あなたにとっての「成功」と「失敗」は、
どう定義されているだろう?
成功と失敗の意味
誰もが成功を望み、わざわざ失敗を求める人はいないが・・・
皮肉なことに、成功を望むなら失敗を避けることはできない。
なぜなら、失敗の先にしか成功はないから。
よく言われるように、成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと。
そして成功とは、実現するまで続けること。
逆に言えば失敗とは、何かにしくじったり壁に当たることではなく、
そこで立ち止まって歩みを止めてしまうこと。
こうした前提を思い返せば、成功した人間はただラッキーだった
人ではなく、人知れず努力を続け、倒れても何度も起き上がってきた
チャレンジャーだと気づく。
一方で、今何かにうまくいかずもがいている人も、前に進むことを
諦めてさえいなければ、決して失敗の烙印を押されたダメ人間である
はずがない。
失敗と挫折が持ち味と言えるほど(笑)ダメな人生を歩んできた
俺でも、成功したと誇れることがいくつかある。
元究極の人見知り、元ネガティブ思考、元神経質からの脱却(笑)。
海外という非日常が好きで、下見なしのフィリピン移住を敢行、
永住権を取得。そして、国や社会に頼って生きたくないから独立。
しかしまだまだ、克服できていない課題がたくさんある。
失敗で終わらせないために、成功へ向かう足を止めない覚悟だけは
できている。
成功と失敗を分ける要素
「成功と失敗を分けるもの?
DAN、それは想いの強さだよ」
恵比寿駅から程近い「風」というバー。焼酎を飲みながらそう語る
中嶋さんの背中に、何かたくましいものを感じた。
彼とは最初の事業で出会い、個性心理学で相性がいいというだけの
理由で(笑)時間を共にすることが多かったのだが・・・
テクニックやノウハウではなく、人として成長するために
本質的なことを教えてくれるメンターに出会えたことは、
俺にとって幸運だった。
人が10人いれば10通りの考え方があり、10通りの人生模様があり、
10通りの生き方があり、10通りの価値観がある。一人として同じ人は
なく、全世界全ての人が異なっている。
そして、ごくごくわずかに自分の思い描いていた成功を収めていく
人がいる中で、思うようにならない、全く思い描いていた人生とは
かけ離れた人生を歩んでいく人が多く存在する。
では、どのような人が成功するのだろうか?
逆に、どのような人が途中で諦めて失敗してしまうのか。
答えはシンプル。
結局「強く求めている人」だけが成功する。
成功の尺度は、「人が、何を、どれほど強く求めているか」
という強弱の違いだけ。
例えばあなたの子供が、とてもやっかいな肝臓病を患っているとする。
完治するためには肝臓移植をしなくてはならない。今は9月で、子供に
残された期間はわずか半年、来年の3月までに手術を行うこと。
それ以後は医者から「命の保証がない」と言われている。
日本では肝臓移植をすることができず、ドナーの提供者がいる
ヨーロッパでしか手術は行えない。そのための費用は1,000万円で、
3ヶ月先の12月末日までに、前払いで手術にかかる費用の全額を
振り込まなければならない。
そのとき、通常の親ならどうするだろう?
おそらく、どんな手段を使ってでも、お金を12月末日までにつくるはず。
見栄も体裁もいい格好もかなぐり捨てて、そのことに集中するだろう。
人に頭を下げることも平気だろうし、「私、何でもやりますから・・・」
そういう腹をくくった状態になる。
それは言い訳のない状態で、「何が何でも実現する」という心の状態。
これは信念と呼ばれ、いわゆる思考が結晶化された状態。
この話から学びたいのは、期日と決意。
「いつまでに、何をする」これが明確になっている人と
なっていない人では、生きるパワーが全く違うということだ。
期日も決意も固めることがなく、「とりあえず」と言っている人で
成功を手中に収めた人はいない。失敗は全てがキャリアやスキルとして
身についていくものであり、恐れる必要のないもの。
大事なことは、自分の心の中で初めから「うまくいかなくてもいいや」
という安易な気持ちでスタートしていたら、何をしてもうまくいかない
ということ。
成功を決定するのは、頭の良さやIQでもなく、恵まれた環境でもない。
ただ一つ、「願望の強さ」だということを銘記し、俺達の目指す未来を
達成するために、仲間と前に進んでいく。
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分りやすくいつも教えて
くださりありがとうございます。
確かに、想いが強いほど成功者に近くなるんですね。
他力本願ではだめですね。
こうしたいと思う事はあるんですが
まだまだ意志が弱い証拠です。