「苦手なら、話すトレーニング必要ですよね?」
会話学校のパンフレットを手にモゾモゾとお尻を
動かしていたのは(笑)、一時帰国した国立駅前で
一緒にコーヒーショップに入ったビジネスの後輩、河北。
話すトレーニングが必要な理由
話すというのは、当然ながら人が自分の意思を伝える最も基本的な
方法であり、これがうまくいけば人間関係は円滑になり信頼も得られ、
良い仕事を手にし経済的な豊かさも手に入る。
逆にこの話すことに苦手意識がいつまでもあると、当然
経済的にも恵まれず、孤独で寂しい人生が待っている。
幸いなのは、トレーニングによって
コミュニケーション能力はいくらでも上達するということ。
話すこと、つまりコミュニケーション能力が人間の魅力の中心と
教えてくれたのは、ビジネスの先輩・中島さんだった。
話すトレーニングの方法
理想のスピーカーをマークする。
俺にとってはやはり中島さんだったが、あなたの身近で話すことが
得意な人を見つけ、「なぜこの人の話は心地良いのか、すんなり自分に
入ってくるのか」を研究してみたい。
例えば俺が気づいたのは、こちらの表情に合わせて喜怒哀楽を
示してくれるところや、相手を頭ごなしに否定したりネガティブな
ことを口にしない部分。基本的にテンションが高めなこと。
また話に抑揚があったり、
大きい声でゆっくり話していること。
例え話や具体例を入れて分かりやすく話すのもそうだし、情景が
浮かぶほどイメージさせる話し方をすることなど様々ある。
次に、そのスピーカーをカタチから真似る。
これはベストセラー作家の先輩タクミさんが話していたが・・・
人はフリやカタチからでも真似ることで、実感も実力も後から
ついてきて本当に自分のものにできる。
相づちの打ち方や身振り手振りなど分かりやすいところからでも
いいので、少しずつ真似てみるのが話すトレーニングになる。
最後に、新しい人とたくさん話す。
身近でよく会う人だといきなり芸風を変えることが難しく(笑)
やはり今までの慣れた話し方をしてしまうため、新しい人というのが
ポイントになる。
新しい人は、過去のあなたを知らない。
うまくいっている人の話し方を取り入れて新たな人脈で
トレーニングし、一人レボリューションをしていくこと。
これを一時期集中してこなすことで、
量から質に転換する時が必ず来る。
気づいたら、話すことが楽しくて仕方ない、
そして「一緒にいて楽しい人」と思われるあなたがいる。
決めつける人の心理の克服法をトレーニングした
イタリア移住者の仲間、佐伯さん。
俺と同じく母親の遺伝子なのか、
太りやすい体質に悩んでいるようだ。
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