「いつも人間関係がうまくいかない」・・・日本ではコミュニケーションの
取り方を教育課程で教えないこともあり、この悩みを持つ人が少なくない。
そもそも対人関係が悪くなる原因を知らないと、改善のしようもない。
そこでこの記事では、人間関係が悪くなる原因から始め
具体的な改善法まで語っていこう。
目次
- 1 人間関係が悪くなる原因
- 2 いつも人間関係がうまくいかない…対人関係で失敗する人の特徴
- 3 人とのコミュニケーションがうまくいくと・・・
- 4 対人コミュニケーションがうまくいく方法
- 5 コミュニケーション下手を克服するコツ
- 6 複数で会話をしているときこそ
- 7 複数会話の聞き上手
- 8 チャンスをつかむコミュニケーションの仕方
- 9 有効なコミュニケーションの訓練法
- 10 コミュニケーションの訓練に関する勘違い
- 11 コミュニケーションが不得意ならお勧めの5つのステップ(苦手意識の克服)
- 12 コミュニケーション力の克服は後からでも・・・?
- 13 友達が海外にいることの魅力
- 14 コミュニケーション力を上げて海外に友達をつくろう
人間関係が悪くなる原因
コミュニケーションが少なすぎるか、極端に苦手
これは、単にコミュニケーションに慣れていない
ということもあるが、他人への無関心が理由として大きい。
無視するのはもちろんのこと、逆に干渉しすぎるのも
この「無関心」に含まれるので注意。
相手のことを考えられたら「いいあんばい」にできるからだ。
また、大人なのに冷静に会話ができず
感情的になりすぎる人も、うまくいかない傾向にある。
自ら意識して新しい人と知り合う機会を増やし、相手に興味を持って
会話のトレーニングをするチャンスをつくっていきたい。
幸いインターネットの発達により、これは昔よりも
格段に容易になっている。
「他人は自分よりも優れている」という思い込み
思うほど、あなたより周りの人は
優れていないので安心を(笑)。
日本の家庭教育の仕方や文化なのか、なぜか日本人には
劣等感を持っていて自分に自信がない人が多い。
自信過剰もまずいが、何かにつけ他人と比較したり、まして自分が
劣っていると思い込むことに何のメリットもない。
具体的なコミュニケーションのトレーニングの前に、
このメンタルをまず外すことだ。
自信に対する勘違い
勇気が先、自信は後からついてくる。
「自信がないからできない」という人がいるが、それでは
いつまでも自信をつけるための「経験」を積むことができない。
とにかく、まず一歩を踏み出してみること。
命まではとられないと考えれば(笑)、そしてこの悶々とした現状が
永遠に続くのは絶対に嫌だと心から思えれば、たいていの人は前に
進むことができる。
俺が日本でダイレクトマーケティングビジネスを通して
対話をした数千人の人達。
その中で「コミュニケーションが不得意」という日本人について
気づいた共通点がいくつか。
これが、そのまま
上で語った「人間関係が悪くなる原因」となっていた。
いつも人間関係がうまくいかない…対人関係で失敗する人の特徴
人間関係がうまくいかない人の特徴は、
目の前の相手や周りに気配りができていないこと。
自分以外に意識を向ける余裕がないため、
行動がどうしても自己中心的になる。
相手が話しているのに手元のスマホを触っていたり、
あいずちがいい加減で返答も適当だったり。そして
いざ口を開くと自分の話ばかり(笑)。
貧乏ゆすりも、相手に気配りができないことで
いつまでも治せない癖として残る。
相手が楽しそうに話をしていても、話を中断してしまったり
自分の話題にすり替えるのも得意だったり。
人の話を最後までしっかり聞かない人は、
どうしても嫌われてしまう。
ちなみに、テーマとして感情が乗らない
時事的な話題ばかりを選んでしまうのもやりがちなこと。
相手の話をいちいち否定したり、ネガティブに返すのも
やはり相手に「また会いたい」と思わせないもったいない
行動となる。
霞ヶ関時代の後輩・綾がまさにそうで、かつては
とにかく対人コミュニケーションが苦手な人だった。
「人とのコミュニケーションは、豊かさと幸せを運んでくる」
京都にいる事業の先輩、増田さんがこの言葉をくれたのは
俺がまだ和光にいた30代前半の頃。
歳を重ねるごとに、これが確信として固まり
常に胸の中心にある。
人とのコミュニケーションがうまくいくと・・・
日本でお勤めの仕事をしている頃、いわゆる「新人類」、新しく
入ってくる人達に対して先輩方が不満を口にしていたのをよく
覚えている。
アクサ生命の部長、北村さんもその一人だった(笑)。
特に最近はグローバル化が進み、俺がいるこのフィリピンのような
東南アジアなどから、やる気があって優秀な人材が日本の労働市場に
入り込んできているのは周知の通り。
彼らはたいてい、バイリンガルどころか複数言語を操る
トリリンガルであり、日本語を覚えるのもマナーの吸収も早い。
コミュニケーション能力が落ちてきている日本の若者が、
今後どんどん国内の仕事を奪われてしまうのは明らかだ。
「世の中」というのは、人の中。そして人とは、言葉やメッセージと
いった媒介を通してやり取りをする・・・これがコミュニケーション。
だからこそ、相手のことを的確に理解し、
こちらの伝えたいことをしっかり伝えること・・・
これがうまくいくと、あなたの望む仕事を手にすることができる
だけではなく、人間関係にも恵まれ、良いパートナーと出会い、
家族とも仲良くやっていける。
また、例えば初対面の場合、その会話によって
その後の深いつながりが生まれるか、
時々メールする程度の関係になるかが決まる。
なかなか普段聞けない情報を聞けたり、ビジネスのアイデアが生まれ
「一緒にやりましょう」と盛り上がったり。
人は、会話が楽しい人と一緒に仕事をしたいもの。
会話を通して、「あ、この人やる気あるな、ちょっと違うな」と思って
もらえることがチャンスになる。
人の幸せは、全てこの「コミュニケーション」に
かかっているといっても言い過ぎではない。
対人コミュニケーションがうまくいく方法
まず話を聞くスタンスとして、腕や足を組まないこと。
椅子に浅く座り、少し前かがみになって話を聞くと
相手に関心を持っているのを示すことができる。
次に、まず相手の話を肯定し、
いきなり否定から入らないこと。
いわゆるイエスバット法は昔から言い古されているが、
ただ知っているのとできているのでは大違い。
これの大切さは、26で始めたダイレクトマーケティングでの
数え切れないほどのプレゼンを通じて身に刻みこんだ。
いきなり相手を否定すると、そこで相手の心が
シャットダウンしてしまい、こちらがいくらその後
魅力的なことを言っても相手の芯に届かなくなる。
そして最も大事なのが、
うなずきの早さと分かりやすさ。
この合いの手が遅いと相手に少しずつイライラを募らせ、
相手は「ちゃんと話を聞いているのか」とあなたのことを
疑い始める(笑)。
気持ちの良いうなずき、合いの手は
対人コミュニケーションに不可欠の要素。
コミュニケーション下手を克服するコツ
まず、コミュニケーションが上手だとあなたが考える人を
間近で観察してみること。意識して、彼らといる時間を多く
とってみるといい。
あいづちの作法、質問の仕方など
観察すると学びたいところはどんどん見つかる。
その中であなたが盗める、真似できると思うことを
「カタチから」やってみてほしい。
最初は気持ちが伴わなくても、フリを続けていく中で実感が
ついてくるのが不思議なところであり、人が変われる理由でもある。
そして意識したいのは、相手をムッとさせることを言わないこと(笑)、
何かを口にする前に考える癖を持ち、余計なことまで話さないこと。
特に何気なく「相手を傷つける一言」を言わない。
もっとも、元カノのみきちゃんのようにやたらに
傷つきやすい人もいれば、耐性の強い人もいる(笑)。
相手の対応では気づかないことも多いので、言ってOKかNGか
フィフティーフィフティーの場合には、言わないほうをとる・・・
こういった気配りが大切。
また、やたら「ぶっちゃける」のが自分の個性だと勘違いし、
今言うべきではないこと、言わなくていい本音を伝えてしまう人がいる。
妹のリエがまさにそう(笑)。
遠慮すべきではないタイミングも確かにあるが、相手を不快に
させることは言わないのが日本人としての基本であり、上手な
対人コミュニケーションだ。
さらには、相手が何かやらかした時。
人格を責めるのは良くないとよく言われるが、その行為自体に
目を向け、改善を一緒に考えるというスタンスでいたい。
俺の親父のように、変えられない過去を蒸し返して何度も
責めるようなことは、相手の反感しか買わないので避けたいもの(笑)。
このコミュニケーションには、ちょっとしたコツがある。
例えば、あなたが詳しくないジャンルで相手を褒める場合。
俺が経験したのは、渋谷の松濤で
ヤスオさんの能楽を観た時。
全く日本の伝統芸能が分からない俺は
「僕はすごく好きです」
とだけ、演者である本人に伝えた。
専門家でもなく批評できる立場にない場合、自分の感じたことを
素直に表現する・・・こういったことを知っているだけでも、
人と人とのコミュニケーションは変わる。
「コミュニケーション力の向上ってやっぱり大事だと思うから、
話し方の学校に通ってみようと思う・・・」
ここにも一人いた、ズレた男が(笑)。サラリーマン時代に同じ
現場で一緒に仕事をした安藤。
テレビでみのもんたがポリフェノールがいいと言えば、赤ワイン。
納豆特集を見て買占め。情報に流されないために、本質的なところを
もっと見れるようになりたい。
コミュニケーション力を向上させるとは言っても・・・
表面的な話し方のノウハウを集めたりウワベのテクニックを磨くことは、
その人の魅力を薄っぺらいものにするし、ホンモノの人にはすぐに
見抜かれてしまう。
具体的な話し方を学ぶ前提として、本質的なコミュニケーションに
求められるものとは?
複数で会話をしているときこそ
コミュニケーションや会話と言うと一対一のシチュエーションを
思い浮かべがちだが、実は、自分を含め3人以上で会話をする機会と
いうのが意外に多く、コミュニケーション力の差もここで表れる。
一対一、つまり相手が自分に向かって話しているときというのは、
いわゆる「聞き上手」になるのはそれほど難しくない。
差が出るのは、自分が語り手でも聞き手でもないとき、つまり
他の2人の会話を自分が聞く側になっているシチュエーション。
このときがチャンスであり、逆に言うと適当にやることで、あなたが
チャンスを逃すことにもなる。
実は先日、まさにこのような機会に遭遇した。
こちらで扱っているプロダクツをメトロマニラ全域に展開する
自動車チェーンに採用してもらうため、オルティガスで決裁権を持つ
人物と会うことがあり、彼がロネルという秘書をそこに同席させた。
そのマネージャーと俺が話をしている間、彼はどこかウワの空で
スマホをいじったり、頻繁に席を立ったりしていた。
マネージャーはその場でロネルに注意することはなかったが、商談が
終わって別れた後、マネージャーからその件で謝罪のメールが入っていた。
仕事のできる人はたいてい、自分とは関係ない話をその会話の外で
どのような姿勢で聞いているかを、実はしっかり見ている。
大人の話を一生懸命聞いている子供は、伸びる。
例え業界も違う、自分に関係ない話だとしても、それをじっと
だまって聞ける人が本当の聞き上手で、成功するのは
実はこのタイプだ。
複数会話の聞き上手
自分に関係ない話をじっと聞くことは苦痛だから、ほとんどの人は
しくじっているのが現実。
では、他の人達の会話をどのような姿勢で聞くのか?
場のリーダー(主役)が誰かを把握する
人が集まった場所には、その場のリーダーが存在する。
その人を放置して会話を進めないで、何かあればその人に
話題を振るようにすると、場が安定する。
興味を持って聞くこと
内容が分からなくてもいい。知らない外国語を「何を話している
んだろう?」と思いながら聞くようなスタンスで。
人は、オンのときよりもオフのときに差がつくと言われる。
人が出したテーマに対して、知らなかったり興味がないことを理由に
急にノリが悪くなる人がいるが、個人的にあまり友達になりたくない
タイプ(笑)。
自分が聞き手に回ったとき、自分の興味のない話題になった
ときが勝負。
会話の流れを読む
例えば、夜の会合などお酒も入って一見砕けた感じだが、一瞬マジ
モードになるときがある。
会合が2時間としたら、そのうちの1,2分かも知れないが、その空気を
感じ取れずおちゃらけのままでいると致命的だ。
おちゃらけ、シリアス・・・ボーッとせずにこの流れを読み、自分も
それに合わせる。
それができなかったとき、まだその場で言ってくれるボスは優しいが、
厳しい人はまさにロネルのように、何も言われず次がない。
会話の全体の流れを読む。
話が流暢だったり、ボキャブラリーが多いのがコミュニケーション
上手ではない。
話の腰を折らない
話を聞いて流れを読んでいないことで、マジモードのときに、
話の腰を折る人が本当に多い。
よくチャンスを逃すパターンが、ケータイをチェックする、
メニュー表をもらう、トイレに立つ。
本当に聞いてはいけない話はそこではしないので、そこで出る話は
つまり、その会話の外の人に「お前も聞いておけ」と暗に伝えている
ことだと、どれだけ理解できているか。
映画館でいよいよ真犯人が分かるというときに、トイレに行く人は
いない。会話の大事な場面で席を立つ人で、成功する人はいない。
あいづち以上にコミュニケーション力の向上で意識したいのは、
邪魔をしないということ。
チャンスをつかむコミュニケーションの仕方
会話のテンポがいい人は、一緒にいて気持ちがいい人。そして、
また会いたくなる人。つまり、相手の質問に即答できるかが大事。
ここで伝えたいのは、ヘンな間を空けることがもったいないという
話で、正しいことやいいことを言う必要はないということ。
正解よりも即答。それで会話が広がっていく。
きっかけだから、どんなものでもいい。
盛り上がるのは、最近あった旬なこと。ホットな空気を共有することで
場が盛り上がる。
逆に面白くない人の話は、古い。だからテンションが下がることに(笑)。
またスロースターターは会話につまったり、手帳を見たりすることで、
相手にまた会いたいと思わせるチャンスを逃している。
人と会うときは、何でも即答できるようにアイドリングを高め、
テンションを少し上げておけばいい。
会話力の向上やコミュニケーション力を高めようとするなら、
会話を通して相手を認め、励まし元気にすることでその場をハッピーに
すること。
そのための「思いやり」として相手への興味を示し、場の流れを
大切にするという本質を、しっかり理解しておきたい。
コミュニケーションを訓練したいと
真剣に考えたことは?
俺の場合は、ニュースレターの中で何度も語っているが
霞ヶ関の監査法人で上司にいじめられていた時(笑)。
そして、和光でダイレクトマーケティングビジネスを始めてから
新しい人にガンガンプレゼントをする必要に迫られてからだ。
有効なコミュニケーションの訓練法
まずは、コミュニケーションに限らず
何かを学ぶ時の基本だが・・・
すでにうまくいっている人を身近に置き、
自分のできるところからコピーしていくこと。
より良い会話法を習得する場合なら、コミュニケーション上手な
人を見つけ、一緒にいる時間をまず増やす。
そして表情や態度、醸し出す雰囲気や使う言葉、相づちのタイミング、
どんな質問をしているか・・・そういったところをじっくり観察して学び、
メモをする。そして、一人の時にそれを実践してトレーニングする。
彼と芸風が似てきたり、気づかないうちに
口癖がうつっていたらしめたもの。
そして訓練ということであれば、
新しい人と話さなければトレーニングにならない。
話しやすい身近な人を対象にしてしまいがちだが、
やはり慣れた相手だとコミュニケーション能力や心の筋肉に
負荷がかからないため、新しい人を相手にすることが大切。
今は幸いなことに、SNSで外国人も含め
様々な人と出会うことができる。コミュニケーションを
訓練するのにうってつけの環境だ。
直接会う時間がないなら、SkypeやZoomを使い
オンラインで会話することも十分な練習になる。
コミュニケーションの訓練に関する勘違い
コミュニケーション力を鍛えようとする時にやりがちな失敗は、
「質問上手」を目指そうとしながら、ただ尋問のように質問を並べていくこと。
特に初対面の場合は、あなた自身のことを話さないと
相手も心を開かない。キャッチボールを意識しながら会話を進めると同時に、
相手が答えたくないような質問は避けるようにしたい。
また、コミュニケーションの訓練というと
面白い話をできるようになろうと新しい時事ネタを
どんどん入れていこうとする人がいるが・・・
表面的な会話にしかならない話題では、本当に
相手の感情を動かすことはできず盛り上がりに欠ける。
おすすめはあなたや相手の家族の話題、恋愛、
仕事の愚痴(ただしやりすぎに注意)、小学生の頃の話題だ。
「人とのコミュニケーションがどうも苦手で・・・」
単身フィリピンに遊びに来た矢代さん。
以前の俺のように(笑)承認欲求が強い彼女との恋愛に
悩む彼は、苦手なコミュニケーションを得意にして、
新たな恋に踏み出したい様子だった。
マザコンで元人見知りの俺も(笑)、コミュニケーション、
特に初めての人との会話にずっと自信がなく苦手だったから、
彼の気持ちが痛いほど分かる。
コミュニケーションが不得意ならお勧めの5つのステップ(苦手意識の克服)
俺が会話の苦手意識の克服に役立ったのは、タクミさんから
学んだ以下の方法。
意識改革
うまくいく人とそうでない人を分けるのは、ちょっとした
小さな行動に踏み出したか、相変わらず同じ場所に留まったかと
いう、ほんのちいさな違いだと気づくこと。
あなたが変わりたいと思ったときが、人生のベストタイミング。
それ以上の機会は今後二度と訪れないと思って間違いない。
どうなりたいかを明確にイメージする
自分の理想のイメージを紙に書き出す。
テンポよく、明るい表情で楽しく話している自分。
身近にいる理想のコミュニケーターを想像してみるといい。
なりきる
イメージした理想の人を、毎日演じてみる。
動き、フレーズ、立ち振る舞い、表情など、カタチから入って
良いところをどんどん吸収していくと、うまくいくヒントが
体験として次々に見えてくる。
口にする言葉を変える
自己改革のために最も簡単で誰でもできるのが、普段口にする
言葉を変えること。
自分でも気づかないうちにネガティブな言葉を並べている人は
思いのほか多いので、これは意識して続けてみると驚くほどの
効果がある。
会話上手が口にしている言葉をどんどん使ってみよう。
うまくいっている人と一緒にいる
やはり、環境は努力を超える。
コミュニケーションレベルの高い人達に囲まれていると、
自然とあなたのレベルも上がってくる。
最初は当然居心地が悪いが、当たり障りのないどうでもいい
話しかしないコミュニティに飽き飽きしているなら(笑)、
あなたが会話上手に変わっていく良いタイミングと言える。
もっと具体的にコミュニケーション力を上げていくためには、
無料で発行しているニュースレターがあなたの役に立つ。
コミュニケーション力の克服は後からでも・・・?
個人的にお勧めしたいのは、自分のビジネスを持つこと。
例えば俺がやっているようなWebビジネス、具体的にはブログや
メルマガのような個人メディアを持つ方法なら、会話が苦手な
あなたでもビジネスを軌道に乗せることができる。
そもそも嫌な人との
コミュニケーションを続ける必要がなくなる(笑)。
コミュニケーション力は人間の魅力でもあるし、心を開ける仲間が
一人でも多い方が人生は楽しくなるが・・・
あなたがビジネスで経済力と自信をつけ、それから
コミュニケーション力を磨いていくという順番でも、
今の時代なら可能。
コミュニケーションが苦手という人でも、家族や親友など身近な
人となら難なくコミュニケーションがとれる場合がほとんどである
ことを考えると・・・
苦手というのはただの思い込みか、単に普段接している相手と
合わないだけという可能性が高い(笑)。
それならば、さっさとその環境から離れること、それを可能にする
手段に全力を注ぐことが賢い選択。
facebookなどSNSの普及で海外に友達をつくるのは
簡単になったが・・・
あなたはそれを活かしているだろうか?
友達が海外にいることの魅力
俺の場合は霞が関の監査法人に入った頃から、外国人を目にする
機会が一気に増えた。その事務所が外資系だったこともあり、
各フロアを金髪や肌の黒い人達が往来。
ITサポートをしていた頃は、まだ苦手意識の強かった英語で
ドギマギしながら対応していたことも(笑)。
まだその頃SNSはなかったが、仕事つながりで海外の人と知り合う
機会が増え、彼らと友達になることで世界が拡がっていった。
海外の友達ができることの利点は、価値観や発想の幅が拡がること。
日本人にはない斬新な発想や、彼らの文化を知ることは刺激的だ。
さらに海外旅行が好きな人なら、SNSで現地に友達をつくっておいて、
実際に行ったときに彼らと会ってガイドしてもらったり、食事を
一緒に楽しんだりすることもできる。
これは実際、俺がインドやフィリピンで実践していた方法(笑)。
そして、俺が今こうしてフィリピンに住んでいるように、日本以外の
新しい居場所ができること。
もしあなたが将来海外に住むなら、その場所で信頼できる仲間や
友達がいることが、どれだけありがたいか知ることになるだろう。
コミュニケーション力を上げて海外に友達をつくろう
自他共に認める元人見知り、元ネガティブ思考かつ神経質の俺が(笑)
今では日本人以上に海外の友達が増えたのは、英会話力以上に
コミュニケーション力を磨いてきたからだと自負している。
このコミュニケーション力の中で、
人種を問わず共通するポイントを。
「うまくいって当たり前」
そもそも、会話はうまくいって当たり前だという前提を
思い出したい。
人はハッピーを望む生き物。そして一人では生きられないから、
ほとんど全ての人が、周りの人とうまくやっていきたいと願っている。
この前提からすれば、会話に障害がある方がイレギュラーで、
日本人、海外の友達問わず、うまくいくのが当然だということ。
忘れがちなこのメンタルは意外に重要だ。
「どう伝わったか」
何を言うか以上に大切なのは、どういう言い方をしたか。
伝えた内容以上に、相手にどう伝わったかが重要だということ。
仮にそれが正論だとしても、相手を傷つけただけなら
それはしくじった会話ということになる。
ここで少し厄介なのは、海外の場合は英語や他の言語で伝える
ことになるが、日本語ほど豊かなバリエーションがないので、
表現がストレートになってしまうこと。
友達に伝えるときは、笑顔や身振り、声のトーンなどを
工夫する必要がある。
共感できる話題に導く
海外の人は家族を大事にしている人が多いので、相手の家族の
ことを話題にすると、その友達も喜んで話してくれる。
トライノマでフィリピーナのfamieに家族の話を振ったとき、
ほぼ3時間のそのお茶は彼女の身内の話だけで終わった(笑)。
それ以外にも、子供の頃の話や恋愛話は人種を問わず、
感情が乗りやすくお互い共感し合えることが多いから、
盛り上がる話題になる。
複数のコミュニティに属してみる
「なかなか自分から話しかけられない」など、会話に対し恐怖心を
抱いている人の特徴に、一つもしくはわずかなコミュニティしか
持っていないということがある。
要は「この会話に失敗したら居場所がなくなる」と恐れる気持ち。
そこでお勧めしたいのは、様々なコミュニティに積極的に参加
してみること。幸い海外の人とも今はSNSで簡単につながることが
できるから、友達の輪をいろいろなところに拡げられる。
「このコミュニケーション下手を
克服したいんです。本気で・・・」
なんだかんだいいながら、俺のフィリピン移住後も
連絡してくる頻度が多いのはテツ。
しかもなぜか、フィリピン人の仲間とパーティをして
盛り上がっている最中にLINEでコールしてくることが多い。
さすが「バッドタイマー」の異名を
持つだけのことはある(笑)。
多くの仲間は、日本が実は今も「目に見えない鎖国」を
していることに気づいていて、海外に出ることでこの閉塞感を
打開したいと考えている。
海外に楽しい仲間、そして心の通い合える友達を拡げる
お手伝いを、これからも続けていく。
ポーランド・ワルシャワでのデンマーク自転車販売で
ガツンと人生逆転した、仲間の一人村田さん。
俺と同じく猫に目がない彼は、猫だけの動物園を
つくりたいと満面の笑みで語る(笑)。
え?コミュニケーション力って色々な人と会話をしていれば変わるですか?確かに誰とも話をしなければコミュニケーションは取れないので下手なままですが沢山の人と話をする事でコミュニケーション力がつくとは思いませんでした。