「フィリピン人妻と結婚する」ということは・・・?
国際結婚というと華やかなイメージをもつ方も多い。
素敵なパートナーと国を超えて互いの価値観を広げ、
特別な絆を深めることができる。
しかし言葉や文化が全く異なる相手との結婚は容易ではない。
「フィリピン人を妻にして良かった」という幸せな思いから、
どんどん悪い方向に向かっていくことも・・・。
今回は現地在住者が、フィリピン人妻と結婚をすることで生じる
様々なトラブルを語る。
日本人男性が不幸にならないよう、
国際結婚に際しパートナーと共に苦難を乗り越えていくために、
この記事があなたの手助けになれば幸いだ。
フィリピン人の妻とのトラブル、多いのは仕送りの送金に関して?
フィリピン人女性の殆どは、
結婚の際に毎月フィリピンの実家に
仕送りの送金をすることを日本人男性に約束させている。
妻の実家にとって働き手がいなくなるからだ。
毎月毎月の送金は辛いが、悪いことばかりではない。
実はフィリピン人の妻の実家に送金していると
海外送金控除として税金が戻ってくるのだ。
日本の旦那さんから数えて、2親等の方々が扶養控除を受けられる。
つまりフィリピン人妻のご両親と奥様の子供(連れ子、養子)がそれにあたり、
送金をしているということは、奥様のご両親を扶養していることになる。
そして過去5年分を修正申告でき、
5年分の扶養控除分の税金が戻ってくる。
この海外送金還付金額は収入から源泉された税金の額によるが、
収入が多ければ多いほど源泉された額は大きく、
戻ってくる税金の額も大きくなる。
フィリピン人妻の為の送金に対し、
海外送金控除に必要な書類は、
親族関係書類と送金関係書類の二種類の証明書が必要になる。
親族関係書類は、
戸籍謄本や出生証明書、婚姻証明書が該当する。
送金関係書類は、
外国送金依頼書やクレジットカード利用明細書などが例としてあげられる。
さらにフィリピン人妻のみならず、
老齢年金を受け取っている夫が死亡した場合、
同居し生計を同じくしていた妻は、
日本年金機構に遺族年金を請求することが可能だ。
しかし遺族年金は、家族の方が日本の年金事務所に
請求手続きをしなければ支払われない仕組みなので
事前確認が必要になる。
またフィリピン人の妻の子供を養子にするやり方もある。
独身時代に産んだとするフィリピン人妻の子供を
日本に招聘したいときは、遺産相続を目的に養子縁組させることで、
連れ子もビザが取得出来るのだ。
このように公的機関に申請することで、
日本の様々な手当てを受けることができる。
しかしもちろん、
送金の金額や金銭に対しての様々なトラブルは多々存在する。
控除を受けても終わりのない送金は離婚の理由の一番にもなっている。
旦那にとっては頭の痛い問題だ。
あまりに執拗な送金の要求などから、
夫婦間に大きな溝を作ってしまう。
最悪、フィリピン人の妻の保険金を目当てに
殺害してしまった事件も過去にある。
フィリピン人の妻について紹介したブログ。スラムと言えばやはり?
東南アジアの中でも経済成長真っ只中のフィリピン。
安価に留学でき、
豊かな自然を堪能できるため日本人にも人気の国だ。
フィリピンという国のイメージは何か。
南国やバナナ、マンゴー、海などの
自然やのどかさをイメージするのではないだろうか。
自分はフィリピンではそういったワードよりも、
まず「貧困」というイメージが頭に浮かぶ。
途上国だからこそ富裕層と貧困層の格差は顕著なものがある。
フィリピンのスラムといえば、やはり首都マニラのスラム街だろう。
スラムの彼らは土管の中で生活をしている。
下記にフィリピンに在住している駐在員の日本人や
日本人妻のブログを載せているので、
現地での暮らしが参考になれば幸いである。
【フィリピンマニラ駐在ワイフ日記】(現地在住者のブログ)
http://blog.livedoor.jp/move_manila/
【フィリピンで駐在…駐在員やその妻の生活をブログで紹介!
子供や家族、ビザやアラバンのコンドミニアム、
求人や駐在員事務所について】(現地在住者のブログ)
https://moteworld.net/phils/jwinp.html
まとめ
実際には夫婦によってそれぞれ異なる苦労が存在する。
ここで紹介した内容以外にも当然、トラブルはあるだろう。
しかし国際結婚以前に、心の通じる同じ人間同士の結婚だ。
互いを尊重すること、まず思いやることを忘れてはならない。
そうすることで、どんな苦労や苦難も乗り越えていけるはずだ。
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