フィリピン観光というとマカオが浮かぶ方も多いかも知れないが、
ダバオという場所をご存じだろうか?
ダバオ市はフィリピンの南部、ミンダナオ島ダバオ地方、
ダバオ・デル・スル州にある。
セブ島とその周辺に次ぐフィリピン第三の都市。
ビーチやレジャー施設、博物館など様々なスポットが数多くある、
フィリピン南部の政治や経済、文化の中心ダバオのおすすめ観光地をご紹介したい。
目次
フィリピンのダバオ。日本人におすすめの観光地は?
ダバオは、大都市でありながら世界で二番目に水が美しく、自然も豊か、
と観光資源が豊富だ。
ゆえにダバオには、観光におすすめ出来るスポットが沢山ある。
たとえば、ダバオ市の南西にあるフィリピンでは最高峰の活火山、アポ山。
標高は2954メートル。頂上から望む景色は必見。
手つかずの自然が残り、本格的な登山となるレベルの山なので、
挑戦を考えているならガイドがつくツアーを利用することを推奨する。
また、山の周辺は国立公園に指定されている。
レジャー施設としておすすめしたいのはジャックスリッジ。
レストランや公園、プールなどがあり、家族連れで賑わう。
展望台からは豊かな自然が見られ、観光客にも人気だ。
夜は夜景も見られ、一日中楽しめるスポットである。
また、D・ボーン・コレクター・ミュージアム。
約3000の、動物の骨格標本が展示された博物館。
この博物館、館長が幼少より収集してきた骨で開いたものである。
生き物に興味があるなら一度見てほしい。
ダバオの観光ガイドは現地の人々?
ダバオの観光、どこへ行こうか悩んでしまったら、現地で聞いてみても良いだろう。
じつはミンダナオ国際大学近くに、ダバオ唯一の日系旅行会社
「ハローワールドツアー」がある。
スタッフは日本語が話せるフィリピン人で、通訳・翻訳、ビザの申請手続きと
いった業務からツアーガイドやレストランの予約などのサービスを提供してくれる。
ガイド本に乗っていないようなダバオの観光スポットや、おすすめのツアーは
現地をよく知る彼らに聞いてみるのも手だ。
ダバオを観光するための地図には漏れてしまっているような
密かな人気スポットに出会えるかも。
ダバオを観光するならビーチは外せない?ツアーだと、どのコース?
ダバオはビーチも見どころの一つ。
有名なサマール島や、タリクッド島のイスラレータビーチリゾートは
宿泊施設も整っており訪れるのは観光客だけではない。
ダバオを観光するツアーの中で、ビーチを堪能できるコースはいくつか組まれているが
ダバオ市とサマル島、ビーチが含まれている「ダバオ市観光とサマル島ビーチツアー」
やダイビングを楽しめる「Pro Dive Davao」、
サマル島のパラダイスアイランドではデイツアーがありビーチリゾートを楽しめる。
ダバオの名産品
観光したらもちろんお土産が気になるところ。
フィリピンのお土産ではドライマンゴーなどがメジャーだが、せっかくならば
ダバオを観光したと分かるお土産が欲しい。
ダバオの観光についてのブログを見てみると、現地に住む日本人がすすめてくれる
ダバオならではのお土産が結構見つかる。
例えばダバオの名物はドリアン。
しかしながら匂いなどの癖があるし、生のものは機内に持ち込めない。
そこでおすすめなのが、置物やマグネットなど、ドリアンを象った小物類。
個性的だし、ダバオという場所を知ってもらう印象づけも出来る。
また、アバカで作られたバッグもおすすめだ。
かつて、ダバオが発展するきっかけとなったアバカ栽培の農場経営。
そのアバカ栽培を始めたのが日本人であり、アバカ製ののバッグは
そんな日本人とダバオとの関りや歴史を感じさせてくれるお土産なのである。
他にも、アバカは日本のお札の原料として使用されており、お土産と同時に
ちょっとした話の種にもなりそうで面白い。
ダバオでは真珠のアクセサリーが有名であるほか、
少数民族デザインのココナッツビーンズで作られたアクセサリーも
現地のお土産としておすすめしたい。
そしてダバオの観光にかかる費用は割と安い。
日本からダバオへの航空券は、シーズンや出発地によるが
東京・大阪・名古屋からの出発であれば大体2万強~3万弱。
また、ダバオでは豊富な観光資源のために経済が安定しており、
全体的に物価が安めなのだ。
他、ダバオ観光の参考に、在住者のブログなども観て見ていただきたい。
環境や、治安などがよく分かると思う。
・ダバオでの生活がつづられたブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/presidio10?__ysp=44OA44OQ44KqIOims%2BWFiSDjg5bjg63jgrA%3D
・ダバオの中心部についてのもの
https://mominoki-blog.com/davaw_overview_ph_2018/
・ダバオの英語学校スタッフブログ。お土産についての記事
https://blogs.yahoo.co.jp/english_drs/34009125.html?__ysp=44OA44OQ44KqIOOBiuWcn%2BeUoyDjg5bjg63jgrA%3D
ダバオの観光スポットとしてはB級?日本人トンネルやクロコダイルパーク
ダバオを訪れる観光客の間でB級という評価を聞くのが日本人トンネル。
日本人トンネルは「ジャパニーズトンネル」と言われ、
第二次世界大戦中に日本軍が隠れ基地目的に掘ったトンネルだ。
最大で8キロはあったとされ、1960年代に見つかった。
トンネルからは軍票や拳銃などが見つかっている。
ダバオを観光しながら歴史を感じることもできる日本人トンネル。
現在は民間人によって運営されており、ホテルも併設され、観光地となっている。
トンネル自体は歴史や時代を感じさせてくれるのだが、
随所に日本人を模したゆるい雰囲気の人形がおり、
その辺りが「B級」と言われる所以となっている。
クロコダイルパークでは、フィリピン中からも多くの人が訪れている動物園だ。
クロコダイルパークとはいっても、トラやヘビ、ライオンなど、
ワニ以外の生き物も飼育されている。
ワニのエサやり体験や、ワニ肉を味わうことが出来、家族連れにおすすめ。
めいっぱいワニを楽しんだ後はお土産にワニの革製品もどうぞ。
ダバオのチャイナタウンはダバオ市内でも一番と言われるほど安いショッピング街で、
通りには商店がずらりと並び、日用品から電化製品、海賊版グッズまであらゆるものが揃っている。
また、旬の時期にはフルーツマーケットでダバオ名物のドリアンも並ぶ。
ゆるっとしたチャイナタウンをぶらぶらするのも、一つの楽しみ方である。
ダバオを観光するなら、このレストランを。ホテルやショッピングモールも紹介
旅先で食事が美味しいと、それだけでも充実した旅と思えたりする。
あれが美味しかったな、という料理があるとまた訪れたくなるので食は重要だ。
ダバオというと種類としてはフィリピン料理となるわけだが、
どんなレストランがあり、またおすすめされているのか。
ビーチや名所を楽しんだ後は、グルメでもダバオを満喫したい。
レストラン
各URLはトリップアドバイザーの紹介ページ。
地図や料理の写真が見られるのでぜひ参考にしていただきたい。
・REKADO FILIPINO COMFORT CUISINE
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298459-d8728005-Reviews-Rekado_Filipino_Comfort_Cuisine-Davao_City_Davao_del_Sur_Province_Mindanao.html
フィリピン料理の店だが、日本人の味覚にもよく合っていて食べやすいと高評価。
大皿料理の種類が多めということで、みんなでシェアして色々な味を楽しめる。
仲間や家族で訪れたなら、色々な料理を試すことが出来る大皿料理は嬉しい。
・Blue Post Boiling Crabs and Shrimps
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g298459-d5982621-Reviews-Blue_Post_Boiling_Crabs_and_Shrimps-Davao_City_Davao_del_Sur_Province_Mindanao.html
海老とカニの料理がおいしい。
料理が袋に入った状態で出てくるという、ちょっと面白い店だ。
空港近くのショッピングモール、SMラナン・プレミアの近くにあり、
買い物とあわせて楽しめる。
西洋アレンジを利かせたフィリピン料理のレストラン。
観光客だけでなく、地元の人々からも人気が高い。
口コミなどでは事前予約をしたほうが良いという声もあるほどだ。
お酒が出ないようなので、飲みたい人は気を付けておこう。
旅行と言えばホテルも大切。
過ごしやすさはもちろんのこと、自分が旅行へ行くときに、
宿泊先の治安と同じくらい気になるのが移動が楽かどうかだ。
帰りはお土産などで荷物も増えている。
行き帰りの事も考えると、出来るだけ交通の便がよく、駅や空港が近い場所を
選びたい。
その辺りも考慮して探すと目に留まるのは、
Park Inn by Radisson Davao(パーク イン バイ ラディソン ダバオ)。
空港から車でおよそ20分ほどで、周囲はレストランなども多い、
立地条件の良いホテルだ。
そして、空港の近くには、SMラナン・プレミアというショッピングモールがある。
ダバオ市内でも最大規模のショッピングモールであり、店舗の数や中身も豊富のため
観光以外に地元住民でも賑わう。
様々な店を眺めながらダバオならではのお土産を探すのも楽しい。
まとめ
フィリピンの中でも全体的に穏やかなダバオという都市。
豊かな観光資源の元、沢山のレジャースポットや、日本との関り、
歴史を思わせる場所を見せてくれる。
フィリピンという名前はよく知っていても、ダバオという場所や、
日本と密接な関係があったことは知ろうとしなければ見過ごしてしまうだろう。
現在でも多くの日系人が住んでいて、実は定年後の移住先としても
注目され始めている。
これからどんどん注目度が上がると予想されるダバオ、ぜひ訪ねてみてほしい。
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