俺の場合は本当に幸運なことに・・・
くにちゃん(母ちゃん)があるダイレクトマーケティング企業の
個人事業主(海外ではI.B.O.と呼ばれる)になったことで、
生まれて初めて摂ることになった栄養補給食品が、世界No.1の
歴史とシェアを誇るブランドでした。
「これ食べたら、モテるようになるよ!!」
耳を疑うようなフレーズ。
我が母親ながら、あまりにもドッカン直球どストライクな
プレゼンでした(笑)。
和光の実家で、差し出されたそのタブレットが何かも
分からないまま、10粒ほど口に放り込んでいました。
そこで母ちゃんがいきなり始めたのは・・・
サプリとは何の関係もない、洗濯洗剤のデモンストレーション。
いわゆる、他社とそのブランドとの比較実験でした。
それぞれに水が半分ほど入った、2つのプラスチックのコップ。
片方に、日本でよく見る攻撃的な名前の洗濯洗剤(笑)、
もう一方にそのアメリカブランドをドブンとスプーンで入れます。
水のどんよりした濁り方、振った後のブクブクとした泡の立ち方。
確かに、アメリカブランドの方が自然な印象。
ただ主婦でもない20代の男には(笑)、微妙な違いは興味の対象に
なりませんでした。
衝撃だったのは、その後です。
それぞれのコップに墨汁、ソース、醤油をたっぷり入れて割りばしで
混ぜ、そこにスキンケア用のコットンを沈ませます。
数分置いてそれぞれを出してみると・・・
日本の他社ブランドは真っ黒、
アメリカブランドは、真っ白。
その違いは、あまりに歴然。
洗剤には1ミリも興味はありませんでしたが・・・
そのクオリティの違いには、どんくさい俺でもさすがに
言葉を失いました。
そして、母ちゃんの言葉が続きます。
「車で言えば、ミラとフェラーリくらい違うの。
浄水器もサプリも、これくらいレベルの差があるってことよ」
今まで、日本のメーカーがとにかく品質No.1だと思っていました。
CMで有名な物なら、安心だと思ってましたし。
よく考えたら、ほとんど根拠なく。
グローバル化の影響はここでは関係なく、ただ単に
今まで情報不足過ぎたことを痛感しました。
どれも同じと思っていた日用品の品質の差をこれだけ
見せつけられ・・・
そのメーカーと製品に、にわかに興味が出始めました。
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