「北欧ならデンマークに行ってほしい!」
久々にマカティでお茶をしたマリクリスがそう語る。
彼女は、コペンハーゲンにしばらく滞在していた
過去を持つ珍しいフィリピン人。
もともと北欧、特にデンマークには興味があったこともあり、
彼女に言われるままに現地に足を踏み入れた俺。
北欧ならデンマーク。おすすめなのは
まずは、コペンハーゲンの街そのもの。
洗練されたデザインの家や建物。ただ歩いているだけでも
飽きが来ない。もちろん教会やお城も美しい。
そして、デンマークの有名な建築家ヤコブセンの
「ヤコブセンスイート」。
これはラディソンSNSロイヤルホテル606号室の通称。
予算を気にしないなら、是非ここは訪れたいところ(笑)。
コペンハーゲンの世界的なレストランnoma。
料理はユニークなデザインだけではなく、味も一流そのもの。
ここは世界のベストレストラン50にランキングされている。
新倉小にいた頃、あまりにもハマりすぎていたレゴ(笑)。
もちろんこのデンマークが発祥だが、ここには本物のレゴランドが
存在する。北欧なら、個人的にここはマストで訪れてほしい。
またデンマークといえば、ビッケで思い出すバイキングの国(笑)。
北欧を脅かした彼らの、各地にある石碑などを巡るのも面白い。
童話作家アンデルセンが好きな人にも、この国は魅力だ。
北欧デンマークへ移住する魅力
デンマークで有名なのは、国民の幸福度の高さ。これは
北欧だけではなく、世界レベルでの話。
その一端を担うのは、高い税金にもかからず
ハイレベルで国が福祉サービスを提供していること。
上がり続ける税金の割にベネフィットが少ない日本とは逆で、
デンマークでは高い税率に不満をいう国民は20パーセント以下。
現地に住んだマリクリスが話していて驚いたのは、国民は高い税金を
払っているからといって、その分の見返りを国に求めてもいないこと。
必要な人のところに必要な資源が渡ればいいという考え方。
こんな考え方は日本人でも少ないだろう(笑)。
個人主義の強いイメージがある欧米の中で、「自分だけなくみんなと
幸せに」という人達の中で生活をしたい・・・そんな日本人にとって
ここは住みやすい。
ヨーロッパの多くの街がそうだが、デンマークはどこを切り取っても
絵になる美しい街。そして豊かな自然。
ちなみに日本でも人気のデニッシュは「デンマークのパン」
という意味。現地の食事も日本人に向いていると感じる。
あとは、現地人と結婚する以外にどうやって
長期滞在ビザを得るか(笑)。
フィリピンに戻ってアンヘレスに住んでいたマリクリスは、
していたせいか。
フランス人男性とは、マザコンという部分で
価値観が一致するのは確かだが(笑)。
今度はデンマークのような冬が寒くて厳しい北欧ではなく、
暖かいイタリアへの移住を計画するマリクリス。
仲間の一人である彼女のこれからに注目したい。
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