「離婚したらいろんなことが
めんどくさいよね・・・どうしよ」
4年半連れ添った旦那と離婚することは決めていても、
手続き的なところが引っかかっていた地元の友達かずみちゃん。
決して誇れる経験ではないが・・・やはり離婚は結婚の10倍
エネルギーが必要なので、背中を押してあげるためにも彼女に
いくつかアドバイスした。
離婚したら?手続き面
アメリカの離婚率に近づき、今や3組に1組が別れるといわれる日本。
特に一度別居したら、かなりの確率で離婚に向かう。
そうは言いながらも、離婚のマニュアルが揃っているわけではなく
細かいことに対して知識がないのは当然だ。
よく聞かれるのは、離婚したら戸籍や住民票はどうなるのか、
また女性の場合は名字の変更。
これについてはオンラインで詳しく調べることもできるし、
必要なら専門家の力も借りたい。
ちなみに夫婦の財産についてはそれぞれ半分の権利があるので、
離婚に際ししっかり話し合いをしておく。俺がまさにそうだったように、
話し合いができない状態でどちらかが調停の書類を提出したら
そうもいかないのだが(笑)。
問題なのは、結婚してからつくった借金(ただしどちらか一方が
内緒で負った借金は除く)や住宅ローンの返済義務まで分割される
という点。
これらは当然、離婚調停や裁判でトラブルになりやすいので、
別れる覚悟を明確にしたら方向性を決めておく必要がある。
離婚したら生活はどうなる?
離婚後、特に女性の生活に関して日本はまだ恵まれている。
女性でも仕事は昔よりもずっとしやすくなり、
シングルマザーだからといって不利になることはない。
むしろ「行政からの手当てなどでかなり助けられている」
と語るのは、狭山にいる礼子ちゃん。
調停や裁判などで相手からもらう養育費を決めても、その金額が
助けにならないほど小さかったり、また途中から払われなくなって
しまっているのがほとんどのケースであり、あまり期待しないこと。
子供を自分で育て上げる、そのために周りの人にも協力
してもらうと腹をくくり、自立していくことが賢い。
男女関係は複雑だが、暴力や浮気癖、借金癖、酒癖や
ギャンブル癖など客観的に更生が難しいのが明らかな場合は、
一緒にいても不幸になるだけ。
何より、あなたの子供がその最大の犠牲者となる。
あなた自身にも何かしら原因はあるにしても・・・不幸な結婚生活を
我慢しながら続けていくなら、シングルに戻って新しい人生をやり直す
ことを個人的におすすめしたい。
「本当の出会い別れは来ない」
この言葉がいつも、胸の中にある。
日本を脱出したら改めて母国が恋しくなったのは、
市原出身の友人なおくん。
承認要求をガツンと克服した彼は、
離婚以外にシイタケ嫌いという点でも俺と共通(笑)。
離婚手続きは面倒臭いみたいですね。
親戚の話を聞いてもそれは思います。
結婚する時は紙一枚提出すれば終わったのに何で?って感じかもしれないですね。