ウズベキスタンを始め、海外の国に出入りするために
ビザの知識が必要なのは旅行者の常識。
しかし日本人は幸いなことに、世界でも稀にみる
信用度の高いパスポートを持つことができる。
ビザなしでも入国できる国がいくつもあるのだ。
では、ウズベキスタン入国には
日本人もビザが必要なのか?
現地を旅した男が真相を語る。
ウズベキスタンに行くのにビザは必要ないって本当?
結論から言うと、2018年2月に
30日以内の滞在においてはウズベキスタンのビザは免除となった。
要するに滞在期間が短い観光客は、
ビザが必要ないから気軽に遊びに来れるという事だ。
これは大きな利点。国にもよるが、
ビザを申請するのは安易ではないので。
ビザ代行サービスもあるが、そこまで
お金をかけたくない場合もある。
ミルズィヤエフ大統領によって署名された
『ウズベキスタンで渡航の潜在能力発展に向けて有利な条件を確保する』
ことに関する大統領令で、
イスラエルとインドネシア、韓国、マレーシアとシンガポール、
日本とトルコの国民にのみ30日間ビザが免除される事が明かされた。
もちろん、ウズベキスタンに到着する航空機の乗務員にも
当該のビザ免除が適用される事が述べられた。
また『電子ビザ(e-Visa)』の運用が開始される事も大統領令に掲載され、
この大統領令によってウズベキスタンにビザなし渡航できる国の数は
日本を含め7ヶ国から16ヶ国となったのだ。
ちなみにウズベキスタンは、以前からキルギスやアゼルバイジャンやアルメニア、
ベラルーシやジョージアやカザフスタンやモルドバ、ロシアやウクライナなどの国民に
ビザを課してはいなかった。
ウズベキスタンにビザが必要でない事のメリットとデメリット
パスポートは、基本的に政府が自国民に対して発給する対外的な身分証明証と
要請書が一体となった公文書であるのに対し・・・
ビザは基本的に自国への入国を希望する外国人に、政府が自国に入国するに
相応しいか相応しくないか、予備審査に合格した証として与えるもの。
審査の過程では、犯罪暦や所得額など自国の基準を適用する事ができる。
つまり外国人に対してビザを免除するという事は、その国が発行したパスポートを
すべて信じる事が前提で、自国の基準に則った予備審査を省略するという意味合い。
メリットとしては、さっき語ったように
申請する手間が省け、すんなり入国できる事。
受け入れ側からすれば、ビザを免除する事によって
観光客も含め入国者数が増えるので消費拡大に。
2010年度に中国人のビザ発給基準が引き下げられたのも、
観光客増加を目論んでの施策だった。
一方で、デメリットもある。
まず、審査が無くなる事により犯罪暦のある外国人が入国し、
治安が悪化する恐れがある点。
受け入れ側の国としては、低所得者が入国し不法就労により
国内雇用が悪化すると共に、結果的に不法滞在者を増やす事に
繋がってしまう可能性も。
その他にも、ビザ免除国のパスポートに関するセキュリティが甘い場合
当然ながら偽造のリスクが高まり、テロの脅威にさらされる恐れが増す。
これは、ウズベキスタンに渡航する日本人にとっても
他人事ではない。
まとめ。ウズベキスタンはビザ不要だが渡航情報に注意を
ウズベキスタンは、観光地としても魅力のある国。
ビザがいらず気軽に入国できるので、
ぜひ候補地の一つにしたい。
現地のセキュリティやテロ情報には、
当然ながら渡航前に注意を払っておこう。
黒人美女とバツイチ子持ちで恋愛した増本。
フィリピンへの仕送りについて最近やたらと聞いてくる彼は、
俺と同じく霊感もないのに見えないものを信じている男(笑)。
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