職場や学校、どこへ行っても決めつける人は存在する。
そういう人に対しては、
「いったい自分の何を知ってそんなことが言えるんだ」と、
イラっとさせられるものだ。
嫌悪を感じる人とは関わりを断つことが一番だが、
学校や職場などに属しているとなかなか難しい。
そこで、決めつける人の特徴を知ってみてはいかがだろうか。
彼らの心理を理解することで、
人間関係で悩んでいるあなたの解決の糸口に繋がるかもしれない。
決めつける人の特徴…嫌いならどう対応すればいい?対処法を紹介
決めつける人の特徴は、頑固で、承認欲求が強く、
思い込みが激しい性格が災いしていると言える。
確かに、自分の周りの決めつける人の共通点はというと、
上から目線の口調で、プライドが高いためか
自分の意見を曲げることが苦手であるなど、
とにかくめんどくさい人が多かった。
また、偏見が強い人や決め付ける人ほど頭が悪く、
IQが低いという興味深い研究結果があるのだ。
それでは、このような決めつける人に
有効な対処法とはどんなものだろうか。
自分が決め付ける人に対して特に有効だと感じた解決策は、
とにかく割り切った対応をするということだ。
こういう決めつける人に対抗して口論したところで
時間の無駄にすぎない。ここはひとつ大人になって、
「頭悪いかわいそうな人だな」と頭の中で呟いて軽く流してしまおう。
自分の価値観や感情を押し付ける人に対し、
素直に賛同するとみせかけてあっさり流してしまえば、
決めつける人の承認欲求を満たすことができ、
さらにあなたは無駄な時間を省くことができる。
これが双方にwin-winの関係を築くことができる最適な対処法だ。
決めつける人は英語でなんて言う?本で学ぶなら?
決めつけや差別はどこでも存在するものだ。
自分の体験からいうと、先日アメリカに旅行した際がそうだった。
街中で柄の悪い白人男性にアジア人を揶揄するような
言葉を投げつけられた。
悲しいことに、アジア人や有色人種に対して
差別的意識を持っている欧米人は意外にも多い。
ちなみに「決めつける人」を英語でいうと、
「person who decides」、
「人種差別主義者」は「racist」と表現する。
さらに、決めつける人が職場の直属の上司だった場合や、
偏見が強く決めつける人が家族や親だった場合は、
段々とストレスが溜まってくるかもしれない。
そういった場合は、決め付ける人の心理について記してある本から、
さらなる詳しい対処法を学んでみよう。
おすすめは、『すぐ「決めつける」バカ、まず「受けとめる」知的な人
/安達 裕哉 (著)』だ。
著者が行動経済学・心理学をもとに、決め付ける人の心理と傾向・対策、
さらには誰にでも決めつける人になりうるという可能性と、
そうならないための方法が記してある。
確かに、「人の振り見て我が振り直せ」という言葉にもあるように、
もしかしたら自分の気が付かないところで周囲から
「決めつけるめんどくさい人」とレッテルを貼られているかもしれない。
普段の行動や言動を思い出しながら読んでみるといいだろう。
まとめ
今回は、決めつける人の特徴と、その対策について紹介した。
差別や偏見を持ち、さらには自分の価値観を押し付ける人なんて
完全スルーすることが一番であるが、
そうはいかない場合は、
まずその人の言動からくる心理を読み解くことが最も有効な解決策だ。
さらに、決めつける人の特徴や対策を学ぶことで、
自分も同じようなことを周囲にしていないか、
振り返るいい機会になるだろう。
意外と人は自分のことになると棚に上げてしまうので、
家族や親しい友人などに聞いてみるのもいいかもしれない。
偏見や決めつけをなくせば、生き方がぐっと楽になるし、
人生の選択肢だって広がる可能性もある。
「周囲に決めつける人がいて困っている」、
「もしかして、自分って決めつける人なのかも?」と感じている方は、
ぜひ今回紹介した本を手に取ってみてはいかがだろうか。
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