多くの日本人が憧れる海外暮らし。
本気でしてみたいと思ったことは?
海外暮らしの魅力
このフィリピンで海外暮らしを始めたのは、もう数年前。
下見もせずに来比し、最初はマンダルヨンにある現地の友達cecilの
ボロ家に泊まり込み(笑)、そこからコンドミニアムを探すという
気楽さ。
40歳手前にしては、全財産がトランクと大きめのバッグ一つずつのみ。
人生はとてもシンプルだと気づいた(笑)。
海外暮らしのメリットはまず、特に東京などの都会に比べ
生活費が下がること(先進国の都会を選ぶ場合以外)。
俺の場合は地元が埼玉の和光だったが、物価水準はほとんど東京と
変わらなかったから、海外に来て生活にかかる費用がガクンと下がり
暮らしやすさを実感した。
また日本でよく見られる、隣人同士の監視社会という
ストレスから解放されること。
この相互監視が治安の良さの理由だと語る人もいるが・・・
いざという時に冷たかったり他人を助けられないのは、ニュース
などでご存じの通り。
地震などの自然災害や原発の不安から解放されるのも大きい。
個人的には、それを引き金とする経済破綻も怖いが。
実は世界有数の食品添加物の認可国、日本。
不健康な食事から離れられること。
海外に出て、ガラパゴス化でぬるま湯の日本から離れ、様々な文化と
価値観の中で暮らしながらサバイバル能力を磨くことができ、どこでも
生きていけるだけの自信がついてくること。
フィリピンのように人口も経済も伸びている国を選ぶなら、
ビジネスや投資のチャンスも大きく拡がっている。
ちなみに海外に出ると、日本の良さも客観的に分かる。俺に実際
愛国心が芽生えたのも、このフィリピンで暮らし始めてからだ(笑)。
海外暮らしの問題点と実情
海外で選ぶ地域によっては、治安の不安がある。そうは言っても、
そもそもベネズエラなどの南米や、イラクなどの紛争地域をわざわざ
選んで暮らし始める日本人はいない。
例えばこのフィリピンについて言えば、イメージと違い安全レベルは
低くはない。それは実際に来てみれば分かる。
交通や医療などが不便になるという声もある。
しかし、同じ海外でも先進国はもちろん、東南アジアでも
シンガポールやタイのように日本と大きく変わらない利便性を持った
国はあり、暮らしが極端に不便にならない。
実際は日本人が移動手段の中心にするタクシーは安く、
むしろ日本よりも移動は楽だったりする。
このマカティにもアメリカ帰りの腕の良いフィリピン人医師が
いるが、彼女は日本語すら使いこなしていた(笑)。
言葉が通じないという点。
これはあなたが適応していけばいいだけの問題。むしろ
バイリンガルになって自信をつけ、仕事やプライベートで
サバイバルできる人になるチャンスだ。
ちなみに現地の人とディープに関わらないとすれば、
必要な外国語の知識は多くはない。
食事は東京や大阪を始め、日本が一番という人がいる。
これも思い込みで、フィリピンでもリトルトーキョーのように
本格的な和食を食べさせる地域もある。
さらに、教育レベルが落ちるという懸念も。
確かに日本の識字率は高いが、だからといって満足できる
仕事に就き、理想に近い生活をしているかどうかは別。
実際、日本のようにホームレスが新聞を読んでいる
風景は海外では珍しいと、外国人の仲間は言う。
場所によっては、日本より低いコストで
よりレベルの高い教育が受けられる学校もある。
唯一、トイレが綺麗なところが多いのは日本の良いところだが、
他の海外生活のメリットを覆すほどではない(笑)。
また日本のサービスレベルの高さが評価されているものの、
過剰競争による労働環境の悪化やクレーマーの増加など、別の
社会問題を生み出している。
やはりアイデアとしては、オンラインで収入を得て
どこにでも住める自由を得ながら、物価水準の低い国で
暮らすのがいい。
この計画を仲間とどんどん進めていきたい。
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