あなたは、ベンチャー起業を
真剣に考えたことはあるだろうか?
俺の場合は、初期投資がかからないダイレクトマーケティング
そしてオンライン起業と、ベンチャー起業家が通る様々なリスクを
あえて避けてきた。
ただし仲間を始め、俺の周りには
他の業界でのベンチャー起業家がたくさんいる。
うまくいくベンチャー起業家の資質
起業して成功した周りの仲間を見てきて思うのは、特定の
スキルや能力というよりも、メンタル的な要素に共通点がある。
ベンチャーで結果を出すためには必須の条件だ。
まずは健全な恐怖心と臆病さ。
楽観主義と脳天気は混同されがちだが、後者は「何とかなる」と
根拠もなくただ気楽に考えてしまうため、しっかり思考を巡らす
機会が少ない。
結果として準備をせず、また起業後に想定されるあらゆるリスクに
手を打っていないことで、何かが起きると途端にうまくいかなくなる。
特にベンチャーを取り巻く環境は不確定要素が多いので、準備が必須。
臆病だからこそ準備ができるし、
準備をしているから先行きを楽観できる。
次に、思いやりや義理を大切にするといった、
日本人が大切にしている人間味の部分。
特にベンチャー起業は少人数がほとんどなので、身近な人を
大切にして信頼関係を築き、その中で進めたビジネスを通して
アイデアを軌道に乗せるというプロセスが不可欠になる。
以前、霞ヶ関の監査法人で後輩だった原山が
あるベンチャー企業に就職したが・・・
そこのリーダーはカリスマとして有名だったものの、彼が
自分の家族や仲間を大切にしていないのを知って、すぐに
ついていくのをやめた。
最後に「必ずうまくいく」という根拠のない自信。
ベンチャー起業はそもそも特定のアイデアから始まり、それを
スポンサーにアピールして支援を取りつける必要がある。
この時、自信なさそうなあなたに出資をしようという
投資家やベンチャーキャピタルはいない。
コーチの石井さんも話していたが
「自信に過去の実績といった根拠はいらない」。
そもそもベンチャーは新しいアイデアを活かす話なので、
他のジャンルで何か実績があってもあまり参考にならない。
「大丈夫、うまくいく」という楽観的な気持ち、
それを裏づける努力と準備が必要ということだ。
ベンチャー起業の難しさ
ベンチャー起業というのは、資金面でもまた期間的にも
タイトなものを要求されるため、難しい側面が多いのも事実。
個人的に共通点として認識しているのは、うまくいかない
ベンチャー起業は最初に大きなお金をかけすぎている。
またスタート後のランニングコストがかかってしまうケース。
特にこれは、毎月必ず必要になる固定費の部分。
あとは、その独自のアイデアが着眼点は良いものの
ビジネスとして成り立たない場合。
さらに毎月の安定収入が見込めない、
そもそも原価率が高すぎるなど。
ベンチャーキャピタルからガツンと出資を取りつけた
同じフェミニストの彼とは、
「結婚はいらない」という点で意見が合う(笑)。
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