「とにかく話すのが苦手です。
特に大勢の前に出ると、頭ん中が真っ白になります」
まさに俺の目の前にいた・・・
話すのが苦手な後輩が。
霞が関に勤めていた頃、お気に入りの虎ノ門病院
近くのカフェで綾とはよくパワーランチをした。
話すのが苦手なままだと・・・
話すのが苦手だと、他人とうまくコミュニケーションができず
自分の思いを伝えることも難しくなる。
就職活動はもちろん、仕事に就いた後でも困ることになり
経済的に豊かになるのは困難。話すのが苦手だと、当然
パートナーを得るのも厳しい。
世の中というのは人の中なので、他人とうまくやっていけないと
平たくいえば「孤独」と「貧乏」に悩まされることになってしまう。
話すのが苦手という日本人はとても多いが、これは学校教育の中で
コミュニケーションを学ぶ機会が少ないのが理由の一つ。
また、気軽に他人に話しかけない
日本社会の文化も影響している。
話すのが苦手という意識が芽生えるのは、とにかく
コミュニケーションを磨くチャンスが少ないのが大きい。
日本では、核家族化で身内の間でもうまく
コミュニケーションがとれていない人が多いほど。
まして赤の他人となると、特に都会では基本的に無関心で
人としての認識がなく、まるで風景のような存在。
そして今は直接会って話すことや電話よりも、メッセージでの
コミュニケーションが中心なので、ますます苦手意識を持ったまま
歳だけを重ねていくことに。
話すのが苦手な人の克服方法
しっかり相手の目を見て話す。
これが苦手な人も多いが、まずは意識から。
それによって自信が伝わるし、あなたの誠実さが相手に届く。
表情を明るくすることを意識し、
少し高めのテンションで。
声が小さく聞き返されることが多いなら、
意識して声を大きめにし滑舌をはっきりさせる。
オーバーなくらいはっきりうなずく。
このテンポの良いうなずきができるだけで好感が持たれるし、
相手にしっかり聞いていると意思表示できる。
あと話すコツとしては、話題の選び方。会話が苦手な人は
これをしくじっているケースが少なくない。
相手の感情を乗せることができる、恋愛や家族の話、
小学生の頃の話などをテーマにしてみよう。
これによって相手の共感を得て、盛り上がることができる。
ネガティブなことを話すのは極力避けたい。雑談が
苦手な人は、ついさっきあった出来事など旬な話題を
中心にしてみるといい。
俺と同じ元ネガティブで、苦手な人付き合いを克服した
彼らは感謝されない自分をガツンと変えるため、人生逆転を図る。
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