サラリーマンを辞めて、独立したいという人が増えている。
そもそも、彼らはなぜ組織を離れて自分で仕事をしたいのか?
サラリーマンからの独立が増えた理由
サラリーマンが仕事の合間に副業を始める「週末起業」や、それが
軌道に乗ったら独立するというケースが、日本でもそれほど珍しく
なくなってから久しい。
背景には確かに、会社の資本金や支援制度が見直されたことや、
小資本でスタートできるWebビジネスなどのインフラが整ってきた
こともある。
しかし何より、先行き不透明な雇用環境に不安を覚え、行動に出る人が
増えたことが一番だろう。
自分が好きでやりがいを感じる仕事で生きていける
時間をハンドルでき、家族といつも一緒にいられる
努力次第で稼ぐことができ、収入の上限もない
仕事をする相手を選べる
こういったことを理想として独立しサラリーマンを辞めることを
決意したものの、実際に実現できている起業家はそれほど多くはない。
起業をもう一度見つめ直すための・・・
自分が独立して、いずれサラリーマンから離れようと決めたときに
行ったワーク。
これはとても役に立ち、今でも自分の根っこにあるものなので、独立は
したもののうまくいっていなかったり、これからサラリーマンを辞めて
独立しようとするあなたのために、これはシェアしておきたい。
理想のライフスタイルを描く
朝起きてから、夜寝るまでのあなたの理想の一日を思い描き、紙に
書き留めてみる。可能な限り具体的に。
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午前7:00起床。
顔を洗い、天然のプロテイン&ビタミンのサプリを流し込み、
10分ほどゆったりストレッチ。
海が見渡せるバルコニーでのんびりコーヒーを飲みながら、ipadで
FBのニュースフィードやメッセージ、メールやニュースなどを一通り
チェックする。
午前11:00。
コンドミニアムのジム。バイクやマシントレーニングで軽く汗を
流した後、サウナとジャグジーでリラックス。
午後12:30。
ステディや同じ事業主仲間とランチしながら、仕事の状況や今後の計画
で盛り上がる。
その後は、アポがあればカフェのテラスかホテルのロビーでプレゼンや
フォロー、なければラップトップでブログを更新したりメルマガを送る
など。その他事務処理。
午後4:00前。
だいたい仕事が片づき、その後はのんびり海沿いを散歩するか、モールで
映画を観たり、ライブバーで友達と待ち合わせをして、早めのお酒と音楽
を楽しんだり。
夜11:00頃。
明日にワクワクしながら、気持ちよく就寝。
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あまり仕事をしているように見えない(笑)このライフスタイルは、
香港に住むWebマーケッター泉の実際の日常。
ちなみに彼は仕事で電話を使うことは一度もなく、逢いたくない人とは
決して逢わないなど徹底している。
あなたなら、もっと仕事がしたいかもしれないし、もっと家族のために
使いたいかもしれない。
いずれにしても、人は自分が定義したものしか体験できない。
理想が明確でなければ、ただ起業しても、望まない方向に生活が
流されていくことになる。
マインドセットを整える
例えば、これから稼ごうとするお金について、改めて定義する。
人にしてあげたこと ー 人からしてもらったこと = 手元に残るお金
他人を喜ばせたり、役立ったり感謝された数 = あなたの報酬
綺麗ごとじゃなく、これは世の中の厳然たる事実。
ギャンブルや、まして人を騙したり犯罪で得たお金が身につかないこと。
巨額の宝くじに当選した人のほとんどが、当選前より不幸になって
いるという統計。
スターになったアーティストやスポーツ選手が、その後の努力を怠る
ことでドン底に落ちている数々の例。
稼ぐことやお金の意味を間違えなければ、目先の金額のために
間違った方向にビジネスを進めていくことはなくなる。
そして、人の器を越えた額のお金は人を不幸にするので、コツコツ継続
しながら器を広げていける「ビジネス」が、成長しながらお金を稼げる
最良の手段だと確信している。
具体的に日々行う習慣を決める
サラリーマンからの独立を志すにあたり、有意義な習慣はどんどん
取り入れ身につけていくことをお勧めしたい。
特に、思いついたことや整理したいことを紙に書き出すこと。
「人生に明確な目標を持って生きている人は、100人中10人、
その中で目標を紙に書き出している人はたったの3人。
成功者は、その中からのみ誕生する」
ハーバードの有名な論文。
夢や目標を紙に書くのは「神に書く」と言われるように、神様(潜在意識)
に達成を予約するという、多くの人がバカにしてやらないが絶大な効果の
ある方法。
それ以外にも、作業のスピードアップを意識してこなし、余った時間を
仲間や友達の手伝いや、自分のビジネスのための研究に充てたり、
メンターと逢うなど日々の行動習慣を決めてみる。
「どんなことを」やるか以上に重要なのは、「どんな心の状態で」
やるか。
だから仲間とはこれからも、イメージを明確にすることを
大切にしながら進んでいこう。
[…] これを使えば、どんなサラリーマンでもいずれ独立できる。 […]
紙に書くっというの視覚化するということなのでしょうか。たしかに、思っているだけでなくて、実際に目で見る、手を動かすっというのは、イメージしやすくいいですよね。