「今度フィリピンに視察に行きます!」
仲間の西山さんから
そんな連絡をもらったのは、セブに遊びに来ている
かなとデートしている最中だった。
フィリピンを視察する人が増えている
俺がフィリピンでダイレクトマーケティングビジネスを立ち上げるために
初めて視察に訪れた、マカティ。
そして、経済成長著しいフィリピンの中でも投資対象地域として
知名度が上がっているオルティガスやボニファシオグローバルシティには、
視察に来る日本人が増えている。
特にボニファシオはシンガポールと錯覚してしまうほどで、
ここがとても後進国フィリピンとは思えない(笑)。
何しろ物も家賃も高く、その分治安が良いため
夜間にもジョギングしている人がちらほら見えたりする。
個人的にはフィリピンの中でもマニラやセブといった人気の場所には
もう不動産投資の可能性はなく、今から視察に来る動機が疑問。
マニラではeゲームのようなカジノのシェアなど、
ビジネス投資の余地はあると考えているが。
ちなみに俺がこの国で最後に投資したのが、
パングラオ島のリゾートホテル物件だった。
そして今増えているのが、現地で発展途上国フィリピンを
支援しようという日本のベンチャー企業。
プログラミングスクールやコワーキングスペースを提供するビジネスは
セブでも見かけたし、またインターネットをより快適に活用できるようにと
尽力する会社もある。
フィリピンを視察するなら気をつけたいのは
とにかくフィリピンを視察して多くの人が驚くのが、
そのすさまじい交通渋滞と排気ガスのすごさ。
マニラの場合は、トラフィックで
1時間半タクシーの中にいるのは当たり前だった。
そしてマカティやモールオブエイシアからの、
あのタクシーのつかまらなさ。
俺が現地にいた頃はGrab taxiが使えなかったので、
移動のたびに本当に不便だった。雨が強い日は特に。
多くの人が視察に訪れる、安全な街として有名なマカティ。
この辺りを移動する場合は、日曜日など空いている日を選びたい。
予約するホテルの場所にも注意を。
そして今もビジネス街として、実は
多くの現地企業が本社を置いているマラテ。
ここはナイトライフの街としても有名だが、夜歩く場合は
特に気をつけたい。マビニ辺りはよく恐喝が起きたりする。
日本人と一目で分かる格好でフラフラしないこと、日本語で
話しかけてくる現地人や現地に溶け込んだ雰囲気の日本人を相手にしないこと。
バーでの昏睡強盗に気をつける必要があるし、人混みでは
当然スリや置き引きに注意するなど、基本的な注意事項をしっかり守りたい。
フィリピンとビルバオ観光の後に中国女性と付き合い始めたのは、
日本人向けの視察ツアーを多く主催するチェコビール好きの樫山。
俺と同じフェミニストの彼の関心は今、
投資って難しそうですね。興味はあるけど見極める力がないと損してしまいそうでなかなか手が出せません。
フィリピンってそんなに交通渋滞や排気ガスがすごいんですね。そういうイメージがなかったので意外でした。どの国にも言える事ですが、海外を訪れるときは防犯対策をしっかりしないといけませんね。改めて気を付けようと思います。