「今度、フィリピンのバギオに留学に行きます」
俺と同じ180センチもの身長がある
ビッグガール、みっちぇる(笑)。
彼女の初めてのフィリピンは、
バギオでの英会話の勉強だった。
フィリピンのバギオの魅力
みっちぇると同様、秋田にいるおじのヒロさんも唯一
フィリピンで行ったことがあるという、バギオという場所。
ここに滞在しただけだと、まるでフィリピンが
涼しい国だというイメージを持ってしまいそうだ。
むしろ、このバギオが特別なのに。
平均気温27度前後と、人が生活していくのに
ちょうど良い気温のフィリピン。
その中でも、マニラからルソン島を北上したところにある
このバギオは地理的に高いところにあり、基本的に平均気温
よりもずっと涼しい。
汗をかきたくない、メイク崩れが気になる
女性には好都合といえる(笑)。
涼しいだけに、やはりゴキブリのような害虫は
他の地域ほど多くはない。
何しろ、あのマラテのデラサール大学向かいのコンドミニアムは
部屋が22階だったのに、ほぼ一日中出没する小さな黒い悪魔と
格闘していた(笑)。
理由はどうやら、隣人のフィリピン人の不衛生さが
原因だったようだが。
またこのバギオは、留学先として知名度が上がっている
フィリピンの中でも知る人ぞ知る人気の場所。
母国語を使ってはいけないといった「スパルタルール」の
発祥地バギオ・・・やはり英会話のレベルは高い。
人件費の安いフィリピンでは、マンツーマンで
長時間レッスンを受けられるのが魅力。
さらに、フィリピンはやはり田舎のほうが
基本的に治安が良い。
このバギオもまた、のんびりとした場所だ。
フィリピンのバギオのマイナス面
夜は着る服や部屋の環境を考えないと、寝る時に
やたら涼しくて風邪を引いてしまうことも少なくない。
また昼間でもプールに入るにはバギオは少し涼しすぎて、
南国にいる気分という点では物足りなさを感じる。
物足りないといえば、レジャー施設の少なさ。
逆にいえば、誘惑の少ない環境がミッチェルのような
語学留学生には好都合で、お金を使うこともなく
英会話の勉強に集中できる。
車を90分ほど走らせればビーチもあるが、フィリピンの
他の地域に比べて美しいかといえば、そういうこともなく残念。
バギオに一緒に住み始めた寛二。
承認欲求が恋愛で邪魔なのは、俺と同じ
クルクル天然パーマの彼からガツンと学んだ(笑)。
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