「旅行に連れてってくれるなら、
デンマークのコペンハーゲンがいいな」
LINEで母ちゃんがそう話す。
和光に住む母ちゃんを、ビジネスクラスでの
ヨーロッパ旅行に招待したい・・・
そんなマザコンの俺の長年の夢が(笑)、
少しずつ実現に近づきつつある。
具体的な計画をすれば夢の実現が加速すると分かっているので、
このフィリピンから母ちゃんに連絡をすることが最近増えた。
雑貨や家具のデザインが好きな母ちゃん。
やはりデンマークのコペンハーゲンは外してこない。
デンマーク・コペンハーゲンの魅力
東京から直行便、11時間弱で到着するデンマークのシェラン島。
首都コペンハーゲンはまさに、童話のアンデルセンの街そのもの。
絵本に出てくるような街と近代的なデザインがミックスした
ところがコペンハーゲンの魅力。カラフルなレンガで作られた
街はまるで、レゴから飛び出したよう(笑)。
美しいデンマークには、見どころはたくさんある。典型的な
コペンハーゲンを楽しみたかったら、やはりニューハウン。
海と街、そのカラフルな美しさ。
歩行者天国でのんびり歩きながら街を観たいならストロイエ。
童話のような街並みを見下すならラウンドタワーに。
ハムレットが好きなあなたは、その舞台になったクロンボー城。
ここは世界遺産でもあり有名な観光地だ。
現地に長期滞在したことのあるフィリピーナのマリクリスが
言っていたのは、コペンハーゲンの魅力は食事、そしてアート。
デンマーク風オープンサンドのスモーブローや
スイート好きにはたまらないデニッシュペストリー。
芸術は、洗練されたデザインとして世界的に有名。
コペンハーゲンを首都とするデンマークという国
何をおいてもこの国が有名なのは、そこに住む国民の
幸福度が世界一であるということ。
人の幸福の尺度には様々な基準があるが・・・やはり外せないのは、
デンマークという国が提供する公共サービスや福祉の充実度。
高い税金にも関わらず国民から不満が出ないのは、そもそも国民性
として「自分だけ良ければいい」という考えがなく、必要な人のところ
に税金のベネフィットが回れば良いという思想が一般的だから。
日本では、特に都市部に個人主義の人が増えてきたのを見ると、
この考え方を少し見習いたいもの(笑)。
現状への満足は、ともすれば向上心を欠き
成長という機会を失うが・・・
満足を感謝と捉えれば、この国の人達は、今自分達が手に
しているものへの感謝の気持ちが強いということになる。
ここは、俺を含め仲間とともに
見習っていきたいところだ。
日本のおもてなしから多くを学び、会話力のトレーニングも始めた
マリクリス。俺がインド式英語に一時ハマったように(笑)、彼女は
今見た目とのギャップを拡げるのとセルフイメージの書き換えに
時間を費やしている。
コペンハーゲンに滞在していた話をまた聞くために、
さっきマラテで食事をする約束をした。
どんな話が飛び出すか楽しみだ。
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