相変わらず、日本人の海外移住先候補として
上位に来るタイ。物価は実際どんなところだろう?
先日セブシティでYouTubeを観ていたら、ホリエモンが
卒業式のゲストとしてスピーチする有名な動画を久々に目にした。
そこで彼が語るように、タイのマッサージ料金は
以前よりもグッと上がっている。
実際俺も行って肌で感じたように、
タイの物価と人件費は軒並み上がりつつある。
タイの物価
タイの物価はざっくり日本の3分の1といわれるが、物によって
差がある上に、タイの経済発展に伴い全体として上がってきている。
そして当然ながらこの物価は、同じタイでも利便性の高い
バンコクなどの大都市とそれ以外の田舎では差がある。
まず物価が安いイメージのタイだが、食事については
自炊しても月20,000~30,000円と、日本の半分程度にすぎない。
そもそも日本は、先進国の中では食費が格段に安い国だが。
海外から仕入れている物については
このフィリピン同様、輸入している分むしろ割高。
ただ屋台などを利用すれば、外食でも
安く済ませることができる。
住居については、例えばストゥーディオタイプ(ワンルーム)の
コンドミニアムなら月40,000円弱。
物価の安いフィリピンの場合だと月20,000円ほどでも
見つかるので、タイが高く感じる。
通信費が月7,000円と、フィリピンの倍。水道光熱費が
月5,000円とフィリピンの約5倍で、日本の半分以下。
交通費については、フィリピンとほぼ同じ。
日本の3分の1以下なので東南アジアは移動に便利だ。
物価が上がってきているといっても、基本的に夜遊びをしなければ
まだ月100,000円以下でも十分暮らせるというのが、タイで暮らす
仲間へのインタビューからの結論。
物価以外のタイの魅力
物価が安いこと以外では、やはり日本からそれほど遠くなく
直行便があること、タイの大都市バンコクなどはインフラが
発達していたり、日本のチェーン店が進出していて便利。
このバンコクには日本人村ができているほどで、多くの日本人が
違和感なくその環境に適応できるというのは魅力だ。
リゾートには綺麗な海があるし、一年を通して
温暖で過ごしやすく、健康にも良いこと。
さらにタイ人には親日の人が多く、かつ仏教国であり
文化的に日本とそれほど乖離がないのもいい。
それでいて都市部は利便性を保ちつつ、東京よりも低い物価や
人件費のメリットを享受してタイでの生活費や娯楽費を抑える
ことができる。
ただ難点は、タイ語が日本人に馴染みがない上に
現地で英語が通じづらいこと。
永住を考えているなら、まずは長期滞在しながら
物価を含め現地の感覚をつかんでみるのをおすすめする。
同じく物価の安いフィリピンのダバオに住む、仲間の勅使河原氏。
ガツンと変えるためにタイへ。
彼が俺と同じマザコンなのは
俺だけが知っている(笑)。
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