スウェーデンの教育、日本との5つの違い!問題点は?教育制度や教育システム、教育法の特徴を本で比較。現地の教育水準は?幼児の教育費は無料?


 

スウェーデンと日本では生活する上での様々な制度の違いがあり、

知ると驚かされるのが教育の面だ。

 

 

日本とは考え方が異なり、実際に施行されている教育方法なども

感心したり羨ましく思ったりすることが多い。

 

 

比べてみて異なる点や、スウェーデンの教育における問題点はあるのか。

 

詳しく知りたい。

 

 

スウェーデンの教育の問題点は?現地の教育法はどんなもの?

 

スウェーデンの教育が世界一と言われる理由は一体何だろうか。

 

ではまず、日本との様々な教育法の違いを知ろう。

 

スウェーデンと日本の教育制度を比べてみよう。

 

 

小学校から大学まで無料

 

嬉しいことに、小学校から大学まで、無償で教育を受けることが出来る。

 

さらにスウェーデンは医療費は18歳まで、教育費は大学まで無料。

 

税金が高いことは、

スウェーデンでは教育費が税金によって賄われているからだ。

 

日本では昨今少子化が懸念されるが、子育てにかかる費用も

原因の一つと考えられている。

 

 

学費を捻出できない、となると当然かとも思うが、無料なら状況は変わる。

 

 

学校の休み期間が長い

 

日本だと、学校で設けられる休みは

夏休み・冬休み・春休みといったところだが、

 

スウェーデンは、様々な休暇がある

 

夏休みは6月上旬から8が中旬までと長く、

他にも2週間のスポーツ休暇や、4月はイースター休暇

 

クリスマス休暇というものもある。

 

従って、日本と比べて登校日数は1カ月ほど少ない

 

 

夏休みの宿題が無い

 

スウェーデンは2学期制で、学年度は8月~6月。

 

このため、日本で存在する夏休みの宿題が無いのである。

 

いつもうっかりため込んでいた自分としてはとても羨ましい話である。

 

 

学びのスタートが早い

 

スウェーデンは日本に比べで学びを始める時期が早い。

 

保育園も保育と教育の機能を有し、

 

なんと0歳から就学前学校(プレスクール)への参加が

可能となっている。

 

 

学びの多様性

 

学び方も異なる。

 

日本の様に詰め込む学習の仕方ではなく、

一人一人が何をどのように学ぶか、

 

を大切にする教育方法をとっている。

 

 

スウェーデンは地方分権化が進んでいて、

地方自治体が所得税の課税権を持っており、

 

その税率は平均30%。

 

 

地方の財政はかなり豊かと言える。

 

 

福祉やエネルギー、レジャーなどと共に

教育にもしっかり力を注ぐことが出来る。

 

スウェーデンは、その教育制度のおかげで大学まで無償で

学ぶことが出来るのだ。

 

 

しかし問題点もある

 

地方分権化が実施されたことで、カリキュラムをこなすのではなく

目標の設定という形となり、

 

達成までを各地方自治体で教育委員会や教員などが決めるため

地域によるバラツキや教育格差が生じてしまい、

 

学習到達度調査において世界で平均を下回る結果となり、

この点がスウェーデンの教育で失敗と言われた。

 

確かに、学ぶ環境自体は誰に対しても平等に与えられているが、

住む地域によって質が異なるのは気になる。

 

 

しかし、本人に学ぶ気持ちがあるのなら

いくらでも上手くやっていける気がする。

 

 

この教育法は、

 

きちんと自分で学びたいという気持ちがある者にとっては

優れていると思う。

 

 

スウェーデンの教育の歴史。なぜ教育が無料?

 

というか、スウェーデンの教育費が無償なのはなぜなのか

 

 

スウェーデンの教育制度の歴史についてみてみよう。

 

 

スウェーデンの教育費が無料である理由は、

先の通り税金で賄われているからだ。

 

 

学びはすべての子どもたちに平等にあるべきという考え方があり、

国民に課せられた高い税金を教育にも注ぎ、

 

スウェーデンでは教育費用が無料という形になっている。

 

 

スウェーデンの教育の歴史はどんな流れだろう。

 

 

現在の、地方ごとに異なる目標やペースでの学習方法は、

もちろん最初からではない。

 

 

貧富の差から学歴差は発生することを避けるために

戦後は中央集権的な教育が行われてきたが、

 

それは国の中央に権限が集中する形となり、地方との差が出来てしまう。

 

 

80年代以降、現場の教師たちからの訴えで、

実際の教育現場や地方に合った教育方法が選択できるように見直され、

 

地方分権化されることとなったのだ。

 

 

スウェーデンの教育制度によって、学費という壁を取り除くことが

出来ているのだ。

 

 

日本では、借りた学費を変換するために

一生懸命働かなくてはならない人々が多くいる。

 

平等に機会を与えられ、お金のことを気にせずに

思い切り勉強が出来るのなら、税金が高くても

我々は安心して支払いたいと思う。

 

 

スウェーデンの幼児教育の特徴は?本から得られる知識
小学校から大学まで無料で学ぶことが出来るが、スウェーデンは幼児教育もしっかり考えられている。
そこには日本とは異なる特徴が・・・。

 

スウェーデンでは、

「人は1歳から生涯にわたって学ぶ」という考え方が根にあり、

幼児教育にはとても力を入れている

 

 

働く親が子どもを預ける保育園でも、

プレスクールといった形で1歳から学び始める。

 

そんなに早くから勉強を?と驚くかもしれないが、

日本のような詰め込み式ではなく、学ぶプロセスを尊重し、

 

子どもたちそれぞれの考えや自分で学ぶ力を育むことを

大切にしているのだ。

 

 

これに関しては日本でも、最近になって「お受験」のなかで

重要視され始めていると聞く。

 

テストの点が良いことと、実社会できちんとやっていける事は

イコールではない。

 

スウェーデンでは幼児教育の段階でそういった点を教えているのだ。

 

 

スウェーデンの教育について書かれている本はいくつかあり、

 

スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む

:日本の大学生は何を感じたのか

 

若者の選挙投票率850.8%のスウェーデン、日本との差は何なのか。

 

社会科の教科書にヒントがあるという。

 

日本人が読んで何を感じるのかを問うもの。

 

スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む-日本の大学生は何を感じたのか-ヨーラン-スバネリッド

 

 

スウェーデン 保育から幼児教育へ

―就学前学校の実践と新しい保育制度

 

スウェーデンの就学前学校の実践について

具体的に紹介してくれているもの。

 

カリキュラムなども資料と共に解説している。

 

スウェーデン-保育から幼児教育へ―就学前学校の実践と新しい保育制度-白石-淑江

 

 

まとめ

日本とは明らかにことなる部分や考え方がある

スウェーデンの教育方法

 

 

日本では考えられないものや、羨ましくなったり馴染みがないせいで

「ほんとにそれで大丈夫?」と感じてしまうものもあるかもしれない。

 

 

日本の社会環境もあり、

教育関係のみを変えてもうまく回るものではないだろう。

 

 

だが、スウェーデンの教育制度や教育法、学びに対する考え方は

教育とは、学びとは本来何であるのか?

 

という本質的な部分を考えさせてくれるものだった。

 

 

日本でも少しずつ、自分で考える「アクティブラーニング」の考え方が

注目されてはじめている。

 

 

制度に関係なく、それぞれが「自分の学び」を

大切に出来るようになると良いと考えている。

 

 

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