東南アジアの優等生、世界でも有数の
治安の良さを誇るシンガポール。物の金額など
現地での生活費はどうなっているのだろう?
俺自身の滞在経験に加え、
美容師として現地に移住したナオから
様々な情報が日々入ってくる。
シンガポールの金額(モノ)
シンガポールの物やサービスの金額が
とにかく高いかといえば、実はそうでもない。
「シンガポールは物価が高い国」
こんな認識があるのは、富裕層向けのサービスが多いこと、
そして物によってはやはり高いものが売られているから。
当然お金持ち以外も住んでいるわけで、
かなりローカルな匂いがしそうな現地人向けの
小さなお店は存在。
ここでは日本よりも安く買える。
そしてナオがいつもお世話になっているのが
現地の大衆食堂、フードコートである
ホーカーセンター。
ここなら一食180円でも食べることができる。
これはインドネシアやフィリピン、マレーシアと
同じレベル。
当然ながら、シンガポールに日本から
輸入された物は日本の倍程度の金額。
結局シンガポールについては、富裕層と
庶民や外国人労働者といった層で価格が
はっきり分化。
「二重価格」というのが適切といえる。
シンガポールの金額(サービス)
香港と同様、狭い土地の中に多くの人口が
ひしめくシンガポール。家賃が高いのは当然だが、
今は一人で住むのさえ難しいレベル。
結果的に、現地では
シェアルームが基本になっている。
例えば、中心地ではないのに
1LDKのコンドミニアムで月20万円。
ホテルについては1泊5,000円程度のところもあるが、
有名なラッフルズだと6万円台、マリーナベイサンズは
2万円台から。
ちなみに、交通費については日本よりも
お金がかからないのは便利なところ。
サブウェイも整備されていて
60円ほどから乗れる。
そもそも東京の23区程度の広さであり、
シンガポールはタクシーに乗っても長い距離
移動しない分、移動費用は安く済む。
初乗り約250円は、俺がいるこのフィリピンの
約100円よりもずっと高いが。
地下鉄は下手な先進国よりも
よっぽど安全で綺麗、安心して乗ることができる。
俺の生きがいのマッサージが、フィリピンのように
1時間400円ほどで受けられないのは残念なところ(笑)。
禁酒できないままシンガポールに移住したのは、
俺と同様に束縛が大嫌いな彼は、
やはり海外の生活が合っている様子。
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