「承認要求」
この言葉を学んだのは・・・
まだ日本にいた頃、宇田川町のセミナーで
今は亡きドクター佐藤の講演を聞いた時だった。
人は、自分が何者かを知りたがる。
承認要求のような人の本質を学ぶことで、とりもなおさず
自分自身がどんな本質を持っているかを少しずつ学んでいける。
知識欲を大いに刺激された、渋谷の昼下がり(笑)。
承認要求とは何か
有名なマズローの欲求階層説では、承認欲求は睡眠欲・食欲・性欲
などの生理的欲求、安全欲求、社会的欲求の次に来る、人の要求の
中で高次元のもの。
すなわち、他人から認められたい、受け入れられたい、
人から自分が重要であると思われたい・・・これが承認要求だ。
そして、承認要求という人が持っているこの高次元の欲求と
コミュニケーションの関係を、佐藤先生が教えてくれた。
承認要求とコミュニケーションとの関係
あなたの周りにコミュニケーションが
上手な人はいるだろうか?
実はこういった人達は、自分の承認要求を抑えつつ、一方で
他人の「承認されたい」という気持ちを積極的に満たすことができる。
人が持つ要求のコントロールに長けているということだ。
カリスマといわれた日本のあの有名な元首相も、
この能力にとても長けていたことで知られる。
ただし、この他人の承認されたい気持ちを積極的に満たすためには、
言葉だけではなく行動の裏打ちがあること。それによって本人が
自分に自信があることが、要求のマネジメントに必須の条件となる。
言うだけではなく、しっかり行動していることで自信がつき、
それによって余裕ができるからこそ、他人よりも控えめに
することができる。
これによって他人を打算ではなく自然に持ち上げることができ、
どんな人にも好かれるようなコミュニケーション上手になれる。
「自分が承認されたい!」という要求が強すぎると、認めて欲しい
ばかりに言動が不自然になり、他人からは受け入れがたいものに
なってくる。
このやっかいな承認要求の存在を自覚したら、次はそれを
うまくコントロールすることを一緒に学んでいきたい。
ボンヤリ小説を読んでいた俺にフィリピンの果物を要求して
きたのも彼。
同じ猫好きとして、無茶な要望でも
彼にはできるだけ応えたい(笑)。
はいはい!私も承認要求がある人だと思います。
仕事をしていると上司から認められたい!
この人がいれば仕事は動くって思われたい気持ちが多いですね。
それって、承認要求っていうんですか。