「服飾デザイナーにはなるなよ・・・」
俺がまだ和光の新倉小に通っていた頃、フリーランス
として独立し服飾デザイン学校で教鞭をとっていたオヤジが、
常々言っていたこと。
服飾デザイナーのメリット
服の新しい流行を生み出すという創造性は、数ある
職業の中でもデザイナーだけが発揮できるもの。
自分が思い描いたものをリアルな形にし、それを街ゆく人が実際に
身につけるという、他では味わえないこの服飾デザイナーの醍醐味
がある。
多くの人、特に若い人はアパレルや美容師などの華やかな職業に
憧れるので、花形の仕事が好きなあなたには向いている(笑)。
世に受け入れられる服を生み出す能力があれば
独立しやすいという点も、デザイナーのメリット。
オヤジの場合は独立から数ヵ月後、借金にとともに会社をつぶして
しまっていたが・・・これは彼が経営者ではなく技術者であったから。
ビジネスのことまで学ぶ意欲のあるあなたなら、
また違う結果になるだろう。
自分の納得いく服ができ、それが売れれば大きな収入に
つながる可能性もあるのもデザイナーだ。
あなたのセンスを情熱に乗せて活かすことができたら、それは具体的に
報酬という形で返ってくる。これは、ただのオフィスワークの仕事では
なかなか味わえないこと。
服飾デザイナーのデメリット
当然ながら誰でもできるというわけではなく、時代の流れを読む
センスや、ただの自己満足で終わらないマーケティング能力も必要に。
これに加え、パタンナーやマーチャンダイザーなどチームでの
仕事になるため、コミュニケーション能力が必須になる。
そもそも、なるための門が狭すぎるというのもデメリット。
競争が激しいこの世界に入るためには、学生時代から
服飾コンテストに挑戦するなどのアクションが必要になってくる。
新作発表会や展示会の前などとにかく忙しく、
徹夜になることも多いという点。
オヤジもよく話していたのは、
「一見華やかな仕事だけど、倉庫の床で寝泊りしてるからね。
顔の上をゴキブリが這っていたこともあるよ(笑)」。
売れてくるほどその傾向にあるというジレンマ。
このように、とにかく拘束時間が長くサービス残業は普通にある。
土日関係なしのケースも多いのが実際のところ。
「その割に低賃金」と渋い顔をしていたのは、
オヤジの友達の三木谷さんだった。
服や習慣を変えること、例えばパラダイムシフトを日常に取り入れる
こと・・・個性心理学の診断をきっかけに世界に出た日本人デザイナー
の松吉さんは、人の悪口ばかり言う人の心理をしっかり理解している。
「有名になった人の成功税だから・・・」
そう笑う彼も、俺と同じマザコンと聞いて嬉しかった(笑)。
だんさまのおとうさん有名な服のデザイナーさんだったとは。コムサかってました
>
社会人の資格試験やTOEICでも
参考書を短時間で膨大な量を
読み込むことができるので、
受験対策を圧倒的に
有利に進められる。
ちなみに
あまりに速読が気持ち良く
身についたので(笑)、
以前、地元仲間の
オックンに伝授したことがある。
蛇足だが、彼には中学の頃
ワタナベ式記憶術も(笑)。
DANさんのお父様はコムサのデザイナーでしたね。
憧れのブランドでしたよ。ただ高くて学生には手が出せませんでした。
デザイナーには経営をしてくれるパートナーが必要なんでしょうね。
両方を自分でやるのはムリがあります。
私の職業は服飾デザイナーです、と言えたらカッコいいだろうと思いますが、私にはこのようなセンスが全くないためなりたいと思ったことはありませんでした。しかしかっこよくおしゃれなだけではないのですね。
難しいですよね。服飾デザイナーって。市場を気にしなければならないのに、しかしデザイナーだからこそ自分のやりたい事をしたい。そこを乗り越えて、華やかな世界にいくのだろうけど、それまでの苦労が半端ないと思いますもん。
第三者から見ると華やかな仕事でも色々と苦労はつきものなのですね。独立してデザイナーをしている人は、残業といっても苦労を感じないこともあるでしょうが、会社勤めのデザイナーさんはストレスも感じることでしょうね。お察しします。
小さい頃、絵を描くのが好きでした。
服のデザインをして仕事ができるなら
やってみたいと思っていました。
しかし、現実は甘くないですね。
プロになれるのはほんの一握りです!!
今一流のデザイナーになっている人は
ものすごいということですね。
時の利なのか努力なのかはわかりませんが。