上海にドカンと着いてすぐに、祁に会っていただき、話してもらいました。当然何を言っているかサッパリわかりませんが、ずっと二人の会話をジーッと見ていました。(笑)
最初、劉さんが何やらペラペラ話し続けています。
祁はずっと話を聞いていました。
その横顔は真剣で、表情豊かにコックリコックリうなずいたりゲラゲラ笑ったり。
たまに僕に話してくれますが、劉さんの家系がしっかりしていること、成功していて人脈も豊富だということでした。
どうやらずっと自分の素晴らしい経歴を自分でゴリゴリ紹介しているようでした。
その後、祁が話し始め、たまに劉さんが何やら話し、そしてまた祁が話し、僕の視線は二人をグルグルと行ったりきたり。
二人とも表情はかたそうでした。
一時間くらい経って、祁が僕に聞いてきました。
「劉さんは周囲にたくさんお友達がいます。その方たちにチャンスを提供してはいかがかと私は話しています。どうしますか?」
登録していただいて、お友達を紹介していただければ、上海でも日本でも僕が一生懸命お手伝いします、と伝えました。
そしてまた、何やら二人で話しをして…、劉さんの表情がやわらかくなったと思ったら祁にガッチリ握手を求めてきました。
おぉー、やったかな!
「これからすぐに登録するそうですから、一緒に行ってあげてください。
私のグループの人が全部やってくれます。」
えー、今すぐ?と思いましたが、とにかく善は急げです。
そしてショップに行ってスパンと登録し、日本からツアーに参加したみんなと一緒に夕食を食べました。
みんなが拍手で迎えてくれ、祁のグループの方が劉さんの隣でいろいろとペラペラ話してくれていました。
夕食の後、上海で劉さんをフォローしてくれる揚さんが劉さんを送ってくれ、途中でお茶を飲みながら今後のことを話してくれるということでした。
ふ~、これは一応の達成ですが、とにかく始まりです。
たくさんの人に手伝ってもらって、ビジネスのバトンを劉さんに渡しました。本当にありがとうございました。謝謝、謝謝!
ぼくの目標は決まっています。
自分ができることを精一杯やるだけです。
自分と向き合う良い時間になりました。
「大事なのは信念であって、環境や能力じゃない。」
祁の言葉でした。
白人の彼女ができたフィリピン人男性tedの相談でも、それは理解できました。決めつける人の心理は無視し、見た目とのギャップを広げるだけ。
今週もよろしくお願いします。
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