また怒りというのは、自分の予測の範囲を超えたことが起こったり、
自分の思い通りに行動ができない時に湧いてくる感情だ。
例えば、人から裏切られたり予想以上に待たされたりなど。
また劣等感ややきもち、プライドを傷つけられた場合もそう。
不安が怒りの感情に姿を変えていることも。
怒りは、こうした様々なネガティブなことへの防御反応や
心の叫びとして表現される感情だと、まず知っておく。
また怒っている時は行動も雑になり、怒りの感情に任せて
大事なことを決めてしまうと、後で必ず後悔する。
俺自身、未熟だった過去、親やパートナーとのケンカで
何度か家を飛び出したことがあり、後悔したことも少なくない。
目次
怒りという感情の正体
まずは怒りの正体を知ること。その存在を認識するだけで、
感情のコントロールはかなり容易になる。
自分のルールや予測から外れたことや、行動が制限されることに対する
「心の悲鳴」(助けを求める気持ちや悲しさの表現)
ex.相手が約束を守らない、他人が馴れ馴れしい、電車が動かない
自尊心を傷つけられたことや自分が持っている痛みに対する防御本能
(理解や愛を求める気持ちや、寂しさの表現)
ex.バカにされた、無視された、過去を否定された
不安や嫉妬、劣等感を隠そうとする感情
ex.子供への心配、出世した同僚への苛立ち
として表現されるのが、怒りの感情。
怒りの感情への対処
あなたは、怒りの感情のコントロールは
得意なほうだろうか?
怒りはやっかいで多くの人が手を焼く感情ではあるものの、
日常感じる怒りの中で、爆発するほどのレベルのものは実際はほとんどない。
従って、初めは時間がかかっても、意識し訓練することによって
怒りの感情はマネジメントできるようになる。
自分が怒っている時
「いま私は怒ってる・・・」
自分の感情を冷静に観察する
深呼吸して、何かを口に出す前に一拍置く(最低6秒)
言葉の表現を変える。
ex.「何で分かんないんだよ!」(相手への攻撃)
→「分かってもらえないと、俺は悲しい・・・」(心の悲鳴として表現)
マイナスの言葉を発する前に考え、言葉を選ぶ癖をつける。
感情が言葉に引きずられるのが人間だからだ。
怒りに任せて言葉を発すると、大体はその場の
感情の火に油を注ぐことになり、結局はしくじる結果に。
相手が怒っている時
相手がキャパオーバーで困っていると理解する
(心の悲鳴として受け止め、助けようという気持ちで迎える)
傾聴に回ることで、相手の自尊心を傷つけないようにする
全部吐き出すまで、とにかく聴いて待つ
怒りは相当のエネルギーを消耗する感情なので、
どんな人でもずっと怒り続けるのは難しい。
少し距離を置いて冷静になる時間をつくったり、
必要なら信頼できる第三者を入れることを検討する
物理的に距離と時間を置いてみよう。
これらは実際、うまくいっている人が続けている有効な方法。
怒りの原因になるストレスのコントロール
怒りの感情を出さないために、
普段から意識して心掛けることも可能。
例えば、
期待しすぎない
期待とのギャップが怒りに変わるわけなので、
人に対して過度の期待をしない。
合わない人とは会わない
これは逃げではない。例えば、血縁であってもどうしても
合わない人はいるので、考え方が合わないことが明らかな人は
お互いのためにも会わないようにする。
起きることはベストと知る
想定外のことが起きても、神様が全てベストな方法とタイミングで
事を起こしてくれていると思い出せば、怒りがフッと湧いても
抑えることができるようになる。
ブレインエネマの実行
トイレットペーパーに日頃の不満や怒りを書きなぐり、
毒が体から抜けるのをイメージしながらトイレに流す、例の方法。
間違っても、その書いたものを
送りつけるようなことは避けよう(笑)。
怒りにつながりやすいモヤモヤを普段から解消するためにも
おすすめしたい。
怒りの感情をコントロールできない大人が増えている
この下見なしで移住したフィリピンに来ても
日本のニュースには目を向けているが・・・
この怒りの感情に支配されて人生を棒に
振っている人が、依然として後を絶たない。
怒りの感情と言えば、日本のニュースを見ていて驚くのが
凶暴な老人が増えていること(笑)。
子供の頃は、おじさんや老人というのは情が深く分別があり、
人生の様々な経験をしている分、穏やかで落ち着いているイメージだった。
いったい日本には何が起きているのか・・・
高齢者の万引きが増えているのにも辟易するが、何しろ
危なっかしい老人が増えていて、実際、年配による犯罪も多いことに
目を丸くしてしまう。
先輩のタクミさんがよく言っている
「怒りなどの感情を支配できる人は人生をモノにし、
感情に支配される人は人生を棒に振る」
この言葉のおかげで、俺の強くもない理性は
何とか保たれてきた(笑)。
怒りは、本音や情熱をぶつけるエネルギーとして必要な場面もあり、
全く無駄かといえばそうとも言い切れない感情でもある。
実際、ヘラヘラしていたら伝わらない大切なことを伝えるために
本気でぶつかり、それがキッカケで親友になったテツ。
そんな家族や仲間が、あなたの周りにもいるはず。
怒りの感情をコントロールすることと、
不安への対処はとても似ている。
自分と向き合うこと、つまり自分がどう生きたいのか、だから
いつもどんな気分でいたいのかを確かめる必要がある。
怒りの感情に任せて、大切なことを棒に振らないようにしたい。
これは自分への戒めだ(笑)。
感情のマネジメントは大きなテーマの一つなので、
共に丁寧に学んで実践していきたい。
ウラジオストク旅行の後はボホール島に移住した仲間のこんちゃん。
個性心理学の診断では同じライオンの彼は、
フェミニストという点でも共通している(笑)。
ナンでこんなに分かるんでしょう。。スゴすぎる
ホント怒りの感情を抑えられたらどんなに楽か…
期待しすぎない…出来るだけ期待しない…期待しない…どうせやらない…興味を持たなければ怒りもしない…いない存在ということにしよう!になってきちゃうからなぁ~´ω`
期待は禁物って分かっていると、どうしても全部自分でって思うと居る価値が…あ、だんなの話になってますね!ははw
夫婦って言うのはまた違うのかなぁー会わないことも出来ないしね!
嫌いな人が居ない私は恵まれてますねw
というより、一回目で合わない人は遠ざけてるんだろうなぁ~
あ、なんかリアリティあったのはそのせいか(笑)。
私は、怒りは心の正常な反応だと思っています。でも、それが多すぎると、良くないですし、できれば、ゼロにしたいです。こういった対策を公開してくださるのは助かります。
深呼吸・・・子育て中に何度したことか!笑
でも本当に不思議とちょっと落ち着きますよね。
期待しすぎない事・・・何度主人にしてきたことか!笑
期待しすぎるから結果が違うと怒りに変わるんですもんね、これかなり私には有効的な手段です。
怒りのコントロールって難しいですねー。
一番やっかいなのは自分自身に対する怒りです。
そのせいで周りに当たってしまって最低だし、その後自己嫌悪になるし。
基本的に相手を怒らせないよう気を使って生きています。これがよいとは全く思っていませんが(笑)。しかし最近人を怒らせてしまいました。とても残念です。これを相手がキャパオーバーで困っているという発想にもっていけると少し対策ができそうです。
自分はとても強い怒りの感情思っていますまずこうやって不細工に産んでくれた親に対してそして電車の中の臭いオヤジに対して身近なところから遠い境までいろいろ考えてしまうけどでも結局はこれを持っていても自分に対して怒りが戻ってくる前の子が戻ってくるってことですよねマイナスの波動が自分に来るだから変えていかなければいけない怒りとの付き合い方怒りの正体を知るこの記事でほんとに学びました目から鱗だった自分の脳みそだけど知らないことが手に入れる情報が難しいことを手に入れられるしかも無料でオンラインですごいなそして先を行ってる先輩からも学んでいきたい隣のオヤジが臭いと言っていても仕方がない文句を言っていても自分にマイナスが来るだからこそだからこそちょっとずつ変えていく
怒りって厄介な感情ですね。私も身内にどうしても合わない人がいますが、もはや存在自体を無視してます。逃げではないと書かれていてなんだか安心したような感じもありますが、やっぱり逃げかなとも私は思いました。でも大切なことを棒に振らないようにしたいって本当に共感できました。
怒りのコントロールの期待しないは旦那で実施しています。
結婚前によくあった喧嘩の元が私が期待しすぎてだったので、今では話半分で実現したらラッキー的な感じなので、怒りの感情が出ることが少なくなりました。
怒りを押さえたいけど、私は無理です。すぐにイライラしちゃう。
昔何かの本で読んだのですが、アサーティブという考え方があるそうですね。「私はここに怒っています」と冷静に、伝えていく事だったかと思いましたが。
イライラは押さえられないけど、上手に付き合っていきたいですよね。
最近私もこのやり方に変えました。
人を見たら危険と思えと覚え、
人にものを頼んだ後は、
1に諦め、2に妥協、3/4にため息、5に切り捨て(怒りを捨てる)
という感じに変えてからだいぶ怒りを表に出すことが亡くなりました。
若い頃は無理に合わない人と会ったりしてストレスを抱えたりイライラしていましたが今はわりとうまくスルー出来るようになって人付き合いで怒ったりする事もなくなりました。逃げではないと断言してくれると気分も楽になります。
普段から怒らない性格というか、溜める方なので一旦沸点に達すると結構な勢いで怒りが爆発してしまいます。決して自分が原因ではないのですが、まだまだ甘いと思います。これも上手くコントロールしたいものです。