「オレはカナダで起業する。
見てろよ、3年以内に月収100万円になるから」
いつも最初だけはやる気に満ち溢れ、
言うことも大きいノリ(笑)。
不思議だが・・・なぜか日本人男性は
「月収100万円」を一つの理想としてよく掲げる。
ただキリがいいだけのような(笑)。
とにかく、今回のカナダ起業には
彼なりの勝算があったようだ。
カナダでの起業と就職との違い
就職の場合には、カナダでは労働許可証が必要になる。
ここで重視されるのは当然、英語ネイティブのカナダでは英語力。
そして学校でどんなことを学んできたか、今まで仕事をしたなら
そのキャリアなど。
具体的に成功させたプロジェクトなどがあれば、
それをアピールすることも必要になる。
言葉についても、英語は当然として、住む地域ごとに
多くの移民が使っている言葉を話せれば有利に。
そして地元友達のSEシゲのように、世界共通のプログラム言語を
使いこなせるなどのスキルは強みとなる。
もしこれらのアピール要素がなければ、やはり就職に際し
現地人が優先されてしまうのはカナダといえ同じ。
つまりカナダでの就職では、今までのキャリアや実績など過去
積み重ねてきたものが重視されるのに対し、起業ではそういった
ことはなく、今から、これからが全てだということ。
「過去は生ゴミ」と考えている俺にとっては、
もしカナダを選ぶならやはり起業が向いている(笑)。
カナダで起業するなら知っておきたいこと
カナダは同じ北米のアメリカと比べ、移民に寛大だったり
何かと日本人にも人気だが・・・起業に対しても、他の国と
比べてそれほどハードな条件を突きつけてこない。
例えば、設立の審査もファックスやウェブで済んだりなど。
ただし、税金や法人にいくつか種類があったりと複雑な部分も。
あなたに不得意な部分があるなら、やはり現地に信頼できる
パートナーをつくっておきたいところ。
またカナダは多民族国家で、様々な国からの移民がその国の
個性を維持しながら暮らしているユニークな国。したがって
そこに住むのがどのような層なのかは、あなたが起業する場所
によってかなり変わってくる。
例えば友達のはとちゃんが住んでいたバンクーバーのある
地域では、周りは中国人ばかりだった。ここで白人向けの
サービスを始めてもなかなか軌道に乗らないだろう。
そもそもカナダではフランス語や中国語、韓国語など英語以外も
いろいろ使われているので、それへの対応もある。
実際にカナダで起業する前に、ビジネスを進める事業領域や
対象とする顧客層などを明確にしておきたい。
起業家としての道を歩み始めたタケル。
フィリピン美人とトラブったりと道は険しいが(笑)、
同じ元ネガティブの彼は見放せないので応援したい。
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