フィリピンのファッションと現地での留意点。女性やメンズ(男)の服装、流行のファッションブランドやファッションショーについて


 

フィリピンにどういう印象をお持ちか。

 

日本へ出稼ぎに来る労働者をイメージしてしまい、決して裕福とは言えない国との

印象を個人的には持っているが、「セブ島」と言われると女子にも人気の

リゾート地との側面も見えてくる。

 

(恥ずかしながらセブ島がフィリピンとは知らなかった)

 

 

そんなフィリピンのファッション事情を見てみた。

 

 

フィリピンのファッションの流行は?ワンピースは女性の服の定番?

 

フィリピンといえば英語が堪能な国のイメージがある。

 

確かに第二次大戦前はアメリカの植民地であったが、その前300年以上にわたり

スペインの植民地であった。

 

こうしたことも起因しているのか、流行を発信しているのもスペイン発ブランド

多い

 

 

かの「ZARA」やその姉妹ブランドとして日本でも人気の「Bershka」、

Stradivarius」も手に入るほか、ネクストZARAとして呼び声の高い「Sfera」、

ZARAの姉妹ブランドながら日本未上陸の「Pull&Bear」、

ZARAと長らくしのぎを削る「MANGO」などの店舗も展開されており

店の選択には困ることがなさそうだ。

 

 

ちなみにフィリピンでワンピースというとワンピースタイプの水着を意味する。

 

確かに英語でワンピースの水着のことをone‐piece swimsuitというが、

気を付けたほうがよさそう。

 

(フィリピンでワンピースを購入する場合は「casual dress」と言うべし)

 

 

フィリピンではおしゃれな服がリーズナブルに手に入る。

 

日本でもファストファッションが流行しているが、日本未上陸のブランドには

心惹かれる人も多いのでは。

 

 

フィリピンの「ローカル」ファッションブランド。かなり個性的?

 

スペインを中心とした旗艦ブランドも魅力だが、せっかくフィリピンに行ったので

あれば、フィリピンローカルのファッションブランドも気になるところ。

 

 

まずは「BEACH/」。

世界でも多くの国に展開しており、日本では石垣島にも店舗を構えている、

フィリピンでは知らない人がいないほどのファストファッションブランド。

 

 

PENSHOPPE」。

日本でいうとユニクロ的な存在で、フィリピン国内に多くの店舗を構える。

日本でいうとショッピングモールに必ずあるブランド的な存在。

アジアや中東諸国にも展開している。

 

 

Kashieca」。

リーズナブルでありながら、シンプルかつ個性的で、フォーマルにも対応できる

のがこちらのブランド。

 

 

ARTWORK」。

いわゆるおもティ―(面白いTシャツ)のブランド。

 

私自身Tシャツ選びに関してはよく妻にお叱りをうける。

確かに面白いTシャツは個人の満足としては良いが、家族のことを考えると

恥ずかしいと思う感情も理解できるため、最近は購入を控えている。

 

 

ちなみに「ARTWORK」と同じような展開をするのが「Team Manila」。

これらは値段的にもお土産には最適…という評価があるが、

自身、母の海外旅行土産として某国のTシャツをもらったことがあるが、

正直扱いに困ったもの。

 

お土産購入する際は、着てもらうことは期待せずに、話題として渡す程度の

心持ちが必要。

 

 

いずれにせよローカルブランドも含めて個性的なラインアップがそろっている。

 

ただし仕上がりはあまり良くないブランドも多いようなので、消耗品と

とらえるのが賢明のようだ。

 

 

フィリピンのファッション。ブランドものも多い?通販でも買えるの?

 

このようにフィリピンではスペイン色の強いブランド(ZARA、Bershkaや

Stradivarius)が席巻している面もあるが、アメリカンブランドについても、

例えば日本でも展開している「Forever21」がセブ島の2大ショッピングモールの

一つであるシューマート(SM)に2012年に出店したのを皮切りにフィリピンでも

展開している。

 

 

また日本からは撤退したがGAP傘下のブランドである「OLD NAVY」も

フィリピンで展開中。

 

このほかAmerican EagleBanana Republicなどのアメリカンブランドも

多く展開している。

 

この辺のブランド展開は統治の歴史が影響しているのだろうか。

 

後段のアメリカンブランドは自身、家族も含めよくお世話になっている。

 

 

もちろん日本でファストファッション定番であるユニクロも展開しているが、

フィリピンではむしろ高いブランドととらえられている。

 

販売価格は日本と同水準または若干高いながら、フィリピンの所得が

日本の1/10程度なので、コスト感が理解いただけるのでは。

 

 

ちなみにフィリピンのファッション事情を語るうえで通販サイトも要チェック。

 

日本国内からフィリピンブランドを通販で買おうと思ってもなかなかヒット

しないが、フィリピン国内では「LAZADA」や「OLXフィリピン」といった

通販サイトが展開している。

 

 

フィリピン通販の評価はこちら→https://ceburyugaku.jp/56394/

 

 

比較的ちゃんと届くというのは失礼な評価だが、そういう印象を持ってしまうのも

理解できないではない。

 

 

フィリピンのファッションショーって?貧困のマニラで開催?

 

これまで述べたようにフィリピンのファッションはなかなか侮れない

 

そんな中、フィリピンで貧困の子どもたちがモデルとして出演する

ファッションショーが6回目の開催を迎えたとのニュースが報じられた。

 

 

これは関西圏の女子大学生団体「Dear Me」が主催しているもので、

今年は開催史上最大の規模として、フィリピン最大の経済発展地域で

マニラ首都圏に属するマカティの巨大ホール会場でのファッションショー開催と

なった。

 

 

このショーの特徴は何といってもゴミの山で育った貧困に苦しむ子供たちが

きらびやかな服に包まれ、スポットライトを浴びてランウェイを歩くということ。

 

 

おしゃれを通じて夢や自信を持ってほしいとの思いから例年開催している

ものだが、6回目のポスターを飾るAlyssaさんは第1回からモデルを務め、

将来はモデルなどで生業をたて、家族を助けたいとの夢を持っているようだ。

 

 

ファッションを通じて子供たちが大きな夢を抱くことは、

子供たちのみならず、関わる人達の心も豊かにしてくれそうだ。

 

 

まとめ

 

フィリピンのファッションを語るうえでいわゆる古着屋さんである

ウカイウカイ」も外せない。

 

 

値段も10ペソ、20ペソ(日本円で20~40円)程度であることもさることながら、

下着の類まで売っているのは日本の古着屋と違うところ。

 

 

言ってみれば新品の下着を買うこともできない貧困層が多いということ。

 

ファッションを通じてフィリピンの国情が垣間見えた。

 

 

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