「今度行くイタリアだと、カードは
どれが使いやすいですかね」
念願のヨーロッパ旅行が実現することになり
ウキウキの小野くんが、LINEでコールしてきた。
現金主義の日本人の例に漏れず、カードを
あまり使うことのなかった彼。さすがに海外では
必要だと感じたようだ。
イタリアのカード事情
国民の5人に1人もクレジットカードを使っていない日本と異なり、
イタリアはクレジットカード利用環境が進んでいる。発行枚数は
日本より少ないのに、これはどういうことなのか(笑)。
このイタリアでは、小さなお店でもクレジットカードを利用することが可能。
日本と違い、コーヒー1杯でも電車の切符もカードで支払えるのは便利。
早く日本もこうなってほしいが、中国と異なり
日本のキャッシュレス化には時間がかかりそうだ。
ただフィリピンでもそうだが、現地で治療を受けると
高額になることがある。キャッシュレス診療がサービスとして
付帯しているカードを持っておくといい。
また韓国などと違いタクシーではカードが使いづらかったり、
トイレに入る時やチップを渡す際に必要なので
多少は現金を持っておく必要がある。
何しろ、海外では安全面でも
大金を持ち歩かないことが必須。
イタリアはイメージより治安の良い国ではないので、特に現金よりも
カードのほうが安心できる。紛失に気をつけるのは当然だが。
イタリアで必須のカード
当然ながら、世界の50パーセント以上のシェアを占めるVISA、
その次に利用者が多いmasterのカードを持っていれば問題がない。
ミラノを除き、JCBはイタリアを始めヨーロッパやアメリカ、
中国でほとんど使えない。VISAかmasterのいずれかを
持っておくことを勧める。
日本国内ではJCBがシェアナンバーワンと考えると、
やはり日本はカードでもガラパゴス(笑)。
ちなみにイタリアのカード事情に詳しい隆之によれば、
VISAとmasterは両方持って行くことを推奨。理由は
どちらかが通信不良になった場合の決済のため。
そしてマイルまで貯めたいというあなたは、JALの普通カードや
ANA VISA Suicaカードなどを持っておくとイタリアで
さらにお得な旅行ができる。
イタリアでフィリピン人と恋愛し、憧れの外国人との恋愛を成し遂げた
一人起業家の昌司。単語カードという古典的な方法で英語のスピーキングを
マスターした彼も、俺と同じく待つことが大嫌いな男(笑)。
コメントフォーム