劣等感を克服しないことの問題点


 

 

劣等感の克服は、生まれてきた目的のひとつだった。

 

 

あなたは、自分の中に劣等感があると感じたことはあるだろうか?

過去にそうだった人は、どうやってそれを克服しただろうか。        

 

 

人が地球に肉体をまとって何度も生まれてくる目的は、

人間関係と愛を学ぶこと。  

 

そして人間関係を学ぶ中で、劣等感を克服することが大切な目的の

一つだと教えられている。    

 

 

劣等感は実際、正論や「相手のため」という大義名分の中に巧妙に

隠され、静かに繁殖して人を蝕んでいく非建設的な感情。  

 

個人の努力を超えた「環境」の力で長年に渡って膨らんでいくため、

口で言うほど、その克服は簡単ではない。          

 

 

 

 

 

克服すべき感情。なぜ人は劣等感を持つのか?

 

 

思うに劣等感は、他人との比較、世間の価値観との比較、つまり

自分以外の他者との比較でしか生まれない。  

 

もしあなたが無人島で生まれ、物心ついた頃から独りで生きていたなら、

何かと比較して劣等感を持つことなどありえないだろう。鳥を見て

わざわざ「なぜ自分は飛べない?」と思うこともないはずだ(笑)。    

 

そう、不幸は比較から始まる。          

 

 

 

 

 

受け継がれるという劣等感の悪しき性質

 

 

克服すべき劣等感。  

 

まず言えるのは、子供が親から劣等感を植え付けられるケースが

大部分だということ。  

 

10代はもちろん、実際は30くらいまでは、例え独立していても

考え方などで親の影響力が強かったりする。  

 

自分自身が未熟な親が、自分の劣等感を「お前のため」という形で

発揮してくる中で、タチが悪いのは「親自身が自分の劣等感に気づいて

いない」こと。    

 

例えば、子供の癖を直そうと異常に執着するのも、親が自分の劣等感の

憂さ晴らしをしている一つの形。  

 

また、子供が興味のない習い事などを続けさせようとすることも、

親自身ができなかったことで劣等感を持ったことを、子供を通して

解消しようとしている。  

 

子供を激しく叱責し続けるのは、愛という名の暴力に他ならない。      

 

 

話はそれるが、渋谷駅の改札前で罵声を浴びせながら女児を足蹴にする

母親の動画を観たのは、日本に戻っていたとき。

 

この国であれが氷山の一角だと思うと、何だか うすら寒く感じる。        

 

全く褒めない、常に叱責する、あからさまに嫌な顔をする・・・  

親のこんな行為は子供に劣等感、無価値感を与え、子供を無気力にする。

 

こうして自分が嫌いになった子供は、人を愛せないまま成長し、周囲に

劣等感を与える人になる。  

 

親が子供を自分の劣等感をぶつける対象にし続ける限り、この最悪の

スパイラルが続いてしまう。  

 

どこかで気づき、断ち切ることが必要だ。  

 

 

 

自分の劣等感と上手に付き合って

自由を得るには?

 

 

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劣等感のある人の特徴と対処法

 

 

劣等感を克服できず、大人になっても周囲にそれを表現している人が

驚くほど多い。  

 

大きくは、攻撃型と内向型に分けられる。  

 

 

 

攻撃型

 

イジメでいえば、人をイジめる側。  

 

周りに当たることで、自分の劣等感を埋めようとする。  

 

 

常にイライラして周囲の人に当り散らしたり、普通に言えばいい

ところでいつも怒った言い方をする人が、あなたの近くにいない

だろうか?  

 

こういう人は叱るという名の憂さ晴らしを部下にしていたり、会社で

それができない場合は、家で配偶者や子供に当たったりする。

 

嫉妬心が強かったり、自分をやたらアピールするのも特徴。    

 

身近では恥ずかしながら、実の父がそう。

オヤジは人をイジめることはしないが、自分の劣等感や嫉妬心を

正論にすり変えてぶつけてくることが多く、本当に何度も戦った(笑)。

 

 

内向型

 

イジメでいえば、イジめられる側。

 

「自分が好きじゃない」と言うのが特徴。  

 

克服しないまま劣等感が膨らみ続けると、ウツという形で対外的にも

支障が出てきてしまう。      

 

そして両者に共通しているのは、  

 

自分は世間から常に不当に扱われ、損をして悔しいと感じている

親、会社、政府・・・常に自分以外の他人のせいにしている

人の成功や楽しんでいるのを喜べない  

 

こと。  

 

こういう人が自分の劣等感を埋めるためにボランティアをやっていた

としても、楽しそうじゃなかったり、ボランティアをしない人を責めて

いたり。          

 

 

ではあなたが、そんな人達と付き合わなければならないなら?    

 

劣等感を克服できない人は、自分の劣等感がバレるのが嫌なので、

それができる関係であれば、その態度や言動が劣等感のしわざだと指摘

するのがいい。  

 

無理なら「この人の劣等感が消えて、もっと幸せになりますように」と

心の中でつぶやく。これを常に続けることで、不思議なことにその人は

少しづつ変化していく。    

 

劣等感を持った人は今まで褒められることがなかったので、相手の

長所を見つけて、気持ちを込めて褒めることも大切。  

 

 

 

 

 

自らの劣等感の克服

 

 

あなた自身が劣等感を感じていたら、どう克服するか?    

 

まずは、自分が70億人の他の誰とも同じではない、one and onlyだと

いう事実を思い出そう。  

 

一人一人が違う人間の比較それ自体が無意味だと知った上で、    

どんな小さいことでもいいので

 

自分で自分を褒め続ける

今日あった自分を褒めたいことを3つ書き出す    

 

ことを続け、あなた自身のセルフイメージを上げる努力をする。            

 

 

特に謙虚を美徳とする日本人は、これからは I LOVE ME を公言する

くらいでちょうどいい(笑)。  

 

俺自身は離婚を経験していて、40過ぎてまだ独身?なんて余計な

お世話の目で見てくる人もいるのだが・・・「結婚制度なんていらない」

と開き直るまでになっている(笑)。    

 

 

劣等感なんて役に立たないものは、さっさとどこかに置いていこう。  

 

 

 

 

 

PS.

俺のマザコンは劣等感の一つだったが、成長して周りにそんな大人が

多いことを知り、気づいたら克服できていた(笑)。

 

 

俺が克服したかった劣等感は、健康に関するもの。

 

折に触れて語っている通り、子供の頃は常に風邪っぴき。
子供なのにかかりつけのお医者さんがいるほど(笑)。

 

死後に魂があることもその頃は知らなかったから、

病気で死ぬんじゃないかという思い込みは、恐怖そのものだった。

 

スポーツをするようになって体は丈夫になってきた実感は
あるものの、3つのことが不定期に俺を悩ませた。

 

些細なようで大きな悩み・・・

ものもらい
鼻血(笑)

そして、偏頭痛。

 

ものもらいも鼻血も、同情してもらえるどころか・・・
どちらかというと笑われる対象になるし(笑)、偏頭痛は全ての
やる気を奪い、俺を憂鬱で無気力にするものでしかなかった。

不定期に訪れるこいつらは、俺の劣等感をあおる。

だから、何とか克服したかった。

 

俺の場合は幸い、人生で初めて出会ったサプリメントが本物だった。

 

24歳頃からそれを摂り始め、風邪すら引くことがなくなり、
40代の今、今までの人生で最も健康だと言い切れる。

 

身体や健康に関する不安と劣等感を克服してくれた母ちゃんに、

改めて感謝している。

 

 

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コメントは26件です

  1. […] 何かに劣等感がある人も、続けて成し遂げることでそれを克服できる。  […]

  2. jamiro より:

    褒めたいことを3つ・・実践的ですね、ありがとうございます(^-^)さっそく
    書き出してみました!笑

  3. まま より:

    I LOVE ME!!
    なるほど難しい…。

    自分への劣等感で子供を叱責してしまうのなら、私は多分凄い怒ってしまうんだろうなぁ(ノд-。)
    でも、子供をあんな形で蹴り飛ばすとか投げつけるとかはない…と信じたい。
    子供のためにも自分が変わっていかないといけないなぁと感じますわ。

  4. miyuki より:

    私には劣等感がなさそうっていわれますが、あります。克服したいんです。 ちょっとしたこともきになったり。自分の家の前ならまだ全然いいんだけど、隣の家の前とか掃いてると、ひょっとしたらとなりのおじさん気分悪がるかなぁ、とか。ゴミ集積所とか掃除してると、けっこう人の視線が気になるんですよね。きっと何も言ってくれなくても怒ってないよな、とか、集積所の前の家の人は気を悪くするかなぁ、とか。夜中にやってる自分もなんか変だし。
    でも続けるんですよね。だれが何を言おうと、どう思われようと、たとえ自分だけでも、やり続けることで少しづつ周りが変わってくるんですよね。環境問題や、地球の飢餓や難民の問題は、あまりに大きすぎて手に負えないと考えがちです。そんな問題は、国や政治がやることで、個人一人一人が何をやっても変わらない、と思われがちだけど、国や政治では地球は変わらない。一人一人が身近なところから動くことでしか、本当は変わらないんですね。
    自分ひとりが何をやっても変わらない、と多くの人が思いがちだけど、自分ひとりでもほんの少しでも何かをする、続ける。こんな人が増えて、周りに伝え、子供に伝えることでしか、地球は変わらない。ビジネスも、最初は誰もが一人から始めます。そして、たぶん多くの人に「無理」「失敗するよ」「友達なくすよ」なんて言われるでしょう。でも続けるんですよね。
    ある日一人の友人が製品を使ってくれるでしょう。そしてある日「やってみようかなぁ」っていう友人が現れるでしょう。あるいは最初ビジネスを断った友人が「ちょっとやってみようかなぁ」と言うでしょう。みんな、あなたがやり続けていることを見ているからですね。

  5. りょうちゃん より:

    自分を褒めてあげること大切ですよね。

    いつも自分を責め続けるより褒めてあげるとこ探した方が楽しく生活出来そう。

  6. ayuayumi より:

    劣等感がある人の方が人間らしくて素敵な人が多い。劣等感を認めて、自身の経験として語る人は誰かの支えとなることも多い。そこまでになるのは大変な苦労があるけれど、そうなりたいなと思う自分がいます。

  7. せな より:

    自分の劣等感を子供に押し付けないようにしないと!
    改めて考えさせられました。

    子供は自分の好きなように生きて欲しいです。

  8. ユウゾラ より:

    自分の性格上、まず自信の無さ劣等感が先に出ます。それから少しづつ周囲に自分の事を認められ始めると今度は逆に人を見下したような考え方をする癖があります。人を見下すことはだめだと思い自分を戒めますが、そういうときの方が、対外的に調子良かったりします。もう少しうまく自分をコントロールできれば。

  9. マヤ より:

    劣等感に向き合うのって結構ネガティブになってしまいがちなので
    どちらかというと見ないふり、見ないふりして生きてきた気がします(苦笑)
    そして何かあった時にまたか~、って落ち込むんですよね。
    非生産的だなぁ…。
    自分の褒めること3つ、やってみないと。

  10. パンダ より:

    自分を褒める。
    せいぜい出てくるのが
    「今日もよく頑張ったね」くらい。
    具体的に3つ。何があるかな。
    周りのひとの3つも見つけてみます。

  11. azur より:

    その人の根本的な原因を指摘するとそのときは激昂する事が多いですが、人間は人に言われたことをよく覚えているものですから、あとで思い返して自分を省みるいいきっかけになることもあるはずだと思います。
    逆に自分がそのようなことを言われても、自分が変われるチャンスを貰えたと考えます。

  12. kuuu より:

    自分自身の気持ちをコントロールできないとなかなかね…。人はまわりに嫌われたくない、認められたい性質をもっているのでまず、自分自身を受け止めることからが大切だとおもいます。

  13. なな より:

    人は人、自分は自分と思っても、誰かと比較してしまうんですよね。
    褒めたいことを3つ…実践してみようと思います。

  14. インコちゃん より:

    いじめをしたり、されたりしたことはないけれど、常に人と比べて「自分」をもっていない、コンプレックスまみれの私は、劣等感が強いほうだと思います。one and onlyという言葉は好きです。私も、自分のことが好きになる努力をするべきだと思います。

  15. みつき より:

    劣等感は誰しもが抱えていますよね。完璧な人間なんていないのだから、自分の強みを伸ばしていくことが大切だと思います。

  16. みーな より:

    劣等感は確かに他人との比較を知るための感情ですよね。この感情を克服するために闘うのは嫌です。何で劣等感が生まれてきたのか私自身考え始めてしまいました。いらない感情だと思います。

  17. りん より:

    わたしは劣等感の塊です。他人と比較して、優越感に浸ったり、劣等感にさいなまれたり。でも、前日の自分と比較できたらいいですね。

  18. mikako より:

    確かに、不幸は、くだらない?比較、から始まりますよね…

    わたしの場合は、母が「お前のため」という名目でキリスト教を押しつけ、わたしにとってはそれが束縛以上のものではなく、結局無宗教に至りましたが、特に問題なく生きている…

    そして、「I LOVE YOU」という日本人の忠誠心も、ほどほどに(笑)
    ですよね。

  19. TM0323 より:

    自分で自分をほめる。簡単そうに見えてとても難しいように感じます。普段の生活でほめられるような面が思っているように少ないように感じるからです。それでもわずかでも自分をほめるように努めていきたいですね。

  20. AYKaaa より:

    劣等感を持っている人、同期がそうでした・・・
    私なんかいなくても…と。同じチームなのに
    後輩が同期と同じポジションをできるようになってくると
    自分に負い目を感じたのか役割を放棄しようとして、
    私はほかのたくさんの後輩にも目を配るフォロー役だったので
    同期までお荷物かよと正直うんざりしてましたが。
    他者との比較はまさに煩わしいとしかいいようがないですね。
    自分は自分なりにと変わってくれることを願います。

  21. 0617 より:

    その人の根本的な原因を指摘するとそのときは激昂する事が多いですが、人間は人に言われたことをよく覚えているものですから、あとで思い返して自分を省みるいいきっかけになることもあるはずだと思います。自分で自分をほめる。簡単そうに見えてとても難しいように感じます。普段の生活でほめられるような面が思っているように少ないように感じるからです。

  22. ともとちゃん より:

    いじめは私は、いじめられた方でした。小学校の時は学校帰りの時に男子が石を持ってぶつけられてたんこぶ作った事があったり私の事を馬鹿呼ばわりさせられたことがありました。当時はそういういじめが嫌でしたね。

  23. オレンジ より:

    まさに親の劣等感を植え付けられた感じがします。父の劣等感の攻撃型には恐怖を味わい逆らうことはタブーと我慢をしてきました。それももう終わりです、父の劣等感に付き合っている時間はありません。わたしは自分の人間関係と愛を知ることに励みます。

  24. マックス より:

    少々引っ込み思案な性格で、新しい環境に身を置いたときに、最初何故か劣等感を感じます。30代から現在までそれがかなり克服できたように思っていましたが、最近また仕事の面で劣等感を感じています。明日から自分を褒めます。

  25. くすお より:

    劣等感は誰でも持っていると思っています。
    私もたくさん持っていますが。
    それを克服するには自分がそれ以上のものを
    手に入れないと達成できないと考えています。

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