たまには日本のおもてなしについて語り、
日本人のプライドを取り戻すことを試みたい(笑)。
おもてなしと聞いて俺がいつも頭に浮かべるのは、日本にいた頃
中村文昭さんの講演でよく聴いていた「相手の予測を上回る対応」。
当たり前に基準値の高いことが、
日本のおもてなしのすごいところだ。
本当の意味で日本のおもてなしを
表現しているかは別だが・・・
海外の友達が驚くのは
コンビニの充実度
電車や地下鉄、バスの本数や時間の正確さ
接客があり得ないほど丁寧
それでいてチップなど求めないこと
マナーにはうるさい国なのに外国人に強制しない
こういったこと。
一方で、バラエティ豊富な自販機は
もはや日本の文化とも言えるが・・・
逆に海外では当たり前のストリートフード、アメリカのホットドッグや
このフィリピンでのバーベキューのような通りで手軽に買える物が
日本にはほとんどないという不満も。
目次
おもてなしという日本的文化
「おもてなし」を始め、日本にしかない言葉
日本には、
他人を心から温かく迎え、礼を尽くす「おもてなし」
相手の心を汲むという「慮る(おもんぱかる)」
相手の立場になって考える「思いやり」
良いものは独り占めせずシェアする「お裾分け(おすそわけ)」
他人への気遣い・気配り・心配り
など他の言語に訳せなかったり、訳せても
ニュアンスが伝わらない独特の言葉と文化が存在する。
要は利他主義、自分以外のことまで目を配り心を拡げられる度合いが
日本人は圧倒的に高いということ。「三遊間の美徳」という言葉があるように。
自分のメリットと相手のメリットがあったら、自分と相手のメリットの
重なるところでがんばれるのは、海外の人も同じ。
しかしながら、自分にメリットはなくても相手のメリットのために動ける
日本人のような人種は、実際そうそうお目にかからない。
海外の人と話していて気づいたが、こちらの気持ちを考えながら
言葉や言い方を選び、時には深く共感したり同情しながら
話してくれるような人達は、日本人以外ではごくごく少数だ。
だから「日本人が英語を話せるようになったら最強だ」と、いつも
のたまっているのだが(笑)。
見返りなしで動ける日本人
日本にいる時は当たり前すぎて気づかなかった、
他人のことを考え行動するという習慣。
ちなみに、フィリピン人は同じアジア人ながら
アメリカのマインドで考えると言われている。
家族間を除いては、往々にして
ギブアンドテイクの精神で人間関係が成り立つ。
先日も驚いた、初老のビジネスパートナーlauraの言動。
パンガシナンで新しくビジネスを始めたいと申し入れがあった
carolのフォローに俺が行けなかったので、長い付き合いで
信頼のあるlauraに現地に向かってもらった。
彼女自身の用事があったこともあり快く引き受けてくれたものの、
数日後、現地までの交通費とランチ代請求のメールが(笑)。
必要経費を払うことはやぶさかでないが・・・
同じようなシチュエーションで日本人の応援を受けたことがあったが、
彼は当たり前のように何の見返りも求めず対応してくれたので
その違いを知ることとなった。
おもてなしの日本から学ぼうとしたディズニー
日本の料亭で学び、その後、現地のディズニー大学で
顧客サービスを徹底的に学んだ、作家の上田先輩。
例えばアメリカでは、夢の国マジックキングダムや
ディズニーワールドですら、サービスに対しゲストにチップを求める。
一方わが国日本では、当たり前のように一円の見返りを
求めることもなく、笑顔でサービスを提供してくれる。
あのディズニーも、おもてなしの文化を日本から学んで
自分の経営に活かそうとしたが、やはりかなわなかったようだ。
以前、ブログの体裁でトラブルがあった時に
困って相談した桃さん。
自分の事業で忙しいのに取引相手のIT社長さんに相談してくれたり、
調べたことを細かくレポートしてくれて本当に助かった。
当然、自分も次は彼を助けたいと自然に思うので
相互扶助の輪は自然に拡がっていく。
ちなみに東京に住むアメリカ人mattは、俺がアメリカでのビジネスに
現地の住所が必要だと知って、彼のシアトルの住所を無償で貸してくれている。
日本に住むと、外国人も日本人のハートを持つようになるのか?(笑)
ペイフォワードという理想
大好きな映画に「pay it forward」がある。
「世界を変えるには?」
社会科の先生が出した課題に対し、
少年トレヴァーが考え出したアイデアとは・・・
3人を、その人ができないことで手助けする
その3人はお返し(ペイバック)するのではなく、
別の3人に同じように善意の行為をする(ペイフォワード)
3人が3人、さらに3人と続けていくと
思いやりと善意の輪が天文学的数字で拡がっていく
というもの。
「おもてなし」を始めとする、独特であり温かい日本の文化が
この映画のように世界に拡がっていったら、地球から少しは
争いが減るのではとイメージしてみたり。
matt曰く「後の人のことを考えてスリッパの向きを揃える」
これ一つとってもすごいことだとか。
計画が進んでいる日本人村を中心に、おもてなしの心を始め
世界にアピールできる日本の素晴らしさをこれからどんどん広めていこう。
ところで、おもてなしの日本人の海外渡航や移住は
明治維新から始まったのをご存じだろうか?
海外旅行自体は珍しくないものの、移住となると
150年経った今でも多くの日本人にはなかなかどうして
実行の難しいこと。
多くの人にとって海外移住は、
いまだに憧れの対象であったりする。
とにかく、おもてなしの素晴らしさを再認識するためにも
日本人はもっと海外に出たほうがいいと常々感じる。
日本人が海外で生活すること、現地に移住することで得られるもの
日本企業の駐在員などと異なり、自らの意思で海外に出て移住した
日本人は、自分の考え方をしっかり持っている。
話していても飽きることのないユニークな人達が多い。
「在外邦人は国内の人よりも日本人らしい」と言われるのは、
海外に移住することで、おもてなしを始め日本人としてのアイデンティティが
目覚めるからなのか。
自分に合った気候やライフスタイルを選べること、
語学が学べること・・・
日本人が移住した時のメリットは数え切れないほどあるが、
個人的に一番大きいのは
ストレスからの解放
に尽きる。
価格差を利用できる国を選べばお金のストレスは小さくなり、
どうでもいい疲れるだけの人間関係のしがらみから解放され
自分で新しいコミュニティを選び、ゼロから人間関係をつくっていける。
俺自身は寒い冬とうっとおしい梅雨、地獄の花粉症という
強力なストレスから解放されるだけで天国だが(笑)。
先日、パンパンガのSMクラーク近くで
レッドホースを一緒に飲んだ梶田さん。
彼にとってよかったのは、日本を出る時に
「自分の価値観と優先順位の再確認」がはっきりできたこと。
海外に出るという大きなきっかけがなければ、
自分は本当はどう生きたいのか?
本当に大事なものは何か?
をきっと明確にできなかったと言う。
本当にあなたの実現したい生き方が海外にあるならば、これからの時代
日本人の海外移住を止める人はいない。あなた自身を除いては。
おもてなしの日本人が海外での生活に馴染めず、移住生活を諦めるパターン
人生の青写真をはっきりさせていない
日本人が海外に移住するに当たり、
「何歳で何をする」といったブループリントが必要。
実際に現地人や不良邦人に騙されるのは、軸がなく
何となく日々を生活している日本人が多い。
海外生活は楽しいが、自分の人生計画と
適度な緊張感を持つことで初めて大切な財産が守られ、
思い描いた移住後のライフスタイルが実現する。
日本と比較する癖がある
おもてなしと便利さばかりを求めるのも、
日本人の移住がうまくいかないパターンの一つ。
物質的には恵まれていない国の人達の笑顔が明るいのは、
便利さが人間の幸せに直結していないことの証だと感じる。
また、たまに現地人を見下している心無い日本人に
出くわすことがあるが、「ここに住ませてもらっている」
という意識が欠如している。
海外に住むなら、現地の人をリスペクトするのは
当然のマナーだろう。
現地の通貨で考えていない
海外移住した人でうまくいく人は、日本円に換算することなく
現地の庶民レベルのお金の感覚をすぐに掴める人。
日本よりも安いからと現地の女の子におごりまくっていた田端さんを
最近見ないと思ったら、一文無しになって日本に帰ってしまったとか。
言うまでもなく、キャッシュフローを数字で明確にすることは
どの国にいようとお金の管理の基本。
言葉や文化など、現地のことを学んでいない
言葉はもちろん、現地流の考え方を学んでいなかったり
風習を受け入れようとしなかったり。
ハッキリNoが言えないことも、海外では
特に致命的な失敗につながる。
相手を理解した上で、信頼できる良い仲間をつくり
時には助けてもらう。これができる人は、海外生活が
より楽しいものになる。
人やガイドブックに頼り過ぎたり、
考えすぎている
海外移住についてはまだ日本人向けの情報が不透明な感があり、
詐欺的なことを行っている業者や不良邦人がいるという事実がある。
実際に身銭を切った人からの生きた情報・本物の情報に対する
アンテナを張り、自分の足で情報を集め、実際に目と耳で判断する。
海外ではこうしたサバイバル能力が試されることになる。
移住を考えているがまだ不安なら、できれば
2,3ヶ月お試し滞在をしてみるのをおすすめする。
実際に俺も3ヶ月ほどケソンシティとマラテに住み、
ここで長期滞在が可能かを肌感覚で知ろうとしてみた。
一度移住して合わないと思ったら、
いきなり帰国を考える前に街を変えてみるのも一つ。
例えばセブとマニラでは同じフィリピンでも
だいぶ違う顔を持っているし、場所によっては
同じ国と思えないような街もあるので。
着々と進む、南国パングラオアイランドでの日本人村計画。
心躍る瞬間が近づいている。
移住が難しいなら、日本との二重生活や
せめて資産の分散。
いずれにしても、海外の活用は
これから必須だと感じる。
俺の場合は、おもてなし精神以上に
自らの宿命と運命、つまり日本に生まれたことを受け入れ
海外に移住することを選んだ。
後に続く仲間のためにも海外移住の方法・・・
具体的には、どこにいても収入を得る手段、そしてコミュニケーションに
卑屈にならないためのグロービッシュの習得法などをニュースレターを通して
どんどん発信していく。
「おもてなし」と吠えた滝クリの顔は嫌いですが((苦笑))その言葉は好きです★日本の文化を表していますね。ボクもブログでおもてなしに触れてみよかな。
[…] 気配りや励ましが自然にできるのも特徴。おもてなし文化のある日本人女性は、ここは得意だと思いきや、俺の印象ではそうでもない(笑)。 […]
ご案内謝々。しかし、しかし。
魅力的なライフスタイル。
もしあなたが、収入がたまにドカンと入るよりも、定期的に安定して、
できれば毎日発生する方が気持ちが安定するというタイプ
なら、
経済的・時間的自由を得る方法としてProject of Lifeを
発足し、すでに多くのモテ仲間が参加してくれている。
このうちのシーズン1、すなわち前半部分はとても
シンプルな仕組みで、自分の名前も個性も一切出さないので、
誰でも始めることができる。
例えば、
英会話、整体、一人暮らし、ガジェットの使い方、某資格、
40代からの健康・・・
はっきり言えば、それぞれのテーマに特に興味はなくとも、
世の中にその情報を求めるニーズがあれば、自分が知らない
ことでもそれを調べてシンプルにまとめれば、その情報を
お金に変えることが可能。
興味があるかどうか、自分がその専門家かどうかは別問題。
ほとんどの場合は、そうでないのだから。
俺自身が権利収入型ブログを始めるときのハードルは、
興味のないジャンルについて、記事を書き続けられるか
不安だったこと。
ただWebビジネスのメンターだった政木さんから
「他のサイトを見て分かりやすくまとめるだけでも十分」
日本人のおもてなしの心は大事にしたいですね。
近所付き合いのおすそ分け。
大好きです!!
日本の心配りは本当に素晴らしいと思います。相手を思いやる気持ちは世界一です。どの国にも負けない、日本の誇りであり大切にしなければいけない心ですよね。日本人でよかった!
車が故障したら、
必ず止まってくれたり、
買ったものは、レジ袋に店員さんが
入れてくれたり。
日本人同士でもおもてなし、
有り難い事なんですよね。
あのオリンピック招致の有名なスピーチから「おもてなし」という言葉が世界に広まりましたよね。
見返りを求めずに行動できる日本人の姿勢、素晴らしいです。
ディズニーは日本のおもてなしを手本にしてくれていたというのは嬉しいです。でも日本のはんなりとしたおもてなし以上にわかりやすくもてなされている感じがすごく好きなので、逆輸入したいです。
日本に住んでるとわからないことですね。おもてなしってとても素晴らしいことなんだなあと思いました。わくわく
相手やその場に常に敬意を払うという日本独特の文化は、世界に誇れるものだと思います。そんな日本の良いところは、これからも残していきたいものです。
おもてなしって大事ですね。海外にいても、日本にいてもおもてなしの心は日本人や海外の方においてのマナーであるためおもてなしの心を持つのは素晴らしいことだと思います。
日本人のおもてなし精神はすばらしいですよね。海外の人にはない、日本人の強みをもっと活かしていきたいです。
日本人は、利他的すぎる?
お人好しと紙一重のような気も…
不得意を補い合う。
この発想は、わたしも好きです。
そうですね。
地球から少しでも争い、減ってほしいですね。
おもてなしって何となく聞いていましたが、海外からするとそんなに違いがあったのですね!日本で聞いているだけではぜんぜん特異性が分からないですね。でも良い文化ではありますね。
私もおもてなしの気持ちを大切にしているつもりです。
されるより、したい方ですf^_^;
おもてなしをされると…どうして良いのか分からず挙動不振になるからです。
誰かを大切に思い、少しでもお役に立てれば
それが私の意志であり、強さだと思ってます。
日本人の接客方法は、海外の人から世界一だと言われているので、おもてなしのレベルは最高だと思っています。人形のように、マニュアル通りの接客よりも、心からの笑顔あふれるおもてなしをされたほうが、また来店したいと思えるし、お客さまも気持ちがいいものだと思います。
あのオリンピック招致の有名なスピーチから「おもてなし」という言葉が世界に広まりましたよね。見返りを求めずに行動できる日本人の姿勢、素晴らしいです。おもてなしって何となく聞いていましたが、海外からするとそんなに違いがあったのですね!日本で聞いているだけではぜんぜん特異性が分からないですね。でも良い文化ではありますね。
日本ではチップという制度?習慣がない!これはとても素晴らしいことであると思いまうす!他国から来た時1番おどろくのではないでしょうか!
基本的に見返りを求めずに真心をもって応対したいという気持ちは私にもあります。過去にサービス業で仕事していた時に何かしら相手を気持ちよくさせたいというサービス精神が働いたものです。
アメリカではチップを渡さないと
相手は嫌な気持ちになったり、サービスをしてくれなかったりなど
日本では考えられないことがありますね。
奉仕の精神で働く日本人は
昔からの文化を大切にしていますね。
おもてなしって大事ですよね。
今の日本でも、近所の人とのあいさつの問題とか出てきているので、
日本人ももう一度おもてなしの精神を思い出してみるのもいいかもしれないですね。