「海外って生活費どれくらいですかね?」
こうした漠然とした質問で人を惑わすのが
得意な時間泥棒のテツ(笑)。
ただ、何となく将来は海外に移住したいという
日本人が多い中、彼のように海外での生活費が
気になる人がいるのも事実だ。
海外(先進国)の生活費
ここでは先進国の典型として
欧米諸国を挙げても良いのだが・・・
俺がいるこのフィリピンと同じ東南アジアにありながら、
インフラや治安などの面でもはや先進国といってもいいシンガポール。
ここを例にしたのは、この国の生活費が海外で
最も高いといわれているから。
シンガポールではPRと呼ばれる永住権を取ることで様々な
コストが下げられるが、その取得が容易ではないこともあり、
ここでは働きながらこの国に住み着いた場合を想定してみる。
まずシンガポールという海外で最も高く、ここに住む人の
生活費負担を大きくするのが何といっても住居費。
フィリピンでは俺が住んでいたようなストゥーディオタイプなら
月20,000円でも家具付きのコンドミニアムを借りられるが・・・
シンガポールの場合は月300,000円程度。
この場合、当然部屋の広さが全然違うので、4人で部屋を
シェアして月70,000~80,000円というスタイルが通常。
当然場所にもよるが、通勤で月5,000円程度。
交通機関は日本よりも安い。
光熱費や通信費で月5,000円。
食費は自炊するか毎日外食するか、外食の場合も一般的な
レストランかホーカーセンターなどを利用するかによっても変わるが、
月30,000~40,000円ほど。
それ以外では、ビザのための費用や雑費、娯楽費など。ただし
小さなシンガポールの場合、それほど娯楽施設が多いわけではない。
当然ライフスタイルによるものの、月100,000円では
厳しい。やはり150,000円くらいは欲しいところだ。
海外でもシンガポール、欧米の場合は当然ながら
日本の東京よりも割高になるコストがあり、生活費が
上がるというのを覚えておこう。
海外(新興国)の生活費
海外移住先として、例えば俺が住むこのフィリピンを選ぶなら
生活費は日本よりもガクンと下がる。
一般的な日本人がまともに生活しようとすると、例えば
コンドミニアムの住居費は20,000円以上。このクラスでも
24時間ガードマン常駐、屋上にプールやジムはあったりする。
食事は毎日外食しても、月15,000円かからない。
この国の場合電気代が高いので、エアコンをつけっぱなしにすると
月6,000円以上に。扇風機だけなら1,000円未満で済むが。
観光ビザの更新が月7,000円程度、通信費は月2,000~3,000円、
交通費はシンガポールよりもずっと安く済む。
贅沢はできないが、毎日ビールを飲んでも月60,000円で
お釣りが来る感じ。もちろん時々マッサージにも行ける(笑)。
ちなみに、同じ東南アジアで日本人の移住先として人気のタイは
物価・人件費ともに上がってきており、やはり月100,000円以上は
欲しい。
それに対して、例えばカンボジアなら
月50,000円以下でも生活できたりする。
生活費やフィリピーナとのデート代を抑えるモンちゃん。
彼が俺と同じマザコンなのは
自分でもバシッと認めている(笑)。
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