目に訪れて長期滞在しちゃうってすごいです!でもそんなにいい所なのかなと思いきや命の危険とは…怖すぎます…。海外に行くというのは色んな意味で色々と準備と覚悟が必要そうですね(笑)

  12. みぽち より:

    茹でガエルの話、すごく納得してしまいました。確かに人間でも、物事が徐々に変わっていけばなかなか気づかず、気付いた時には手遅れ、、てこともあるでしょうね。

  13. ひかり より:

    ゆでガエルの話は知りませんでした。
    今のまま、変化を恐れて
    なかなか自分から変えていこうとは
    思いませんが
    海外に興味をもつと、また人生が変わりそうですね。

  14. あやち より:

    関東に大震災が起きたら、経済は混乱するのでしょうか。
    私は東日本大震災の当時は地元の岩手県におりました。
    震度7でしたでしょうか。本当に逃げるにも
    立って歩けないほどの揺れで這ってリビングまで出ました。
    電気もこないし真冬なので寒くて寒くて大変でした。
    それがまたこの関東で起こるとなると不安で仕方ないですね。
    そうなる前に、どこにいても労働収入がなくても
    安定した収入が得られる仕組みを作りたいなと思っています。

  15. みかわや より:

    ゆでたカエルはおいしいのか?!
    という話かと思っていたので、ドギモ抜かれました。
    真面目な話やった。

    経済が混乱する天変地異はよく想定されていますよね。富士山噴火とか。
    国レベルでは考えているのでしょうが、企業や個人レベルになると、そうではない気がします。

  16. ともねーさん より:

    海外旅行は行きたい気持ちはありますが、夢のまた夢って感じです。海外旅行のイメージだと海外旅行イコールお金が掛かる、被害が起こるになります。

    茹でカエルの話は聞いたことがありません。カエルにいきなり沸騰したお湯にい入れようとしたら、ビックリするから生ぬるいお湯からいれてその次に沸騰したら、カエルが茹であがり、死んでしまうのような日本人はいきなりの自然災害や地震が起きたり、政治の経済も少しずつ大変になりそうですね。

  17. にこ より:

    勉強になります!茹でガエルの話はすごく納得してしまいました。気づかないうちにってホントに怖いことですよね。

  18. そよあつ より:

    固定観念や既成概念同じ言葉だと思っていたけどやっぱり同じ言葉ですかねとにかく自分の中にそれがずっとありました張り付いていました誰から植え付けられたかやっぱり親って言う人も多いけど自分も名前も何しろ親とべったりだったんで大分規制概念固定観念は植え付けられたと思っていますこれを壊すのはなかなか簡単ではないけれどでも新しい自分に出会える良い機会になるかなとも思います面白そうだなって思います自分を変えていくのはだからこの言葉を学んだこれをきっかけにどんどん変わっていこうと思っています行動することからしか変わらないとは思うけどちょっとでも前に進むこと先の方を見て歩くことを途中の誘惑に負けないこと周りの常識を適当に流すことをアドバイスはしてくれる人を選ぶことなどしたいです

  19. Charotte より:

    フィリピンでのビジネスの話を持ちかけられているところです。興味はありながらも、治安面というか、日本に入ってくるニュースは恐怖にも思えてしまうのです。Danさんのように逞しく生きている方のお話をもっともっと聞ければと思います。

  20. こう より:

    日本が一番安全、気づかないうちにそう思っている自分がいました。もちろん海外旅行とかは行きたいけど、移住となると色々と心配なこともあるし興味はあってもなかなか踏み出せないところがあります。こうやって色々と海外の事情を教えていただけると、海外での生活も想像しやすくなって有難いです。

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