「フィリピンの国旗って
変わってるみたいですね?」
意外な雑学の豊富さに
時々驚かされる唐木田くん。
彼からフィリピンの国旗の秘密を教わったのは、
現地に移住してだいぶ経ってからだった。
フィリピンの国旗のユニークさ
フィリピンの国旗はご存じの通り、トリコロールカラーに
自由を象徴する黄色の太陽と、3つの星。
この3つの星が、フィリピンを大別する3つの地域
(ルソン島・ビサヤ諸島・ミンダナオ島)を表しているのは
俺も知っていた。
フィリピンの国旗の
トリコロールカラーについては・・・
「平等」「友愛」を表すホワイト、
ブルーが「真実」「正義」「平和」、
レッドが「愛国心」「勇気」を象徴する。
そしてフィリピンでユニークなのは、戦時下に置かれた時
国旗上のブルーとレッドが上下逆になること。
国旗の表示が特殊な状況下で変化するのは、
例えばスウェーデンのケース。
この国の場合「黄色の十字」の先端が尖った形になるが、
これらはなかなか他の国では見られない特徴。
愛国心が小さく、白飯の上に梅干という日本の国旗が
昔からダサすぎると思っていたのは他でもない俺だが(笑)。
国旗から分かるフィリピン人の愛国心
このフィリピンでは、街中で子供やおばさんなど
絶対に営業許可を取っていないような人達が(笑)タオルやお菓子、
風船や水、おもちゃなどありとあらゆる物を売っている。
その中に、フィリピンの国旗を売っている人が混じっているのを
見かけたことはあるだろうか?
売っているのは一定数売れるからであり、これはまさに
国旗の赤が示す「愛国心」の象徴だと感じる。自国の国旗を売って
生計を立てられる国は、なかなかない(笑)。
この愛国心は、日本にいるフィリピーナの友達からも
感じたことが何度もある。
日本に行きたいというフィリピン人は多いが、それはやはり
仕事のため。フィリピン人達は基本稼ぐために来日していて、
ほとんどが「将来はフィリピンに帰って暮らしたい」と語る。
家族が最も大切な彼らの心は、
世界のどこにいても常にフィリピンにある。
街が汚い、排気ガスがすごい、不便、危ない・・・
いろいろ不満を口にしながらも(笑)自分の国を愛する気持ちは
どの国民も同じだ。
フィリピンではなく四国に移住したのは、ウラジオストク旅行直後の畑中。
各国の国旗を使って右脳を鍛えることを続けていた彼は、恋愛での告白が
格段に上手になったと語る(笑)。
俺と同じく太めの猫が好きな彼が今一番気にしているが、
来月計画しているドバイ旅行の旅費。
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