仕事と人生・・・
これは、特に日本人にとって重要なテーマ。
人生のかなりの部分を占める仕事だが、日本人にとっては
特に仕事が人生に大きな影響を与えているからだ。
もっと日常的な視点で言えば、日本人は
オンとオフの切り替えが上手ではないということでもある。
霞が関の監査法人時代、26歳でダイレクトマーケティング
ビジネスを始めたことで、オンとオフの切り替えを強制的に
学んだのはこの俺だが(笑)。
仕事は人生の手段でしかない
当たり前のはずなのに、目的と手段が混同されてしまうのが
この「仕事と人生」というテーマ。
もともとは「豊かな人生」が目的で、
仕事はその手段であるはずなのに・・・
仕事そのものが目的になり、仕事イコール人生
になってしまう日本人が本当に多い。
これは、物理的に仕事の時間が人生の中で
かなりの部分を占めることも大きい。
今までは特に残業は当たり前、土日も仕事関係の人との付き合い。
有休もまともに取れず、人生のほとんどの時間を家族よりも
仕事に費やす・・・
これがまず普通ではないと、もう一度
認識し直すところから始めたい。
俺の場合、自分の人生の目的が20代半ばに
明確になって以来、仕事に人生を振り回されたくないと
強く願ってきた。
ここだけは、ずっと
変わらなかった自信がある(笑)。
仕事で人生を終わらせないために
まずは「何のために」自分が働いているのかを
明確に書き出すこと。
ほとんどの人は生活に必要な収入を得るためと言うが、
それ以外の部分が重要。
人間らしい部分、つまり自己実現のため、成長するため、
他人や社会の役に立つため、という部分だ。
ここに、本当に働く喜びがある。
そして、会社のためではなく
自分や家族のために働くという事実を
もう一度思い出してほしい。
自分で今の仕事を選び、自分の意思で続けているということを
再認識するだけで、仕事への取り組み方は変わってくる。
人生を豊かにするための手段である仕事・・・
それを自分の意思で選んでいる。当たり前のようだが、
これを常に意識したい。
半年や5年、10年・・・ある程度のスパンの中で
自分の理想のライフスタイルや本当にやりたいことが
実現できないならば、転職や副業、起業を考えてみる。
さらに、仕事で人生を終わらせないためには
あなたの身近にいる人達を大切にすること。
身近にいる人ほど袖にしがちだが、本当は
最も大切な存在であるのはあなたがよく分かっているはず。
俺のように海外に住んでいると、両親にもすぐに会えない。
そこで常に連絡をしたり、時間をつくって会いに行こう
という意識が働く。
一方で、友達は多くなくてもいいので数名の親友と
しっかりコミュニケーションしていく。
仕事に人生を奪われないために、
本当に大切なものを大切にできるようになりたい。
仕事でやりたいことが見つからないと悩んでいたのは、
決断をしたフィリピン人男性のモン。
コーチングの質問が得意な彼も、
俺と同じく結婚はいらないと語る男。
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