「移住者の仲間入りをしたいです。
やっぱり仕事が一番のネックですが・・・」
そうメールをくれた仲間の白井さんは、目的と制約条件が
明確になっている分、自分のなすべきことがよく分かっていた。
彼がオンライン講座に参加してきたのは、
それから6日後のこと。
海外移住者が享受できるメリット
何しろ、俺が住むこのフィリピンのように人件費や物価が
日本よりもずっと安いと、お金のストレスなく生活ができる。
これに惹かれて移住者が続々と。
例えば1時間500円かからないので、全身マッサージを
毎日受けられるのは本当に幸せ(笑)。
自分にあった気候を選べば、体調良く
快適に暮らせるのも海外移住者のメリット。
俺がフィリピンに移住したきっかけは、毎年2月から始まる日本の
強力な花粉症を避けられることと、大嫌いな冬がないこと。
一年中Tシャツと短パン、サンダルでいいのは
俺のような適当な男には夢のような場所だ(笑)。
これも移住者のあなたに合うかどうかだが、海外のほうが
人間関係にストレスがなく、またフレンドリーな人が多いこと。
日本のような他人同士の監視社会というものはなく、いい意味で
お互いに無関心。それでも、必要な時は助けの手を差し伸べてくれる。
日本に多い自然災害の影響を避けられること。何しろ地震大国の
我が国・・・それ以外にも、台風や土砂災害など様々な脅威がある。
そして人為的なものとしては、世界一原発の多い日本。
その影響が深刻なのは、すでに俺達は経験で知っている。
海外移住者は、自国とは違う刺激的な環境の中で
成長を実感しながら暮らせる。
シンガポールのように日本以上に便利な国もあるし、
アフリカのようにサバイバルが必要な場所など様々あるが・・・
いずれにしても、俺のように海外という非日常が好きなあなたには、
刺激の多い海外移住。どんな場所でも生きていける自信がつき、
自分の価値観を拡げ、成長を実感することができる。
海外移住者がやりがちな失敗例
当然ながら、海外移住には危険も伴う。
脳天気な愚か者がフラフラ足を向けると痛い目に(笑)。
外務省がテロなどに関する様々な情報を発信し始めたように、
日本人にとっては海外には様々なリスクがある。
インドやフィリピンのようにまだ狂犬病が撲滅されていない
場所もあるし、それ以外の様々な感染症。
そして治安に関しては、
場所によって不安な地域が少なくない。
移住前にこうした情報に目を向けることなくノリや勢いで
海外に住むのは、失敗者になりやすいパターン。
蕨に住んでいた元バイト仲間の河北さん。
近所のフィリピンパブの女性にハマり、彼女に招かれるまま
マニラに移住。やがて退職金を使い果たすと、彼女や家族の
態度が一変し、家のつまはじき者にされた。
交通費の300ペソだけ握らされた彼ができたのは、
ロハス通りの日本大使館に助けを求めることだけだった。
このように現地の言葉や文化がよく分からないまま移住すると、
後悔だけを残して彷徨う放浪者になりかねない。
事前の準備をしっかりして、海外移住のメリットを存分に
享受できる成功者になってほしい。
海外移住仲間で、もともとモテる会計士だった箱崎さん。
克服法をガツンと学び、長続きのカップルの一人。俺と同じく
日本人より外国人の友達が多い変わり者だ(笑)。
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