あなたは「天職」と「適職」の違いを
明確にご存じだろうか?
俺は社会に出る前、和光の新倉で
公認会計士二次試験の受験生をしていた頃から
「どうせ仕事をするなら、早く天職を見つけたい。
ただの適職を長く続けたくない」
そう考えていた。
そして紆余曲折を経て、ラッキーなことに天職といえる仕事に
出会い、今それを楽しみながらフィリピンで南国生活を送っている。
それまでに適職といえる仕事に多く出会ってきたのは確かだが。
適職=天職ではない理由
一般的に天職とは、極端にいえば「お金をもらえなくても
やりたいこと」で、あなたが自らやらせてほしいと思うこと、
心の底からやりたいという情熱が湧き上がってくる仕事。
それは、経済的な評価だけで満足できるものではない。
「人の笑顔が見たい」「他人の役に立ちたい」・・・こうした
人間の根底にある高尚な欲求にリンクしている仕事が天職だ。
これに対して適職は、あなたが苦もなくできる得意なことだったり、
苦痛や努力感なしにそれなりの満足できる収入が得られる仕事。
天職と違うのは、同じことを長く続けていると
マンネリにつながりやすいのが適職の特徴であるところ。
天職はあなたの魂が心から喜んでいるもの、
適職はあなたに合っていて、楽しくはないが
慣れれば苦もなく続けれる仕事。
そう考えると分かりやすい。
天職を見つける方法(適職だけで一生を終わらせないために)
まずはその天職をあぶり出すため、何か仕事をやっている時の
あなた自身を意識して自己観察してほしい。ここに適職との違いを
見極めるヒントがあるから。
心の奥のほうがムズムズするようなワクワク感があるか。
気がついたらご飯を食べることも忘れていないか(笑)。
まるで、俺が新倉小に通っていた頃にレゴ遊びに夢中になり、
いつの間にか窓の外が暗くなっていたように。
何より、自然に笑顔が出ること・・・これがあなたが天職を
している時の状態だ。適職、特にデスクワークでは多くの日本人が
しかめっ面をしている(笑)。
ちなみに、天職が見つからないからといって
適職だけで幸せになれないということではない。
人によって人生に求めるものはそれぞれ違うので、それなりの収入、
それなりの幸せで満足できればいいということもあるだろう。
ただ、俺がいつも心の中に持っている、人の幸せの尺度。
自由な時間
不安のない安定した収入
気の置けない仲間
大切な家族
最善の健康
やりがいや達成感
これらを手にしていて、
そのバランスが良いこと。
特に人の幸せにつながっているもの、この最後「やりがいや
達成感」の部分に、天職と適職との違いが大きく関係している
といえる。
バシッと理解した矢崎さん。
引き寄せまで、すでに引き寄せのスペシャリストに変貌している。
彼の前では「結婚なんていらない」とは夢言えない(笑)。
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