「自分を変える唯一の方法は、
あなたの考え方を変えることだ」
P.J.マイヤーのこの名言を知ったのは、
自分の事業で壁に当たった、30歳のクリスマスだった。
自分が普段インプットするものを意識的に変える
you are what you eat.
つまり、あなたはあなたが食べた物でできているという
健康管理の指針だが、これを勝手に広く解釈すると(笑)、
you are what you get.
目にしたもの、耳にしたこと・・・直接あなたが接した情報で
あなたがつくられていくということになる。
要は自分を変えるのに最も近道なのは、あなたが触れる情報、
あなたの周りの環境を変えてしまうこと。
環境を変える
→入る情報が変わる
→考え方が変わる
→自分が変わる
このシンプルなフローチャートだ。
適当に数カ月住んでみたフィリピンが気に入り、そのまま埼玉から
マニラに移住した変わり者の日本人(笑)。俺がこちらに移ってから
楽観的なフィリピン人達に囲まれ、「元」ネガティブと自称できる
ようになった(笑)。
自分を変えるための具体的な5つの方法
俺自身が、自分を変えるために
実践してうまくいった方法。
ニュースは観ない
これは26歳で始めたダイレクトマーケティングの先輩、
保利さんから徹底して言われたこと。
これは日本に限らないが、基本的にグッドニュースというのは
大きく拡散せず、性質上ネガティブなものがスクープにされる。
殺人や傷害、事故、詐欺、不祥事・・・
特に18:00台のTVのニュースはひどい(笑)。
自分でコントロールできるのは、インプットする情報をできるだけ
グッドニュースに変えること。これがしやすいのはやはり、情報の
垂れ流しのTVよりもインターネットで、俺も選んで読むニュースは
基本的に好意的なものを選んでいる。
普段見るもののグレードを上げる
例えば2ちゃんねるを愛読している人と、富裕層向けの雑誌
セブンシーズを愛読している人とでは、その人が影響を受ける
世界観に雲泥の差が出る(笑)。
いつも読んでいる雑誌や観ている番組、Webサイトなどの
クオリティを少し上げてみる。
手に取る物のグレードを上げる
自分が着る服やアクセサリー、家電などを買うときに、あなたが
無意識に選んでいた価格帯があるはず。それをあえて意識的に
変えてみる。
地元の和光で酒屋をやっている飯田は、いつもコンビニで
買っていた100円のお菓子をやめて700円のスイーツを買うときに
相当勇気が要ったと話していたが(笑)。
仕事の仕方を変える
俺が意識しているのは、朝の最も脳が働く時間帯に記事の
執筆など、クリエイティブな作業を終わらせてしまうこと。
さらに大体60分ごとに行う仕事を変え、
脳を一度リセットするように意識していること。
あなたが自分の仕事をコントロールできる立場にあるなら、
こうしたことを実行すると仕事の質は上がり、使える時間も増える。
そして、いつも「忙しい」と言っている人は
八方美人なことが多い。
本当に大切にしたい相手の優先順位を明確にした上で仕事に
臨むと、良い仕事と人間関係が継続するし、あなたの時間の
余裕も生まれてくる。
さらに言えば、自分が本当に長期的に一緒に仕事をしたい
人達だけに人脈を変えることができるようになる。
いつも逢う人を変える
人は同じものを見ていても、人それぞれ捉え方が全く違う。
それを知り価値観を拡げていくためには、いつもとタイプの
違う新しい人と積極的に会っていくこと。
SNSやグローバル化、様々なインフラの整備で今の時代ほど
多くの人と容易につながれる環境はない。あなたが望めば
新しい価値観は、すぐ近くにある。
仲間は良い意味で、いつも期待を裏切ってくれる。
自分と家族のために、見えないところで生活を変える
努力を続けている彼ら。お互いに学び続ける関係でいたい。
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