あなたは、映画で英語をマスター
できることをご存じだろうか?
俺の身近にいるバイリンガルの一人、谷口は
大好きな名作「パピヨン」だけで日常会話が
ペラペラになった男だ(笑)。
映画を使って英語力を上げる
日本人でありながら英語がペラペラになった人間が
仲間を中心に俺の周りにたくさんいるが、共通点は「映画」。
つまりこの人達はほぼ全員、アメリカ映画など海外の映画で
リスニングのトレーニングをしてきたということ。
海外の映画が、英語英会話マスターの登竜門になっている。
映画で英語を学ぶのが良いのは、ネイティブ達が
日常使っているリアルな英会話を学ぶことができる点。
彼らが使う英語は省略や倒置を多用したり、覚えていないと
使いこなせないスラングや決まり文句だったりと、日本人が
学んでいる文法では通用しないものがほとんど。これを学ぶには
映画が手っ取り早い。
英語圏の映画はDVDで安く借りれるし、huluなどの動画配信
サービスもある。YouTubeなら無料で手に入るので、これを
利用しない手はない。
具体的に英語を学ぶには、
まず日常会話の多い映画を用意する。
俺のおすすめは、アカデミー賞を獲った「アメリカンビューティー」。
名優ケビン・スペイシーを始め、登場人物の英語がとても
聞き取りやすいので、特に初級者におすすめしている映画だ。
まずは日本語字幕つきで観て、内容をざっと把握する。
次に英語字幕で、そして最後は字幕なしでチャレンジ。
同じ映画を一日引きこもって何度も観返すと、リスニングの
負荷をかけることができ、とても効果的。
これはやってみると、実際その威力に驚く。
そして発音の矯正のためにはシャドーイング、つまり彼らの会話を
真似してすぐその後に続いて声に出し、スムーズに言えるように
なるまで何度も続けていく。
当然、彼らの使っていた英語のフレーズで自分でも使えそうなものは
都度メモし、覚えるフレーズとしてどんどんストックしていく。一つの
映画でリスニングとスピーキングの鍛錬になるので効率的といえる。
英語力を上げるなら映画以外にも
日常会話の多い映画を選ぶと語ったが、
この点では海外ドラマも適している。
「フレンズ」など英語学習のために有名なドラマもあるが、
あなたが興味を持てるものがベター。
映画もそうだが、あなたが興味のある内容であることはポイント。
ただし、SFなどは専門用語が多かったり会話が少なかったりするので、
その点は選ぶ際に注意を。
こうして高めたリスニング力とスピーキング力は、
外国人との会話の機会をたくさん設け、惜しみなく発揮しよう。
これであなたの、映画を使った
英会話学習の一連の流れは完結する。
映画を駆使して継続した、早大サークルの旧友エド。
脱出しようと決めたのは、人からどう思われているか
気にしない自分を確立できたから。
俺と同じように、「サラリーマンには二度と戻らない!」
・・・そうガツンと決意した彼は、力強く一歩を踏み出した。
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