豊かな自然が魅力の南アフリカ共和国の中でも
人気の地、ケープタウン。最近では観光のみならず、
ここに移住する人も増加傾向にある。
そこで今回は、ケープタウンに移住する際の
メリット・デメリットから語りたい。
ケープタウンの概要と移住の魅力・マイナス面
ケープ半島はアフリカ大陸の南に位置する半島で、
その中の都市であるケープタウンは
世界でも有数の美しい港町であることで有名。
テーブルマウンテンや喜望峰を始め、
自然保護区では野生のペンギンを近くで見ることもでき、
人気の観光スポットも多数ある。
観光地というと、
比較的安全なのかと思うかもしれないが
そうとも言えない。
実は世界の中でも
ケープタウンでの犯罪率(殺人)は13位とかなり高い。
とは言っても、都市部の犯罪というよりは、
タウンシップと呼ばれるスラム街での犯罪が多いので、
危険な地区に安易に足を踏み入れないことや、目立つ恰好や物を持って歩かない
など海外を訪れる際に注意することを徹底すれば、リスクを減らすことができる。
実際俺の知り合いがケープタウンに住んでいるが、
彼から何か危ない目に遭ったという話は一度も聞いたことがない。
では移住する際に重要となってくる
ケープタウンの物価はどうなのだろうか。
実はケープタウンの物価は驚くほど安い。
乳製品や小麦粉はもちろん、
肉までとても安価で購入できるのだ。
そしてさらに嬉しいのは、
外食にかかる費用がとても安く済むこと。
日本で外食をすると高くつく外食費が
安く済むのはとてもありがたいこと。
食費が普段多くかかる方には、
移住するのにオススメの地と言える。
他にも住居にかかる費用が日本と比べて格段と安い上に、
広さも日本の間取りよりも大きいところが多く、
さらに光熱費込みの物件も多数存在する。
生活費の中で最も多くかかる住居費を抑えられるのも
大きな魅力となりそうだ。
ケープタウンは白人に人気の別荘地!多面的で魅力的な街の景色
さて、ケープタウンには、
白人の別荘地がたくさんあるのはご存じだろうか。
自然豊かなだけでなく、
都会的な建物も多く点在しているのも魅力だからだろう。
港の周りには先述の高級住宅街を始め、
ショッピングモール、マリーナ、水族館、ホテル、
高級ブティックといった大きな施設の他、スーパーマーケットもあり
住むのに不自由を感じないのもこの地の魅力。
テーブルマウンテンを眺めながら買い物したり、
ボカープ地区に立ち並ぶカラフルな家屋を眺めたり
と日常的にこの景色を観られるのは、
美しい景色が好きな俺からしたら最高の贅沢。
是非この街並みを堪能してほしい。
ケープタウンの白人の人口比率は?どんな暮らしをしているの?
意外に思うかもしれないが、
ケープタウンに住んでいる白人の比率は15%とかなり高く、
アパルトヘイトの名残が大きく関係している。
ではどのような暮らしをしているかというと、
皆が皆豊かというわけではない。
多くの白人が都市部で高級住宅街に住んで生活をしていたり、
別荘を持ってセカンドハウスとして利用している人がいる一方で、
スラム街のような場所で貧しい暮らしをしている白人がいるのもまた事実。
物乞いをする白人も黒人に紛れて一定数いるという現実に
俺自身少なからず驚いたのを覚えている。
やはり人種に関係なく、
住む場所によって富裕層と貧困層が分かれているのは、
どの国でも共通のようだ。
まとめ
いかがだっただろうか。
ケープタウンに住むということは自然豊かで美しい街並みの中暮らせる上に、
物価が安く生活費が抑えられるメリットがある一方、
治安の悪さを考えるとデメリットもある。
でもどの地に住むにしても
メリットデメリットは存在するもの。
犯罪に巻き込まれないように十分に注意を払えば
安全に暮らせるだろう。
俺自身、怖いイメージのあったマニラに住んで
同じマザコンのリチャードなど(笑)
楽しい仲間に囲まれるようになった。
あなたも素敵な移住生活を送れることを願っている。
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