「オーストラリアに移住したいです。
でも、なんかビザが難しいです・・・」
ニュージーランドのクライストチャーチに
1年住んでいた武志。
すぐそばのオーストラリアへの移住は、
半ば諦め気味だった。
オーストラリア移住のマイナス面
まさに武志が悩んでいたように、永住ビザが
とにかく取りづらいこと自体がこの国のマイナス面。
オーストラリアから考えれば当然だが、この国に
何のメリットももたらさない外国人移住者を
ガンガン受け入れる理由はない。
かつての人気から、当然そのハードルはもう上がりきっている。
相当資産に余裕があるなら別だが(笑)。
シドニーなど都市部を中心にありえないほど生活費が高く、
日本以上の物価と人件費。現地の家賃相場を見て
目玉が飛び出そうになった(笑)。
雄大なのはいいが、バイクや車がないとどこにも行けない。
この車を買うにもやはり高いのが難点。
そしてアメリカ同様、大雑把な味で
大して美味しくないオーストラリアの料理。
こうしたマイナス面に嫌気が差したのか、俺が移住した
このフィリピンにも多くのオーストラリア人男性が
移り住んできている。
こちらでエアビーなど複数の民泊を経営している
メルのような男もいるし、セブシティで現地人の中流層向け
ホテルを所有するジャックもオーストラリア人。
この国には、先進国オーストラリアにはない
惹きつける何かがあるということだろう。
それでもあるオーストラリア移住の魅力
バイクツーリングやキャンプが大好きな俺にとっては、
この自然の豊かさがやっぱり魅力。あちこちで野宿と
焚き火ができる(笑)。
ヤマ中に通っていた頃にハマって何度も観た
「クロコダイル・ダンディー」シリーズは、
オーストラリアの魅力を余すところなく伝えてくれた。
癖がありながらも
ネイティブレベルの英語を学べること。
また「日本人に好意的かどうか」は俺が移住する際の
それなりに重要な条件だが、この国は親日レベルが高い。
個人主義の国であり、移住者も
のびのび暮らせる。
先進国でありながら比較的治安が良いところ、
日本と違い地震が少なく原発がないのもいい。
オーストラリアからコタキナバルのビーチ、
今ハバロフスク観光中の彼は、俺と同じく
霊感もないのに見えないものを信じている変わった男(笑)。
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