服飾デザイナーの知られざるデメリット


 

 

あなたは、服飾デザイナーを仕事の候補として

考えたことはあるだろうか?

 

 

 

俺の身近には、誰よりもこの職業に詳しい人がいた。
和光で一緒に住んでいた頃のオヤジだ。

 

 

お金はあまりないが、

洋服だけは豊富だった実家。

 

俺は自立するまで自分で

服を買った記憶がほとんどなく・・・

 

ガキのくせに、ファイブフォックスやコムサメンの服を

その価値も分からず愛用していた(笑)。

 

 

 

 

 

服飾デザイナーのデメリット

 

 

服飾デザイナーになるには「ただ絵が上手」「洋服が好き」

というだけではもちろんダメで、常に新しい顧客をつくっていく

マーケティングのスキルも要求される。

 

まさにオヤジも苦手なところだったが、独立すれば洋服以外にも、

人のマネジメント能力や経理に関する基本的な知識も必要になる。

これはデザイナーに限ったことではないが。

 

 

何より、服に限らず「産みの苦しみ」は一度経験したことがある

あなたなら辛いのがよく分かるはず。何しろ、趣味ではなく

デザイナーという職業としてやっていく場合、時代の流れを敏感に

読み取り、次々に新しいものをつくり出していかなければならない。

 

 

オヤジも絵を描くのが得意で服飾デザイナーになったが、

好きなことを仕事にするということには賛否両論あり、

やはり楽しいだけでは終わらない要素が出てくる。

 

 

一方で、展示会など様々な納期が厳しく

残業や徹夜が当たり前という環境になりやすいこと。

 

そして雇われている限り、忙しいわりに給料が

それほど多くないというマイナス面も。

 

 

 

経済的・時間的余裕を得ながら

服飾デザイナーを続けるには?

 

 

 

 

それでも魅力ある服飾デザイナー

 

 

職業という観点からいえば、差別化によって一つの個性を

生み出すことができれば、独立して個人でやっていきやすい

という特徴がある。

 

それだけに、収入はサラリーマンと違い青天井になり

実力をつけてやっていけば経済的な報酬も多く得られる

ということだ。

 

 

自己実現欲が強いあなたの場合、洋服のデザインを中心に

新しい流行をつくっていけるというのがデザイナーの醍醐味。

 

これは確かに、他の職業ではそうそう

見つからないやりがいといえる。

 

オヤジがウィスキーを片手に

よく語っていたこと。

 

「やはり自分の頭の中にあったものが現実の形になり、

その洋服を着て実際に人々が街を歩いているのを見るのは

かなりの快感」。

 

 

 

服装などロシア文化が好きなのは、ネグロス島

移住したCGデザイナーの知治。

 

俺と同じように昔から絵を描くのが得意な彼から、

さっき電話が。今からマニラの置屋に行くとか(笑)。

 

 

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