「facebookで友達ができたので行ってみたいんですが・・・
ミンダナオって治安どうですかね?」
仲間の加地さんが連絡をくれたのは、
パークモールのBo's Coffeeでウィニーと
お茶をしている時だった。
ミンダナオの治安の実情
ミンダナオはフィリピン南部の大きな島だが、ここは
広いだけに、治安の状況も場所によってかなり変わってくる。
日本人の記憶にも新しいのは、イスラム国や
モロ人民解放戦線との戦いで壊滅的になったマラウィシティ。
ここでは斬首を含め、イスラム国による
残虐な殺戮が繰り返された。
テロはどこにでも起こりうるが・・・特にミンダナオは
フィリピンにいるイスラム教徒のほとんどが集まっている地域。
もともと、現地の解放戦線は何十年もの間
政府との衝突を続けている。
その上、東南アジアを中心としたイスラム過激派の
テロリストに「都合の良い場所」として注目されているので、
紛争により治安は不安定になりやすい。
ちなみに、マラウィからそれほど遠くないカガヤンデオロには
友達のカレンが住んでいるが・・・ここには日本企業も進出。
そもそもミンダナオには日本人はもちろん、
日系フィリピン人も少なくない。
ミンダナオで治安の良いダバオ
あの過激発言で有名な(笑)
大統領の出身地ダバオ。
彼は、何十年も前に市長に就任してから「殺人の街」
といわれたこのダバオを、ミンダナオのみならず
フィリピンで最も治安の良い街に変えた。
ここは街のルールはもちろん、人々のモラルも比較的
しっかりしており、フィリピンの中ではマニラのマカティ
のように街が綺麗。
ミンダナオというよりフィリピンでは貴重だが、
女性でも夜独りで出歩けるほどの治安の良さ。
個人的には、マニラ辺りと異なりタクシーの乗車拒否が
ほとんどなく、また何も言わなくてもお釣りをちゃんと
細かく返してくれるのには驚いた。
また、近くのサマール島は外国人を中心に
人気のリゾートで、政府も治安に力を入れている場所。
結局ミンダナオの治安については、
場所を選べば問題ないといえる。
ただし日本の外務省が「今ミンダナオに行くことを推奨しない」
旨の通達を出すことが少なからずあるので、事前の渡航情報には
十分気を配りたい。
マニラやアンヘレスよりミンダナオのほうが治安が良いと
言い張るのは、バンコクのゴーゴーバー(特にバンコクの
俺と同様に炭水化物で太りやすい彼は、
今チェコのプラハにいる。
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